"Discover→Japan"駅スタ (137)武雄 (138)嬉野温泉 | ERWのブログ/ERWの鉄道ブログ

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Photo Diary by the Eternal Railroad Watcher

週末ですねー。

 

SAGAシリーズの最後。

 

<データ>

線名・駅名:佐世保線・武雄

押印日:1972- (ERW父の蒐集)

絵柄:武雄温泉楼門

データ:

※肥前山口(現江北)を起点とする佐世保線で4つ目の駅で、更に4駅進むと松浦線(現松浦鉄道)の起点・有田駅がある。ちなみに武雄の一つ手前には有名?な人名駅「高橋」がある。

※何と言っても「武雄温泉」が有名で、そのため駅名自体も1975年に「武雄温泉」に改称されてしまった。個人的意見として駅名は本来地名であるべきで、安易な観光目的で「温泉」を付けるなどケシカランと思うのだが、「温泉駅」改称はその後も着実に増えている。

※絵柄の楼門は1915年に造られたもので、設計者はあの辰野金吾氏。やはり地元が温泉観光に腐心していた証左か・・・改名されてもしょうがないか。

※で、鉄ネタとしては何と言っても2022年、西九州新幹線開業時の起点となった駅。これで長崎方面の鉄道輸送形態が大きく変わり、博多からの乗客はこの駅で「リレーかもめ」から「新幹線かもめ」に対面乗り換えを行う仕儀となった。

※ちなみに「武雄」をひっくり返すと「雄武(おむ)」になる。これは1985年に廃止された興浜南線の終点駅名、ということで押印当時は「武雄→雄武」という「回文乗車券(*)」も作成出来た!?

 

*回文乗車券の例(表記上の回文・現在のJR駅名同士)

  町田⇔田町

  島松⇔松島

  佐和⇔和佐(発音上も回文)

  松下⇔下松

  山前⇔前山

  山下⇔下山

  和知⇔知和(発音上も回文)

  本山⇔山本

  羽鳥⇔鳥羽

  上田⇔田上  ・・・どれも直線距離では「武雄⇔雄武」に敵わない。。。

 

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<データ>

線名・駅名:国鉄バス嬉野線・嬉野温泉

押印日:1972- (ERW父の蒐集)

絵柄:下はズバリ温泉、上は・・・「嬉野茶」の茶摘み

メモ:

※駅スタは殆どが駅設置であったが例外があって、青函連絡船と一部の国鉄バスターミナルにも設置されていた。これはそのレアな1印・・・でも温泉行って何してたんだろう??

※バルターミナルなら鉄道駅よりミクロなので「温泉」が付いていてもERW的には不問だが・・・何とここに2022年西九州新幹線の駅が出来てしまった。もちろん駅名もそのまま「嬉野温泉」(駅とバスターミナルは離れているが)。地元観光業界はこの「天祐」を実感しているのだろうか?

※茶摘みが出て来て、知らなかったのだが、「嬉野茶」という特産がある様で。但し日本茶の産地と言うと「静岡茶」「宇治茶」「狭山茶」、あと三重県や鹿児島県も茶所だそうで、なかなか競争激しそうですね。

 

そう言えば西九州・長崎は47年来行ってないなー。西九州新幹線と路面電車狙いで行ってみようかな・・・温泉旅館は手が出せそうにないけど。

 

では皆様、良い週末を~。

※※