チセのギターを調整した | イテルギター教室~人生DIY~

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5月にオープンした就労継続支援B型「 Chi Tuk Chiset 」ことチセ

 

の非常勤職員として勤務して半月。

今日は常勤職員の成田さんと初お目見えし、

事務所に設置するパソコンの打ち合わせができた。

 

成田さんが利用者の方にワイヤーアートを教えている間に、

僕はチセに置いてあったクラシックギターをとことん調整した。

 

 

はじめはサドルを削ろうとおもったのだが、

オクターブが全弦高く、
弦高が全弦5mmほどで高く、

かつサドル高があまり残ってなかったので

サドルをはずしてブリッジに弦を直接のせることにした。

 

オクターブを下げるため、ヘッド側のブリッジを削って弦に当たらないようにした。

 

エンド側のブリッジに直接弦がのってもまだ弦高が4mm以上ある感じだったので

 

今度はエンド側のブリッジも削った。

 

さらにナットが高い。

具体的には全弦3fをおさえると1fと弦の間に1円玉が入るくらい。

そこで、こちらも削った。

 

 

だいぶ弾きやすくなった。

が、まだ弦高が高く感じる。

ネットのそりをみると、高音側が特に順ぞりしている。

ネック強度に対して弦の張力が強いようだ。

 

そこで思い切って

1弦を外して2弦に張り、

2弦を外して3弦に張り、

3弦は破棄。

1弦には9号のフロロカーボンハリスを張った。

 

テンションが弱まるとともにネックの順ぞりは軽減し、

1・2弦がやや音の詰まりが出たが、
丁寧に弾くぶんには気にならない程度。

 

最初の状態より格段に弾きやすくなり、

延々と弾いていても押弦する左手指が痛くならなかった。

 

何よりうれしいのが、勤務中にギターの調整をしても

特に問題にならないところだ。

代表鮒田さんのフトコロは海クラスに深い。

 

調整後試奏しまくっていたら、

利用者さんが気持ちよさそうに近くで脱力していた。


また、利用者さんの一人がカホンをたたいて
調整したギターとセッションしてくれた。

今日も楽しかった。

週二回チセに勤務して、

楽しくなかったことがない。

 

 

 

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