彼女と、新しい世界を創るために決めたこと① | イテルギター教室~人生DIY~

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僕には大好きな女の子がひとりいて、
彼女は僕のことが大好きで、
結構な頻度でケンカしては仲直りして、
多少無理しても一緒にいて、
僕の作ったご飯をすべからく感動して食べてくれて、
たまには片付けを手伝ってくれた。

彼女とつきあっている理由の中で、
自分で許せないものがいくつかあったので、
判断は抜きにして、ここに置いていく。

●僕は彼女に属していたかった
 どこどこの学校をでたとか、
 どこどこの企業に勤めているとか、
 そういう所属することでの安心感を、彼女に求めていた。
 彼女に属している僕は安定しているでしょ、という社会へのアピールもあった。
 僕が何者かを証明する立看板。
 結婚してるとか、資格をもってるとか、そういう社会的承認を、
 彼女と付き合ってることで得られると思っていた。

●「いい人」でいたかった
 彼女の欲求を満たすのが僕の役割だと思っていた。
 彼女がおなかがすいたといえばごはんを作るし、
 さびしいといえば話し相手になるし、
 寒いといえばあたためるし、
 具合が悪いから薬がほしいといえば買ってくる。
 彼女の役に立つことで、僕の存在価値を認めてもらおうとしていた。
 
●兄コンプレックス
 彼女を見守り、困ったときはいつでも相談に来なよ、という姿勢でいようとした。
 自分のきもちは置いておいて、ひたすら聴き、僕のことも話してよ、と言われると困った。
 ものわかりのいい顔をずっとしているうちに、自分の気持ちを話すのがむつかしくなって、
 つらかった。
 ポーズをとっているうちに、むきになって姿勢を変えることに抵抗するようなきもち。
 それでいて彼女が相談してくれるのがうれしくかった。
 いっぱい話してくれるのがありがたかった。
 ただいっぱい話してくれるだけじゃなくて、僕にも話すきっかけをくれた。
 一方的に聞き手にまわったり、一方的に話しかけたりしがちな僕に、
 彼女はバランスをとるコミュニケーションを教えてくれた。

②へつづく。