先日、PTA部会で高校の先生にまた良いお話を聞かせてもらいました。
その先生は最近、『読書断ち』 をされているそうです
受験の世界や教育関係者の間で、クリティカルシンキングという言葉が
やたらと使われていますが(過去記事
ご参照)、
植えつけられた知識より、自分の頭で考えて出す答えが求められています。
先生いわく、
「知識は大事ですが、それ以上に自分の知恵が大切になっています。
だから私はあえて読書(知識のインプット)をやめているんです。」
と。
確かにそうですよね。
いろいろな本を読んで、時々頭の中が混乱してしまうことがあります
本屋さんにはマニュアル本が驚くほど並んでいますし、
インプットはいくらでも機会があります。
それに比べるとアウトプットの機会ってなんて少ないんでしょう?
だから今までインプットに向けていた時間を、
なるべくアウトプットの時間に充ててみる。
ここで言うアウトプットは発表という意味だけでなく、
ブログに書いたり、自分の頭で考えることなどが含まれます。
学校の先生でさえ、そう努力されているのですから、
子供たちは余計にそういう練習が必要だなあと思いました。
やっぱり、現場の先生のお言葉はためになりますね~。
PTAの仕事は嫌われがちですが、こんな特権もあるんですね
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