事の始まりは、1年ちょっと前の
夜行塗料が飴色のパテックもあるんだ
という印象が強く残っている。当時
5085というレファレンスさえ認識はなく、
あー、STのプチコン!あったねぇ
ぐらいに思い出した程度だった。
価格はその時も既に高かった。
いい時計だけど、パテックのこれに
この額は出せないな
と率直に思った。今思えば、それは
永久カレンダー5039を買う前だったから
その気になれば5039用に集約した時計を
こちらに当てることもできたわけだ。が、
モチベーションはそこまで上がらなかった。
以前の記事でプチコンをかなり揶揄した。
そのお前がなぜこれなんだ⁉️
との声が聞こえて然り
(いや、あの記事で完全否定はしてないし、「一つ持っていてもいいぐらい」とは書いておりましたが)
今回、やはりステンレスというのがミソ。
これ、ノーティラス5712と同ムーブだが、
当時ノーティラスにプチコンの展開はなく、
このプチコン搭載モデル自体も、基本的に
5054、5055のゴールド革ベルト仕様のみ。
が、ネプチューンのスタイルを取って
(2002年版で本国から送られたこのカタログには、不思議なことにネプチューンでなく、complicated watchesの項目で紹介されている)
ポツンとSTで出ていたのだった。しかも
(YGバージョンも存在はする)
製造はわずか6〜7年。2005年ディスコン。
一方、240系キャリバーでもって
このデイト+ムーンフェイズ+パワリザ
+スモセコというのは、くどいようだが
他はこの後出たノーティラスのみ。
もちろん、ノーティラスは同じノーティラス
として無垢素材のメタルベルト、革ベルト
両方の仕様で展開している。
いずれにせよ、ノーティラス5712は
現在プレ値1600諭吉以上。異常だな。
対する5085の価格は1/4前後。
ノーティラスに1200諭吉余分に払う人
って何なん?資産価値的な満足感?
(否、人様のことはとやかく言うまい)
ここで改めてノーティラス‼️
以前6桁スポロレはヒラメと揶揄された。
が、ノーティラスこそヒラメやん。
しかもデカいヒラメ。デカヒラ。片や
5085のブレス、これはこれで最初は
爬虫類かと思った。が、しかしだ。
これ、ノーティラスよりスマートだし、
よく見るとノーティラスより
腕に馴染みそうだよなぁ。
むしろ、カッチョええんとちゃう⁉️