名機3970の陰でパッとせず知らぬ間に
ディスコン。しかし、個体数が少なく
今さら高騰しているレアモデルが5020。
TVスクリーン型のこういうの、
パテックって懲りずに作るよね。
正直ダサダサとしか言いようがない。
まだ永久カレンダー5940はマシだが、
年次カレンダリオ5135なんてスゲーな。
そういう意味ではノーティラスも紙一重。
まだジェンタマジックで
うまく処理されているが、パテックの
デザイナー陣が手がけていたら多分
コテコテTVスクリーン型のおよそ
スポーティーと言えないシロモノが
出来上がっていたかも。
ノーティラスって、そこがビミョーな
グレーライン上にある、と私はみる。
サイドの耳とかブレス形状、そして
ステンレスの美しい処理で、
TVスクリーン形状に意識が届かないが。
さて、冒頭3970と5020みたいに
同じキャリバー搭載でも、
ケースやモデルの違いで
方や大売れ、方やディスコン、そして
そのディスコン側がかえって高騰
なんてのは、モデルの知名度の差こそあれ
パテック史上にはあっただろうし、
今後もあるんだろうな。
そういうのを掘り出すのも面白いかも。