ジャーナリスト河野嘉誠氏は、松井健氏と高市事務所の問題は、やはり「サナエトークン」が肝だという。
現職総理の事務所が、法的疑義のある金融商品の宣伝に加担してしまった。
高市政権は「国家情報局」というインテリジェンス組織を創設し、情報収集、情報分析の重要性を掲げているが、松井健のような人物を現職総理事務所が近づけてしまった。
利用できると思って、結果的には利用されていた。
しかも弱みを握られて、この3ヶ月振り回されいると言う現状がある。
高市政権、総理事務所、高市自身の危機管理能力、インテリジェンス能力に疑義が生じる。
そのような人物が、「スパイ防止法」を掲げて、どれだけの説得力があるのか。
国家のインテリジェンスの根幹が問われるのだという。
ご尤もだ。
週刊現代 河野嘉誠 2026.06.07
高市首相を辞任に追い込むサナエトークン疑惑。安冨歩東京大学名誉教授。一月万冊清水 6/20
1 :11 〜
清水:
6月7日のニュース。『4月27日 【独自】サナエトークに違法販売の疑い 極秘契約書を独占入手!宣伝に加担した高市事務所に直撃する…』というこういうニュースがあります。
これはですね、検索したら無料で読めますので是非見てください。
で、文春の方がやたら取り上げられてますけど、こっちの方がやばいんですよ。
安冨:
全国民必読!
清水:
全国民必読のものなんですけど、ちょっと分かりにくいんですよね。
安冨:
難しいんですね。私も見落としました。はい。
清水:
はい。この中の肝として出てくるのが、この週刊現代がスクープとして出している「サナエトークンの事前販売用の契約書」。
これがですね、公開されているんですが。
事前に、「サナエトークンちゅうの作るから、いっちょ噛みせえへん? お金出して!」っていう風にこのサナエトークンを作った人たちがお金を募っていた。
で、これがもし本当であれば、もう激ヤバ案件!
もうこれがあのやばいんですよね。
で、実際にそういう人はいたのか?っていうことなんですけども。
これが週刊現代 4月27日のニュース。
これを見るとですね、実際に「俺、被害にあったんやけど」っていう人に取材をしてるわけですよ。
この週刊記者さんが。
えっと、河野さんという方がやっているんですけども。
で、この人が実際にこの記事の中でね、4月27 日の記事の中で、実際にサービスを契約した別の投資家の人たちに取材をしていると。
で、その人が言うには…作った人、…松井さんていう人が作っていて、これ、誹謗中傷動画の手口を明らかに週刊文春にゲロった人と同じ人なんですけども…。
この人が…「松井氏は都内の交流会で出会った経営者など契約していた。中には数億円払った人もいる。サナエトークンが騒動化して、すでに契約者から返金要求が来ており、私も金の要求をしました。
ところが松井氏は”金融庁対応で忙しい”などと言って、ろくに対応しません。少なくとも 15億円程度集まったと聞いています。」(松井氏に近しい関係者)という風に。
15億ですよ!!
(中略)
何が問題なのか?というと。色んな意味で問題なんですけれども。
そもそも無許可なんですよ。…このサナエトークンを作った人たちは。
暗号資産登録場とか、そういうところに無許可で発行したりするのって、これ良くないっていうか、
違反。ダメなんですよね。
で、そのダメなことを やってるだけでも、ま、そもそもダメじゃないですか?
にも関わらず、現代さんの証言によると、「15億、集めてる」もうやばいじゃないですか!
安冨:
おお〜!熱いですね。熱いですね。
清水:
しかも、それに首相の秘書が絡んでたかもしんないんですよ!!
(中略)
いや、確かリクルート事件の時でもね、あれは、「この株、上場するんですよ。あげますさかい、よろしゅう頼みます」って言って、で、最終的な合計譲渡益って、6億円くらいなんですよ。
安冨:
そんな少ないの?
清水:
そう。ま、そんな少ないのっていう風に思うかもしれないけど、 十分でかい金額ですから。
安冨:
「億」超えたら検察は目の色変えて入ってきますからね。
裁判所も「億」っていうところになんかあれがあるらしいんですよ。
清水:
でもね、今回、15億はスタートなんですよ。
安冨:
そう!
清水:
で、そっから「高市さんが付いてんすよ、俺らには!で、サナエトークン出すんすよ! 」
で、そして「もっと行くんすよ!」て言ってたらさ、これはやばい。
しかもリクルート事件の時は政治家の秘書は絡んでないんですよ。
これに政治家の秘書まで絡んでるんですよ。
安冨:
主催者側に回ってますからね。
清水:
これはちょっとね、もうどうしてこんなに危ない橋を渡るんですか?って!
