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彼は特別だったよ

何もかもが解らなくなるわたしを
大多数の男の人のする様に諭すわけでなく
ただ 他人として 最高に優しく触れてくれた

ただ触れてくれれば良いことを
わたしのことを実質的に放っておくことを
それらをしてくれた

一般的に見た 良い方向 に
持っていくためにはどうすれば良いか
あれやこれやと論じてくれるより
それらをすることが本当の優しさなんだと
教えてくれて 思い知らせてくれた

本当の意味で
わたしの根底などを
知っているからこそできる業

彼は特別だった
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君が離れて行ってしまうことは
悲しかったり 切なかったり 寂しかったり
もっとそういった類の感情を生むものだと思ってた

あたしは ただ 虚しいよ

気持ちが薄れたからか
記憶が霞んだからか
何にせよ 大きな空虚感

愛じゃなくても 恋じゃなくても
君を忘れることなんてできない きっと

有名なあの歌みたいに
そう 思えることが
わたしのしあわせ
この空虚感すら もうけものかもしれない
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そうやって いつも
わたしを褒めに戻って来る

ありきたりな言葉を使うとしたら
“君はズルイ”

君はずるいよ
またわたしは君のために張り切るのね
またわたしは君のために頑張るのね

愛しい君が戻って来た
今回もやっぱり 隣ではないけれど
今回もやっぱり 自分のためのわたしだけれど

ぐるぐるぐりり 回る季節で
色鮮やかで穏やかなあの夜が蘇るの