取っ掛かりは‥‥ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

5205との実質的邂逅は、2月のこと。


買うことはまずないが見るだけならタダ💦

(当時は全く考えていなかった)


と、訪れたショップで記念のつもりで


ショーケースから出してもらい手に取った。


想像以上にデカく、ズッシリ重かった。


逆Rベゼルが予想に反して良い。


同じ目先僅か20cmあたりで見るにせよ、


自分と時計を隔てるガラスが取り払われ、


じかに触って三次元の立体造形を


視覚と触覚で捉えられるのは、


ケース越しにガラス&フラストレーションの


バリアとともに見るのとは大違い。


直接手に取って見たからこそ、それが


この半年に渡って残り続け、徐々に成長し、


気持ちを揺り動かし、その結果検討を重ね、


満を持して購入するに至った。




ロレ正規店のやり方が絶対的にマズいのは

変に勿体ぶって、たとえダミーにしても


そこにある物を手に取って見せることを


させないってこと。




取っ掛かりは実際にブツを手に取ること。


これ基本であるし、絶対大切。


玄人やオタには、経験値をもとに湧く


インスピレーションがある。


また仮に一見や素人であっても、


目前のホンモノの出すオーラや空気感、


それをその場で感じる刺激や直感


みたいなものはある。そういったものと


製品が訴えかける何かが相交える機会。


その接点の要が、ショップで


直接ブツに触れて見てみること。


その要を与えないというのは


いかがなものか。そう考えるとやはり、


あの売り方って変、理不尽、傲慢‥‥


というより許せないな。