僕はたまちゃんと付き合っている。
たまちゃんにはダンナさんがいて、さらにもう一人の彼氏ワイパーさんがいる。
僕はたまちゃんに、ダンナさんともワイパーさんとも、深い関係を継続・深化していくことを望んでいる。
その結果だけを、ポリアモリという括りに入れることは可能だろう。
ただ、ちょっと待ってほしい。
僕が思うポリアモリは、関係するすべてのひとが等分に意志を反映している状態が望ましい。
現状は、どちらかといえば僕の意志を強く反映させていると思っている。
それはどういうことか。
僕の先天的な性質と
生育環境等からくる後天的な気質の両面から、順に説明していきたいと思っている。
今回はそれぞれの概略だけ述べていく。
僕は先天的に、直してリサイクルするのが好きだ。
たまちゃんと僕は、それぞれが壊れた状態で会った。
僕は、壊れた僕自身と、壊れたたまちゃんを直したい。
僕は、どう壊れているか実情を知りたい。
僕らは、そのままで在ることと、直すことの両方に合意した。
現状を深く知ったうえでそのままで在りたい、壊れた現状を修復したいという、
奥底からの願いを僕らはもっている。
願いを実現するための最適解として、付き合うことを選んだ。
他に方法があれば、別に付き合わなくてもいいと僕は思っている。
コツコツ検証してきて、未だに他のより妥当そうな方法は見つかっていない。
そして付き合ってきて、当初の意図は徐々に達成できている。
だから今も付き合ってる。
今後もそうそうこの方針は変わらないだろう。
そう思ってお付き合いを公開した。
一体それぞれの何がどう壊れていたのか。
どう直そうとしてきたのか。
どう直ってきたのか。
その辺を書いていこうと思う。
いっぽう僕は後天的に、自身が壊れる経過をたどってきた。
それは主に家庭内の生育環境からくるものが大きいと思う。
どんな環境だったか。
その環境に対し、僕がどんな態度をとってきたか。
どう働きかけてきたか。
そんなことを書いていこうと思う。
つづく