改めてWMTを | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

久々にWMT。


ロイヤルマリンのネイビー。


軍用サブマリーナ5517ベースで


本家を立体的に知る人でない限り

(所有するなど身近に触れてない限り)


違和感はないだろう。




WMTにはずいぶんご無沙汰だ。


「最近全く出さないね、飽きた?」


と知り合いから尋ねられることも。


飽きてはいないさ。昨日の記事の通り。

マイブームがあるからね。




しかし、パテック5039あたりから


思うところはかなりある。5039は


機械は汎用ではなく、メゾンを代表し、


グラコンの一端を担う名機とされる


基幹キャリバー。また、ネオヴィンテージ


の部類だが、ヴィンテージ感を前面に


押し出して売りにするものでもない。


それに対して、


WMTの方は、ムーブメントは汎用で、


機能や機構は最低限でシンプル。しかも


ヴィンテージ感を売りにする。が、


これは見せかけの巧みな作り物。


それぞれ、精巧さを追い求める場所が


片や機械、


片や見てくれ。


そういう意味では当然、


後者は本物ではなく、似せているだけ。


本家が無かったら、生まれえなかった。


したがってかなり低く見られるのは


致し方ないこと。ともかく


お互い対極をなす時計たちだ。




ただ、こう言ったからといって


WMTを揶揄しているわけではない。


互いにそれぞれの世界を持っている。


作り手が目指すものや、


売る対象としている相手は


根本的に異なる。したがって


パテックとWMTを比べても意味はなく、


買う者がその意味を見い出す。これは、


唐突だが例えば、開閉式ルーフの


ベンツのSL550とダイハツCopenを比べて


スペック云々するのと同じ。意味がない。


どちらか一方だけ買う人間が大半だが、


買う人間は両方買う。それでいい。




両方買った私は

(5517じゃないですよ💦上で引き合いに出した5039ですよ‼️)


今日はWMTをハメたくなり、


秋の晴天下楽しんだ。


それでいい。


今後もそれは同じ。