10月2日に行われた「G7首脳のオンライン会議」に高市総理が欠席したことが問題になっている。
ほならなんで代理出席の人は参加できたん? https://t.co/fc5qc9pIdD
— 菅野完 (@noiehoie) October 16, 2026
高市早苗首相は16日の参院予算委員会で、先進7カ国(G7)首脳による2日夜のテレビ会議を欠席した理由について説明した。会議の開催時間が直前まで分からず、回線の接続、設定のために業者を手配するには時間が間に合わなかったと強調。(共同通信)
米メディアThe Hillは、当該G7オンライン会議を「G7 leader zoom」と表現している。
また、India Todayが、ファティ・ビロル事務局長のオリジナルのX投稿のスクショを掲載しているが、画面のグリッド表示などZoomに似た形式である。
「Zoom」には、セキュリティを強化した専用バージョンや政府向けセキュア回線のzoomが存在する。日本でも、政府機関向けにセキュリティを強化したZoomの特別仕様が実際に提供されている。
「Zoom Japanese Government Preset(ISMAP対応版)」
Zoomのような商用ベースの政府セキュア版が国際会議で使われるのには実務的な理由がある。
各国首脳や事務方、同時通訳者などが使い慣れているUI(ユーザーインターフェース)であるため、接続トラブルや操作ミスが起きにくく、緊急時の会議立ち上げがスムーズになる。
また、G7などの多言語会議では「複数の通訳チャンネルをリアルタイムで切り替える機能」が必須でZoomはこのマルチリンガル通訳機能を強みとしており、国際会議で多用される大きな要因となっている。
実際、外務審議官(日本側のシェルパ)が問題なく代理出席できている。
審議官が日本政府の代表として画面に接続し、発言や協議を行えていたということは、主催国フランスとの回線接続、セキュリティ認証、通信プロトコル、音声・映像のやり取りなど、Web会議を行うためのインフラ自体はすでに確保されていたことを意味する。
代理出席が可能であった以上、「事業者が間に合わず回線接続や設定が整わなかった」というのは、システム全体の不通を理由にするには技術的に辻褄が合わない。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領が主催したG7首脳のオンライン会議の中継や録画は公開されていないが、会議の画像は、国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長が参加した後、Xで共有している。(オリジナルのX投稿は削除済み)
その画像では、グリッド表示に、マクロン仏大統領をはじめドイツ・イタリア・カナダの首相、英外相、EU委員長、日本の遠藤和也外務審議官などの顔が並び、トランプ米大統領の枠はカメラオフ(名前表示)になっていた。
首相動静 10月2日
午前8時現在、公邸。
同9時49分、公邸発。同50分、官邸着。
同10時から同38分まで、閣議。同44分から同54分まで、復興推進会議。
同11時42分から同53分まで、カタールのムハンマド首相兼外相と会談。
午後2時11分から同30分まで、ビデオメッセージ収録。
同3時30分から同52分まで、新聞・通信各社の論説委員らと懇談。
同3時53分から同4時15分まで、在京民放各社の解説委員らと懇談。
同4時22分から同43分まで、内閣記者会加盟報道各社のキャップと懇談。
同5時4分から同21分まで、市川恵一国家安全保障局長、原和也国家情報局長。同22分から同31分まで、原氏。
同6時26分、官邸発。同28分、公邸着。
同6時30分から同7時45分まで、自民党の麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長ら党役員と会食。木原稔、尾崎正直、中西祐介正副官房長官同席。
同10時現在、公邸。
G7首脳のオンライン会議の概要 10月2日
- 日時: 2026年10月2日(日本時間午後9時半頃から約30分間)
- 形式: オンライン(ビデオ会議)。非公開。
- 主催: フランス(G7議長国)のマクロン大統領が招集。
- 議題: 中東情勢(特にホルムズ海峡関連)の影響でディーゼル燃料(軽油)を中心としたエネルギー価格が高騰し、世界的な供給逼迫と市場の不安定化が深刻化。エネルギー安全保障と市場安定化のための協調対応を議論。
参加者
- フランス: マクロン大統領(議長)
- アメリカ: トランプ大統領(カメラオフの状態で参加が確認された)
- ドイツ: メルツ首相
- カナダ: カーニー首相
- イタリア: メローニ首相
- EU: フォンデアライエン欧州委員長
- イギリス: エディ・ミリバンド外相(バーナム首相:父の葬儀のため代理出席)
- 日本: 遠藤和也外務審議官(G7シェルパ。高市首相:代理出席)
- その他: IEA(国際エネルギー機関)のファティ・ビロル事務局長
G7首脳オンライン会合(2026年10月2日)で決定した協調措置
1. 石油備蓄の協調放出
- 放出規模と期間: 4カ月間で計1億バレルの石油備蓄を放出します。内訳としては、IEA加盟国が原油5000万バレル、欧州諸国がディーゼル燃料5000万バレルを拠出します。 [日経1, BBC2]
- ディーゼル(軽油)の優先: 世界的なディーゼル価格の高騰を抑制するため、最初の20日間で相当量のディーゼル燃料を市場に集中放出する(フロントローディング)措置がとられます。 [BBC1, 日経2, BBC3]
2. 決定の背景と目的
- 価格高騰への対応: 中東情勢(ホルムズ海峡の航行難)やウクライナ戦争(ロシアの製油所への攻撃)に起因する、世界的な燃料価格(特にディーゼル)の急騰を抑え、エネルギー供給を安定させることが目的です。 [フランス大使館1, 日経2]
