何考えてるの⁉️ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

何考えてるの⁉️と言われるようなコトを


やっていられる喜び。 


道楽に多かれ少なかれ金を費やすことは


側から見たら「何考えてるの⁉️」的な


トンデモない、場合によってはフザケた話。


それをやっていられる環境に身を置ける。


それはささやかな幸せだ。




輪島市朝市通りの被災者の方が、


「苦労して集めた切手などのコレクションが

皆焼けてなくなった」


と嘆いている姿を報道番組でみた。


それを聞いてふと思った。


震災のみならず水害にも言えるが、


幾多の方々がオタ的コレクションを


失ったことだろうか。

(何よりも大切な人命、住居や財産等、ここでは敢えて切り離してシュミ道楽の観点から取り上げています)




津波にしても火災にしても、命からがら


着の身着のまま逃げるのが精一杯の状況で


後に残した家がなす術もなく焼けたり


流されたりする。そうして灰になったり


海の藻屑になったオタたちの


貴重かつ希少なコレクションは


これまで災害が起こる度、各所で


少なからずあったことだろう。


瓦礫の山を見た時、もしかしたら


そういうコレクションの残骸が、


被災したオタさんの思い入れの断片が


静かながら重い主張をしている


そんな気がしてならない。




だから、常にけっこう考えるのだ。


コレクションは災害時、場合によっては

最悪置き去りだ。仮に貸金庫であっても


立地によっては、流されずとも


灰か溶解状態になる可能性はある。


コレクションを維持するというのは


機械機能の維持のみならず、あらゆる


災害から守ることも含む。




何考えてるの⁉️の向こうに


こんなことも考えてるの!!


も実はあったりする。


だから、幾多の命も、オタの思いも、


コレクションと思い出も‥‥全てが


失われてしまう災害は


心が痛むし、本当に怖い。しかし、


そのレベルだとなす術もないのも事実。