安冨:
アハハハハハハ!
で、しかもさ、それだから、普通の金でもやばいやん。
清水:
ま、そうね。
安冨:
普通の金でもやばいじゃないですか。
でも、高市のサナエトークンは 6割保留とかそういうやつでしょ。 これ手元にね。発行者に。
こんな高い比率のトークンはないんだけど、なんでかって言うと、それは「インセンティブにする」って目的だったわけですよね。
で、「インセンティブって何?」って言ったら、「国民の声を広く問う」というその機能とかさ。
「それは素晴らしいですね」と言って。そのプロジェクトで参加した人にそれを渡すという。
それは、「政治資金」ですよね。
清水:
うん。そうですね。
安冨:
うん。つまり「サナエ・ユーゲント」みたいなやつを作ってさ。
清水:
ちょっと、歴史を知らないと分かりにくいかな…。
「サナエ応援隊」ぐらいでいいじゃないですか。
なんでそこにあのヒトラーとか入れたがるの?
安冨:
笑! いやいやいや…
清水:
ちょっといくらなんでも、ちょっとディスり過ぎ、早苗さんを。
高市早苗さんは正確に言うと、…あの、ちょっと話ありますけど、 G7で孤立してるんですよ。
で、あれなんでかって言うと、ヒトラーを万歳するような本を書いてた著者に、推薦文とか書いてんです。高市さんは。
安冨:
うん。うん。うん。
清水:
そんなやつね、ヨーロッパで相手にされるわけないでしょ。
安冨:
やばいですね…それは…。
清水:
なので、G7 で孤立してます。「高市早苗、G7で孤立」で検索したら、もういっぱい出てくるから。
で、そういう知識を知っていると、安冨さんはついつい「サナエ・ユーゲント」っていう、この人らと絡めたっていうところなんですけど。ちょっと分かりにくかったかな。
安冨:
笑
清水:
ちょっと分かりにくかったかな。
安冨:
笑。でも、ま、もういうことですよね。「国民の声を広く聞く」って、「ただ聞こう」というわけじゃなくて。「高市の支持者を増やそう」ってことです。じゃないですか。
で、増やした上に、「お前らは、このトークもらっとけ」と。
「そうすると、もしかしたら出上がりするかもしれんよ〜〜」 …って、いうことです。
高市陣営、「サナエトークン」への深い関与/首相秘書自ら中傷動画か、松井氏にやはり疑義/高市首相の虚偽答弁、文春・共同報道を徹底解説(河野嘉誠❎尾形聡彦)【6/20(土) 19:00~ ライブ】
【中傷動画よりトークン問題が命運を分かつ】高市首相は木下秘書を守り切るのか|溝口勇児氏と松井健氏の関係|金融庁がサナエトークンを注視するワケ|"キーマン”松井氏は過去に投資トラブル【今野忍×河野嘉誠】2026/06/17
22:49
今野:
中傷動画に関して松井さんが、木下さんとの間の接点というか、
依頼なり相談なりを受けて色々と動いたメール上のやり取りの証拠というか、ファクトは残ってるけど、肝心の動画拡散したかどうかが全くわからない。
河野:
どれだけ作成してのか、 どんだけ拡散したのか。
今野:
例えば鈴木編集長が昨日 JXの米重さんと選挙comまでやったやつだと、
例えば、選挙ドットコムの調べだと総裁が 1万4500ぐらい関連動画出てるうちの。
そうすると、高市、松井さんは 1500 本やったっていう風におっしゃってるはずだから、確か。
そうすると 10分の1やりましたってなるし。
衆院選だと10万。約10万だとすると、1 万ぐらいやったと、1日、100台200 で何日とか言ってるとね。それも 10分の1だと。
世の中に出回ってたうちの10分の1は、自分がやったと。
河野:
自分がやったと。
今野:
…やったってことが、可能なのかね?
