Cal.240の特性② | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

同タイトル①とは異なり、今回は


逆に動かしてみてわかること。




5085は、購入時タイムグラファーで


測定してもらったら、平置きで


+7〜8秒/日のデータをもらっていた。


購入直後、早速軽く手で巻き上げて


装着し続けると、2日ばかりは+5秒。


ところが、分母、つまり装着した日数が


増えるほど、3.5秒/日、続いて2.7秒と


数値は小さくなった。


身に着けているほどよくなる。




これは魔性のキャリバーだ。


巻き上げ効率は決して良くないが、


使えば使うほど精度は安定する。


そう実感する。同じことは


5039永久カレンダーでも感じた。


身に付けていてきっちり仕事する。


だとすると240系は、なんと可愛らしい、


愛着の湧くキャリバーだろうか。




ただ、フル巻き上げ後、一日でも


外しておくと、進みは少し加速する。


要するに


毎日ハメ続けてこそ安定して出る精度


と理解すればよいだろうか。


ちなみに、フル巻き上げ状態を起点に


10日間装着し続けて


再度計算すると日差は+1.3秒❗️




ハメ続ければ続ける程、


馴染んで手離せなくなる。


ステンレスだから


また使い勝手がいいのも。


時計オタたらしのタイムピース❤️