僕は学級の前席窓際で女の子とカーテン越しに陰謀めいた話と音楽の話をして笑ってた。
担任が来たので席に戻った。
学期末か何かで学級の誰かがお土産を持ってきた。
こっそり食べてる生徒がいて
「先生いいんですか?」
先生は教壇にの手前まで来て
先生「ここまではいい。ここからは授業だ」
と教壇に登った。ざわついている教室がしんとなった。
それからなんやかんやあって先生は教壇で渾身のボケをかました。
先生「こんにち万年!」
当時流行りの芸人のネタだ。
なぜかその瞬間先生の髪がふわふっわのアフロっぽくなっていた。
僕は涙が出るほど笑った。
初めて、その先生を尊敬した。
もっと腹を割って話せばよかった。
そう思いながら目覚めた。