真の普段使い | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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人生漫ろ歩き 時を刻む
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ありのままに‥‥

普段使いの一本。


しかし悪い意味は全くない。


むしろ、全てのバランスが取れていて


これ以上ない一本とも言える。


ロレックスを腕にして四半世紀。


ここに至ってやっと巡り会えた一本。


いや、それまでも何処かで見かけていた。

ただ、私がロレオタとしてあまりに幼く、


じっくり向き合えなかっただけだ。




時計のサイズは、世のトレンド、


自分の中のトレンドがあるから、


何を持って大きい小さい云々するかは


難しい。が、少なくとも今の自分には


5桁以降の典型的スポロレは


やはり少々大きいか。その点

(とは言ってもハメますよ、もちろん)


14010は34mmで程よいサイズ。




俗にスポロレと呼ばれる


プロフェッショナルモデルは、現代では


個の生活スタイルにそれぞれアジャストして


使うものであり、一部の人間を除いて


プロフェッショナルとしてのスペックは


形骸化しているに等しい。だから


状況さえ許すのであれば、


コレクションのバラエティを増やし、


シーンと気分に合わせて使い分け出来れば


それに越したことはない。が、


そんなの一々合わせられないのが現実。


ごくありふれた日常にあれこれ考えず


ヒョイと腕に乗せる時計ならば、やはり


素でピュアでなければならない。




そんな一本はどこにあるのか?


今にして思えばファーストロレだった


合型デイトジャストは我ながら


アッパレな選択だった。小振りながら


ロレックスのエッセンスが凝縮。


気兼ねなくハメられ、信頼できる


よきパートナーだっだ。しかし結局、


サイズのトレンドも相まって、


15、6年ほど愛用して手放した。




以来私にとってのこのカテゴリーの時計


長いこと不在だったような気がする。


他メーカーの時計にも手を出したが、


結局それは見つからなかったということ。


他メーカーも4桁ロレも 60年代後半だと


やはりいたわって使わねばならない。


しょせんはヴィンテージ。気遣いか


解放されることはなかったというわけ。


詰まるところ、タフにガンガン使える


5桁ステンの非スポロレを探してた


ってことだろ?


いや滝汗‥‥💦


うんニヤニヤ

ステンだけど、更に私の中では


いろんな拘りが削ぎ落とされて


中三針のシンプルなオイパペ


エアキングになった、ってことだね。


ここまでダラダラ書いたが、つまりは


25年前には選べなかった、


今の私だからこそのchoiceが


これというわけなんだ。