帰還③ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

5039はパワリザインジケータがない。


したがって、巻き上げ残量がわからず


けっこう巻き上げたつもりが、


一番トルクを要する0時近辺を前に


止まってしまうことがよくあった。




今回、脱落パーツを取り付けた後の調整で


そこをどう扱ったかは不明だが、


とりあえず今後付き合う上で


インジケータのある5085でなるべく


いろいろ知っておき、5039に活かそうと


5085を純正ワインダーにかけた。


8時間で42時間の分巻き上げがあった。




だとすると‥‥以前、5039を


就寝中ワインダーにかけ、日中装着した


にもかかわらず、その夜0時前に止まった


って、明らかにおかしいわな。百歩譲って


装着時の運動量が足りなかったにせよ、


約2日分弱の巻き上げ残量があったはず。




そこで5039を夜23時から翌朝7時まで


計8時間ワインダーにかけた。


以前止まった時と異なり、今回は


翌日日中、敢えて装着せずに放置し、


その夜0時を無事乗り越えられるか


試してみた。同じ240系キャリバーで


多少個体差はあっても、巻き上げ効率が


大きく異なることはあり得ないはず。


同様に42時間分巻き上がっている前提、


普通は問題なく0時を乗り越えるはず。

(なんでこんなこと心配してテストせにゃならんのだ❓これ天下のパテックだろ⁉️)




ドギマギしたが、


結果的にはこの0時は難なく通過。

17/42時間目


翌日は朝から晩まで装着したが、

24/42時間目を経過)


自分でも運動量が不足、巻き上げが


明らかに足りない印象を持った。案の定


その日の0時を前に11:40で止まった。

41/42時間目を前に)


上記については、5085装着時


日中運動量の少ない日に確認したら、


解けた残量と巻き上げ量が相殺され


インジケータの針がほぼ不動ということ


もあった。今回5039でも同じだった


とすれば、この42時間弱のパワリザは、


240系のパフォーマンスとしては


まずまずだったかと胸を撫で下ろした。


ワインダーに10時間以上かければ


おそらく以前のようにカタログ値以上の


50時間に届くと思えて、帰還後初めて


ポジティブになれた。