友人の誘いでずっと行ってみたかった赤坂のさ行(さこう)さんへ。
住所非公開で基本的に新規の予約受付はおこなっておらず、既存の顧客・常連からのお誘いでしか現在は行けない模様。
とても貴重な機会をいただけたのでシェアします。
今回は奥にある8名席でした。
まずはシャンパーニュで乾杯。
最初の一膳。
・満月をイメージした玉子
・花見串(うなきゅう、サーモンとあわふ、長芋、明太だし巻き、いぶりがっことクリームチーズ)
・紅ズワイ蟹のクリームコロッケ
料理もさることながら、プレゼンテーションが最高。
奥の灯籠は大根を使っていたり、下に敷いてある筍の皮は金で塗っていたり。
近所の青フラで入手したらしい桜🌸
こうやって季節感を感じられるのが日本食らしくて素晴らしい。
こちらの箱は3月ならではって感じするよね。
中はこんな感じ
・もずく酢
・ホタルイカの酢味噌和え
・手毬寿司
お椀は一番出汁。
蛤しんじょとわかたけ(わかめと筍)、そして山菜(こごみ、菜の花、山うど、うるい等)
上品かつ美味しすぎる...
お刺身は、甘海老と鮪と平目。
漬けダレは、自家製ポン酢、黄身醤油、アンチョビ醤油。
いやーそれぞれの掛け算が面白い。
ちなみに黄身醤油とアンチョビ醤油はその後の酒のアテにw
・常識を超える東京Xを使った海老焼売
・道明寺粉を使った桜鯛の桜餅風
・鯛と鯛の白子炭火焼き
今までそこそこ色んなお店に行ってるけど、どれも斬新...
割烹の肉じゃが
野菜のすりながしのような、味噌を使ったデミグラス風ソースをかけて、洋風アレンジも。
・スッポンの水餃子
・さ行のスペシャリテごま豆腐揚げ
・スッポンの春巻き、蕗のとう入り
この時点ですでに満足度やばし...
にゅうめん。
なんか胃に優しく吸い込まれていくw
行楽弁当をイメージしたご飯ものは、桜鱒がたっぷり!
ていうか、これ単体でも充分満足できるレベルの質と量w
おそるべし...
そしてここまで書いてきてスイーツの写真を撮り忘れたことに気がつく←
・バナナボート→持ち帰り
・抹茶プリン→持ち帰り
・胡麻団子→持ち帰り
・りんごのシャーベット
・ブラッドオレンジのゼリー
飲んだ日本酒は大体このあたりとか、
このあたりも!
*
いやーすさまじいパンチ力のお店でした...
なんというか、おもてなしとか心意気をここまでダイレクトに体験したのは久々かもしれない。
それがサービス含めてお人柄の良さとか料理自体に表現されてるし、それでいて日本酒さんざんのんであの値段とは...いやはやあっぱれです。
これ新規予約取らなくても成り立つのが分かる。
いい店にはきちんと理由がある。
めちゃくちゃ勉強になりました!!