ガラクタとオモチャ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

こういうのはガラクタ。


いかにパテックでも


要らないと思ったら、ガラクタ。


ましてや、客が求めるものを売らず


バーター的に買わされるなら


余計にガラクタ。


値段や素材や、この際至高の技術云々も


問題ではない。パテに限らず


どんな雲上ブランドでも同じだが。


ま、当たり前だわな。買える買えない


ではなく、買えても要らん。そんなん


仮にただでオファーされても要らん、


というモノは、時計に限らず


世の中には多々あるわけで。




遠い昔、子供の日に買ってもらった


オモチャの方が、まだよほど夢があった。


そこにはドロドロしたもの、


チンピラ的な所業がなかった。


欲しくもないガラクタを買わされて、


仮にウェイティングリストに載っても


また更に待って‥‥なんてないわな。


素直に欲しいと思ったら、


それを親にセガんで手に入る。そんな


子供の立場を回顧するが、羨ましがって


いるのではない。オモチャみたいに


フツーに客が望んで探して店頭で買える。


そんな当たり前の状況を懐かしんでいる。


時計はオモチャじゃないゾ、って⁉️


いや、あんなもんオモチャですよ、


大人のね。ただ、オモチャになる時計は


いいが、ガラクタになる時計は


とにかく始末が悪い。




欲しいものを買いたいと思い、


店で買うとはどういうことか、


子供の日に素直に考えてみる。