先週末は坂東三十三観音の5番札所、小田原にある勝福寺さんで御朱印をいただいてまいりました。
詳しくは先生のブログをお読みください↓
先生が買ってくれた 1本、3000円の蒲鉾。
先生は、ちょっとした贅沢だという。
いやいや、ちょっとなんてものじゃありません。
大それた贅沢です。
不思議なもので贈答用であれば、2本6000円以上の蒲鉾も選べる。
でも、自分の為となると、なかなか手が出ないのが庶民の自愛だろうと思う。
ステーキやお寿司に鰻…
天ぷら、とんかつだって、外で食べれば高価な食事だけど、
蒲鉾一本となると、よほどの覚悟がないと口に入れるのも勇気がいるんだよね。
特に先生と私は鳩の餌のようなチマチマしたものが好物で、夏ともなると先生は枝豆、私はとうもろこしと、仲良く並べた二つの鍋から幸せを貰ってる。
最近のお気に入りは、わさび漬けをワサビ代わりに醤油に溶かして蒲鉾を食べること。
いつもは焼酎派の二人だけど、
蒲鉾を食べる時は日本酒に登場してもらう。
酔鯨は値段も手頃でありながら、お米の旨みと料理を邪魔しない口当たりの良さが気にいっている。
と、言っても…
二口目あたりから味わいより飲み安さに任せて、二人で一本空けてしまうんだけどね。
幾つになっても貧乏性で、ケーキに乗っているいちごを最後に食べる癖も変わらない。
お金を幾ら持っている持っていないに関わらず、私が買えないものが世の中には沢山あるけれど、
たとえば明日、命の炎が尽きるとしても…
私は蒲鉾を大切に食べるに決まってる。
贅沢は敵でも罪でもなく、幸せと同じ、ゆっくり噛み締めるものだと思っているからね。
美月
にほんブログ村