5205への道① | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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ありのままに‥‥

年次カレンダー購入にあたって


初代5035を当初は考えた。


面倒臭いムーンフェイズは

(後継機には付いている)


年次カレンダーには不要と私は考える。


このカレンダーの実用性や意味だけを


考えたら、そもそも要らない。だからこそ


一層5035をターゲットに絞っていた。


ただ、難点はインダイアルのイビツな


レイアウトとインデックス文字フォント、


更にアンバランスな太くて短い針。


大昔、〝短足〟という言葉があったが、


まさにこの針はみっともないレベルの


〝短足〟としか私の目には映らなかった。


このあたりが最大の躊躇した点。それに


指針式インダイアルは5039と被る。


それもねぇ。




最初から除外は5396。ダブルギッシェが


ブランドロゴとGENEVEに挟まれ、


サイズも小さく視認性に問題あり。また、


長短針が干渉する時間帯あり。


加えて、曜日・月表示の適度な主張は


この種のカレンダー時計では大切な要素


だが、控えめというよりアンバランス。


昔の名機のデザインに依存し過ぎる点


も気になる。オマージュと言えば


聞こえは良いが、名機復刻を匂わせての


セールスに傾いた打算が見え隠れ‥‥

(後に記すが、これは技術面では評価すべき優れた点ではある)


しなくもない。外装では更に、


ケースサイドにオフセットに付いた竜頭。


薄さも含めてアンバランス。扱い難そう。


その割に価格設定は高い。昔から


この印象が強く、検討さえしなかった。




実は5205も当初全く考えていなかった。


いや、正直言えば5396以下だった。


こんなずんぐりムックリのサイド穴あき、


誰が欲しい?問題外、ハイ、The End❗️


それなのに、


しれっとちゃっかり買っている‼️




では何が起こったというのか?


何がそうさせたのか?


に続く】