尾錠の美女② | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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村松さんちで見せていただいた尾錠。


ロードマーベル用と思しき型。

カラーはゴールドとシルバー。


私のにはレプリカがハマっている。

似て非なるものだなぁ、残念ながら。


雰囲気を味わうだけなら遜色なし。




だがオリジナルはやはり違う。


単にメッキの色違いと思っていた


だが、ゴールドとシルバー、よく見ると

サイドの形状がそもそも違う。


Sロゴの形や丸みも若干異なるようなので、


この二つが、単なる色違いというより


そもそも付いていたモデルが違うのか?


ロットや下請け業者の違いによるものか?


私自身が全く勉強不足なのだが、


フリマやオークション系サイト等で見ると


キングセイコー or ロードマーベル1st用


と謳っているものも多い。こればかりは


たくさんのブツを見て見ないと


何とも言えない。歯痒いところ。




先日入手のレプリカ↓と

オリジナル↑で比べる。


かくも異なる。形状はもちろん、そもそも


素材も。やはり似て非なるもの。


90°回転、尾錠サイド正面の絵図も異なる。

オリジナルはサイドガードの下方向への


張り出しがより大きい。所有する数少ない


当時の無銘アルミ尾錠に共通する特徴。




つく棒の太さもやけに違う。


アルミの強度の問題もあるから太いんかな。


見た目の絵柄だけの問題ではないんだなぁ。




美しい尾錠(尾錠の美女)は当時のオリジナル、


と短絡的に考えるが、雰囲気も醸し出しつつ


強度や実用性を有するという意味では、


レプリカも充分美女と言える。もっとも


この記事、単に「尾錠と美女」という、


オヤジギャグ的な語呂に誘発されたのも


半分はある。桑田佳祐の曲


「スキップビート」のサビのフレーズは


「スケベー」という音が元で、そこに


歌詞を合わせたというから、


オヤジギャグ的な語呂だって


まんざらではないだろうか。ま、


尾錠に限らず、美女を追い求めるなんて


ガラじゃない。尾錠もほどほどにニヤニヤ