- 輸出禁止措置の回避: 米国のトランプ大統領が示唆していた「ディーゼル燃料の輸出禁止」などの保護主義的な動きを牽制・回避し、G7としてエネルギー禁輸政策をとらない方針を再確認しました。 [BBC1, 日経2]
3. その他の合意事項
- 航行の自由の確保: 供給網の要であるホルムズ海峡や紅海における「航行の自由」を完全に回復させるため、継続して協調行動をとることで一致しました。 [フランス大使館1]
高市のG7オンライン会議欠席の言い訳 X投稿 10月5日
10月2日夜に、G7オンライン首脳会議が行われました。
ディーゼル価格の高騰が国際的な課題となっている中、「欧州の備蓄放出が遅れていること」を背景として開催されたものであり、特に「欧米等のディーゼル価格などへの対応」について焦点を当てた議論が行われました。
この会議は、議長国のフランスが当日直前に急遽設定したもので、代理出席が認められていました。 バーナム英国首相は欠席・代理出席となり、コスタ欧州理事会議長も欠席されたと聞いています。
我が国からは、米国出張中で直接本件の調整にも当たったG7シェルパたる遠藤外務審議官が代理出席してくれました。
なお、今回の会議の結果、「1億バレルの石油備蓄の協調放出を実施すること」となりましたが、日本は、予てより「備蓄放出」を実施してきており、今回新たな放出措置の予定はありません。
世界の経済、エネルギー安全保障及び市場の安定に向けて、引き続きしっかりと対応してまいります。
10月2日夜に、G7オンライン首脳会議が行われました。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) October 5, 2026
ディーゼル価格の高騰が国際的な課題となっている中、「欧州の備蓄放出が遅れていること」を背景として開催されたものであり、特に「欧米等のディーゼル価格などへの対応」について焦点を当てた議論が行われました。…
辻元清美議員の参院予算委報告 X投稿 10月16日
今日の質疑でわかったことは、
・会議があること自体は、2週間前(9/18以前)には日本政府に伝えられていた。 ・18時30分~19時45分まで、高市総理は公邸で麻生副総裁らと夕食を食べた。
・会議の時間、高市総理は公邸にいて、公務はなかった(所信表明演説を書いていた)。
・同時刻、茂木外相は宿舎にいた。
・公邸にはオンライン設備があった。
・G7オンライン会議は安倍総理のときに始まったが、欠席した総理は高市総理が初めて。
直前まで麻生副総裁らと公邸で会食をしていた高市総理は、会議の時間にはオンライン設備が整った公邸で演説原稿を書いており、総理に何かあれば代理出席するはずの茂木外相も宿舎にいたのだ。
それなのに総理がG7の会議を欠席した理由も明らかにされた。
・大きなディスプレイを使うので、回線をつなぐ業者の準備が間に合わなかった。 ・「議題がアメリカとヨーロッパの問題なので、官僚の代理出席でよし」と外務省が言った。
高市総理と日本政府は、トランプ米大統領も参加するG7オンライン会議を「回線をつなぐ業者が間に合わず、日本にとって重要でない会議だから役人で十分と判断した」ようだ。
— つじもと清美 (@tsujimotokiyomi) October 16, 2026
ほんとか!?
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10月16日、参議院予算委員会。…
2026年10月16日参院予算委 辻元清美議員vs高市
【タイムスタンプ】
00:00 高市総理冒頭発言(簗和生農水大臣の辞任について)
01:48 辻元議員質問開始:簗前農水大臣の辞任と任命責任について
12:39 閣僚辞任を巡る政府の危機管理体制について
18:48 米国産・生鮮ジャガイモの輸入解禁問題
22:11 「飲食料品」の消費税減税と地方経済・現場への影響
28:37 消費税減税の恩恵の偏りと中低所得層への給付の提案
34:33 自衛隊の個人情報管理に関する内部文書問題
38:17 憲法における緊急事態条項と立憲主義のあり方
45:48 衆議院の任期延長議論と戦前の歴史的教訓について
49:18 歴史認識と村山談話の継承に関する総理の見解
54:17 G7テレビ会議の高市総理欠席と外交姿勢について
高市首相「G7会議の開始時間がはっきりしなかったので、大きなディスプレイを使うのに、業者を呼ばなければならず、間に合わなかった」😅外務省官僚「ディスプレイは常設しておりますが周辺機器、接続等云々」辻元議員「日本は業者呼ばないと国際会議に出られない国なんですか?危機対応それでいいのか pic.twitter.com/vmc5H9vk3p
— 加藤郁美 (@katoikumi) October 16, 2026
At the invitation of President @EmmanuelMacron under 🇫🇷's G7 Presidency, I joined G7 Leaders including 🇺🇸 President @realDonaldTrump, 🇩🇪 @bundeskanzler Friedrich Merz, 🇨🇦 Prime Minister @MarkJCarney, 🇮🇹 Prime Minister @GiorgiaMeloni, 🇪🇺 President Ursula @vonderleyen, 🇬🇧 Foreign…
— Fatih Birol (@fbirol) October 3, 2026
India Todayが、ファティ・ビロル事務局長のオリジナルのX投稿のスクショを掲載している。


