ノートパソコンの故障したHDDをSSDに換えたら、劇的に起動が速くなった。 | イテルギター教室~人生DIY~

イテルギター教室~人生DIY~

教室案内、イベント案内、旬のニュース等をお届けします。

 

 

今回修理依頼を受けたのはこちら富士通製ノートパソコン A572/E

説明がありません

スペックは CPU:Core i3-2370M 2.40GHz / メモリ:4GB / HDD:250GB /DVD-ROM ドライブ / 15.6"ワイド液晶

 

5年ほど前に僕が15000円で販売した商品。納品時OSはWindows7。

 

OSが起動しない症状で連絡を頂いた。

説明がありません

 

HDD異常が推測される。HDDを交換して、OS再インストールしたら復旧できそうだ。

以前から起動が非常に遅かったらしいので、ここはSSDに交換するのが妥当と思った。

 

早速分解して、HDDを取り出し、128GBのSSDに換えたらWindows7をクリーンインストールすることができた。

説明がありません

 

 

説明がありません

 

無事インストールできたはいいが、内蔵無線LANを認識しなかった。

メーカーページからドライバをダウンロードしてUSB経由でインストールしたら無線LANもつながった。

本体裏のプロダクトキーでアクティベーションもできた。

 

HDDの時は処理速度がもっさりでWindows10へのアップグレードは厳しかったのだが、

SSDに換えてから余裕ができたのでWindows10にアップグレードしてみた。

説明がありません

 

10年位前の機種なので、Windows10に対応していないか心配だったが、無事アップグレードできた。

メモリが若干不足気味だが、十分動く。

 

 

7から10にアップグレードすると、それだけでシステム領域を20GBほど使う。

クリーンインストールすると半分くらいで済むので、いつもならここで再度クリーンインストールをするのだが、

今回は個人用ファイルを残らず削除しての「初期化」をしてみた。

 

クリーンインストールだと2時間くらいかかるのだが、

初期化では1時間くらいで済んだ。

 

最初から10をクリーンインストールするのが一番早いのだけれど、

このPCはまだ10にしたことが無い可能性があったので、

まず7を入れて認証してから、10にアップグレードすることによって10のデジタルライセンス認証を済ませた。

 

 

 

↓初期化が済んでからの起動

 

充分速い。

メモリ8GBまでの増設の提案をしたが、

お客さんはネット検索と動画閲覧ができれば十分なので、要らないとのこと。

 

動作確認後、ウインドウズ10の最新バージョン21H2をインストールした。

本体を簡単にクリーニングして納品した。

 

今回の料金は

新品128GB SSD 3千円

SSD換装工賃 3千円

OS再インストール、セットアップ等作業料金 5000円

 

の計1万1千円。

 

壊れたHDDのデータ復元や、OS再インストール時のドライバをもっと探す必要があるとかなり料金は高くなるけれど

今回はクリーンインストールでいいとのことなのでこの料金。

 

納品後、240GBの内蔵SSDを新たに2つ発注した。

これでまた、急な依頼があっても対応できる。