木原事件。
文春。
上からの圧力で、捜査打ち切られる。
当時の捜査の中心人物が、本名を出して、文春と18時間に及ぶインタビュー記事。
松本清張の「黒革の手帳」越え。
X子をめぐる政界がらみのミステリー。
今回の記事には、YとZが登場。
記事を書いた担当者は、エラリー・クイーンのファンなんだろうと、百田さんが推測。
エラリー・クイーンの「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」は、中学生の頃、単行本を買って読んだ。
内容はほとんど思い出せないなあ。
富豪の私立探偵が殺人事件の真相を発くというものだった。
探偵の名前は、ドルリ・レインだったかなあ。
「Xの悲劇」の犯人は、鉄道員だった様な記憶がある。
殺された男の指が奇妙に交差されていた。
これが、ダイニング・メッセージだった。
それは、Xの文字に似ていた。
しかし、それは、改札切符のパンチの跡だという落ちだったような気がする。
「Yの悲劇」、「Zの悲劇」の内容は、いまいち思い出せない。
子供が殺人犯だったというのが、「Yの悲劇」かなあ。
Yは、死語になったヤングの頭文字かなあ。
ちょっと前に、森村誠一が亡くなった。
もともと、松本清張とか江戸川乱歩の小節が家に置いてあったので、中学生の頃から、彼らの作品に触れていた。
社会人になってから、松本清張の延長線で、森村誠一も読むようになった。
森村誠一の作品には、国会議員の大物の息子が殺人を起こして、どうのこうのという筋の作品が幾つもあったなあ。
というか、そういう筋書きのミステリーが蔓延してたなあ。
元はと言えば、松本清張かなあ。
「黒い霧事件」は、誰がからんでいたっけ。
岸、佐藤栄作だったか。
安部つながりかなあ。
しかしなあ、木原事件は、良くできたミステリーだなあ。
現実は、小説よりも奇なりだよ。
恵美ちゃん、星になる。 創作ノート その5
恵美ちゃんの葬儀は、6月28日に行われた。
家族葬に訪れたのは、恵美ちゃんの姉と妹の親族だけだった。
そして、etekoだけだった。
親父の7人の兄弟で、残っているのは、2人になってしまった。
恵美ちゃんの姉は高齢のためか、来なかった。
親父の兄弟で、残っているのは、久慈浜と青葉台の叔母さん二人になってしまった。
会葬に訪れた親類は、10人にも満たなかった。
家族葬とは言いながら、寂しい家族葬だった。
義之さんの時も、この場所で家族葬をやった。
あの時は、恵美ちゃんも、息子の車で訪れた。
あの時が、生前の恵美ちゃんを見た最期だった。
ナカちゃんの三周忌が、過ぎたのが去年だ。
ナカちゃんが、亡くなった一年前に、義之さんは亡くなった。
だから、恵美ちゃんを最後に見たのは、5年前になるのかなあ。




葬儀を終えて、鞍掛山の火葬場に時間を合わせて行く。
来るときは、妹のブーさんにむかえに来てもらった。
ブーさんは、月末で仕事があるということで、葬儀場に顔を出して、献花の花代などを払ってから、すぐに帰った。
etekoは、鞍掛山の火葬場に行く車がなかった。
恵美ちゃんの息子の軽に乗せてもらって、鞍掛山の火葬場に向かった。
帰りは、田尻のetekoハウスまで、タクシーで帰ることに決めていた。
火葬場に着くと、棺は、すぐに、火葬室へ、
恵美ちゃんとの最後のお別れ。
恵美ちゃんが星になるまで、火葬室の体面にある待合室で、お昼。
このお昼って何て言ったけ。
献杯もなかったなあ。

訪れた親類は、7人。
男は、喪主の恵美ちゃんの息子とetekoの二人だけだった。
後は、久慈浜の叔母さんと姪たちだけだった。
向こうの机の4席に姪たちが座った。
etekoのところに、恵美ちゃんの息子とeteko、そして久慈浜の叔母さんが座った。
etekoは、親父の兄弟の甥や姪との付き合いは皆無だった。
姪たちの名前も、顔もわからない。
精進落としだ。
食事の仕出しは、包装の紙に、「うおまさ」と言う文字を見つけて、久慈浜の叔母が、「うおまさ」は、昔、家で米を卸してたよといった。
久慈浜の叔母は、実家の米屋で、嫁に行くまで、配達などで、家の家業を手伝っていた。
30くらいまで、実家の家業を手伝っていたような気がする。


待合室の外は曇っていた。
この時は、15時ころから、雨が降る予想になっていた。
鞍掛山の火葬場は山の上のほうにある。
外に出ると、太平洋が臨める。
目の前に見える山が、神峰山だなあ。