で、かつ、それを消したからと言って、全く今、残ってないわけじゃないですか。
河野:
痕跡も消せるっていうことに対しても、やっぱり疑義を唱える人も結構いるし。
今野:
そう。 そこでかなり拡散に関しては、疑義が生じていて。
河野:
そうですね。作製と拡散。
今野:
そう。なぜなら、「共同」も「文春」も、その部分に関する動画は、自系列が違った、後から作られた可能性さえある動画だから、もう削除してお詫びもしてるって、そういう状態ですね。
河野:
「文春」は、お詫びはしてないんですけど。修正です。
今野:
根底は揺るいでいないと。
河野:
揺るいでない。だから文春も根拠にしてるのは、この「真実の政治」というアカウント。
ここの部分ですよね。この 3本の動画。
今野:
なんか、弱いな…それ。
河野:
うん。だからそこについては、確かに木下さんもより具体的な説明をすべきだとは思います。
今野:
はい。思いますね。
No.822 週刊文春訂正について考察【高市ネガキャン動画報道】2026/06/18
【文春砲はYouTubeに届かない?】「検証が極めて難しい」中傷報道元動画&アカウント削除/野党支持じわり上昇も、合流は実現する?/米重社長オススメの名店とは!?【米重克洋×鈴木邦和】2026/06/17
23:47〜
米重:
マスメディアがあんまりやらないっていうのも、よく分かるところはあって。
この松井さんっていう方の、ある意味その動画の検証が難しいんですよね。
やっぱり、あとから、要はその日に全部アカウント削除したとか、動画削除したとか言っているので。そうすると、どの動画がどれぐらい再生回数もあったのかっていうのが検証できない。
そうすると、あんまり真に受けて全面的に展開しにくいっていう部分はあると。
だからそういう意味でなかなかやっぱり、特に大手のメディアが追いかけづらい話題になってる部分っていうのは否定できないですね。
鈴木:
うん。そうなんですよね。
ここが正直、我々も検証が難しいんですけど。
これは先日の共同信のインタビューで、その動画を投稿した後、証言してる松井さんが、
総裁選の時には、1500本、
衆院選の時には、10000本、作ったっておっしゃってるんですね。
で、我々のYouTubeのデータ分析だと、総裁選の時の総裁選関連動画っていうのは大体 1万4500本ぐらい。
米重:
1 万4500本のうち、1500… 1割…。
鈴木:
1 割ぐらいです。
米重:
話が事実だとしたら1割。
鈴木:
話が実だとしたら。
で、衆院選の時も我々が把握してる全数が、9万2000本なんで。
その分の 1万だと、ま、やっぱり10分の1くらい。
米重:
うん。なるほど。なるほど。
鈴木:
なので、松井さんの証言が正しいんだとすれば、本数ベースで見ると10分の1ぐらい。
米重:
実際、ショート動画をこう機械的にたくさん作っていくとした時に、多分それがバズるかどうかっていうのをある意味アルゴリズム任せだとすると、確率的に再生回数の多いものが出てくるという風に考えた時に、ある程度、その再生回数も本数が10分の1なら再生回数も10分の1ぐらいなのかなって思うんですけど。この辺はどうなんですかね?
鈴木:
うん。これはですね、我々も分からないんですよね。
米重:
検証しようがない?
鈴木:
検証しようがないんですよね。全部、削除しちゃったっておっしゃっていて。
例えばなんですけど、どっかの報道で「小泉さんの操り人形だ」みたいな …っていう風にレッテルバ貼りをした動画を大量に作ったみたいな話があって。
実際、その「操り人形」ってキーワードが入ってる動画を現時点から遡って分析してみたんですけど。我々が 計測できる範囲で10本ぐらいしかなかったので、やっぱり元動画が削除されちゃってるんだと思うんですよね。
米重:
うん。ただ、実際に公開したのかどうかっていうことも、後から 検証しづらいですよね。
鈴木:
なので、おっしゃる通りやっぱりなかなかマスメディアとしても、松井さんの証言は一応証言として扱えるけど、じゃ、実際どうだったかっていう客観的な検証はなかなかできないという。
そういうもやっぱ状況にありますよね。
米重:
うんうん。 こういうのはやっぱりアルタイムに結構取っておかないと、なかなか後からこうやって難儀するなっていうのが今回よく分かりました。
鈴木:
そうですね。ただこれが我々がじゃあ一応リアルタイムに計測してたとしてでも、松井さんの投稿した動画かどうかを見分ける方法がないんですよね。あんまり…それこそ…
米重:
一応、全部保存するしかないですよね。極論。
鈴木:
そうですね。極論ね。
いや、なんで、もし、なんか我々、例えば元の動画のアカウントとかタイトルとか教えてもらえたらね、ちょっと分析できるんですけどね。
米重:
そうですね。全部保存しといた上でどんな動画作ったか、なんか言ってみてください…って言って、
それに累するものを探して事実確認をするぐらいしかないんですかね。
鈴木:
そう。
是非、情報提供お待ちしてますんで。笑
米重:
出て頂いてもいいですよね。

