7年前の2019年の春「東京オリンピックの後が怖い」と語っていた明石順平さん。
その年の暮れにやってきてしまったのがコロナのパンデミック。
そして、ウクライナ戦争、安倍銃撃事件、イスラエル・パレスチナ戦争。
2026年衆院選で高市自民が316議席(3分の2=310議席/維新36議席)獲得で圧勝。
憲法改正にリーチ。
2019/03/03 IWJ 明石順平さん インタビュー より
『データが語る日本財政の未来』明石順平・著
岩上
「借金すれば、先延ばしにはなるんですけど、
利子がついて払わなきゃいけない。
でも、このレベルになっちゃうと、
そんなマトモな事言ってたら、
じゃあ、どうすんの?
緊縮やるんですか?増税やるんですか?選挙勝てるんですか?
っていう話になってくるんで。
こうなると、みんな正気を保っていられなくなったって
感じになってきますよね。どうしようもない。」
岩上
「しかし、やっぱり、痛い思いをしながら、
どうにか本当の破局を避けるべきだというのが、
まともな議論じゃないのかなと思うんですよね。」
明石
「私は、もうあきらめましたね。」
岩上
「あきらめましたか⁉️」
明石
「もう無理だな、と。
もう無理だなと思いました。」
明石
「超極端な増税と、緊縮をやらないと、維持できないんで、
今、ものすごい特大の債務ですけど、
未来の方が、比較にならないくらいかかるので。
今、こんな債務を背負っている場合じゃないんですよ」
岩上
「明石さんは、緊縮か、ハイパーインフレか、大増税…」
明石
「違います。❶増税と緊縮はセット ❷経済成長 ❸極端なインフレ
この3つしかないんで‼️」
岩上
「❷経済成長 なんて、あり得ないですよ❗️」
明石
「絶対、無理ですね。」
明石
「❶緊縮と増税 は、ホント、超極端にやらないと無理ですから。
そんなの国民が受け入れるわけないんで。
論理的に考えたら、3つ目❸しかなくなっちゃう。
岩上
「❸ハイパーインフレ しかないということ…」
明石
「そうですね。超極端にやろうと思ったら、
ホントに、GDPも無視、株価も無視、国民の悲鳴も無視、
ぐらいの勢いでやらないと維持できないので。
そんなこと(❶)、できる訳がないじゃないですか❗️」
岩上
「ハイパーインフレで、ガーーーってやって、3年くらい続いて、
一挙に、国民のもっている財産を富裕層も全部含めて根こそぎ収奪。
みたいな感じで、財産税をかけて。
もちろん、緊急勅令に匹敵する緊急事態条項を発令して、
〈国民!動くな❗️〉みたいな。〈退去もするな❗️〉とか。
〈資産の国外の移動、ダメ❗️〉とかね。
持っているものを(海外から)全部返せ❗️〉全部それにも課税とか。
いう状態でやって、
これまで富裕層がタックスヘイブンに持っていたもの全部含めて、
全部よこせ❗️ってやって…。
3年焼き払われた後は、医療で命を繋いでいる人達がみんな亡くなって。
旧ソ連では、透析やってた人は、1年でいなくなりましたから。
という状態になる訳ですよ。酷い話ですよ。」
明石
「おっしゃる通りで、その為にも、
死ぬほど痛い思いをするか、死ぬか、どっちか選びなさい。
って、言われているような、今、そういう状況なんですよね。
でも、皆さんは、選ばないと……。
死ぬほと痛い思いをすれば、死ななくてもいいかもしれない、
と言われても、信じないんですよ。…結局。」
明石
「だって、超極端な増税が必要になっちゃいますから。
だって、こんなに後回しにしてて、
もっと未来には、超特大の歳出が待ち構えている訳ですから。
すごく極端あ事をやらなきゃいけないんですけど、
誰も理解しないんで。これは。
だから、私は完全にあきらめているんです。」
岩上
「なるほど…。
しかもね …、けっこう近いうちに、
まあこれが最後だな。っていう日が来る可能性があるんですよ」
明石
「そうですよね。」
岩上
「何十年も先なら、ともかく…
これ、何十年も待ってられない事態なんで。」
明石
「本当 そうですね。
ホントに東京オリンピックの後が怖いですね」
明石順平
「足の出ない飛行機。軟着陸できない。
まだ燃料があるから飛んでいるんです。
ここでいう燃料というのは、信用ですよ。
今、まだ騙せてるから燃料はあるんで、
本当は着陸したいなぁと思いながら、
グルグル飛んでるわけですね。
やめるって言ったら、着陸するって事ですから、バン‼️
やめるって言えないんです。」
明石
「国債についてはどうするのかな、と。
金利を押さえつけておかないと、
ちょっと上がったら、もうバーン!ですから。
財政がもたなくなるんですよね。利払いが。
毎年借換債も含めたらすごい額を発行してますよね。
140~50兆発行してますから。
毎年毎年 発行している国債の金利が上がっちゃうわけですよね。
で、借換債は毎年140〜50ありますから、
高い金利の国債にグルグル入れ替わっていって、
金利がうわーんと上がっていくと。
その金利をどうやって返すの?と言ったら、借金よね、これも。
え!また借金 増えるのこの人達ってなって、
翌年の国債の人気が落ちてくるので、また金利が上がっちゃうみたいな
負のスパイラルが生じるんで、
金利を押さえつけておくしかないんですよ。今がそうですけど。」
明石
「負債が大きいので、日銀の金利の押さえつけをやめたら、
負のスパイラルが発生しますから。
金利が上がる、借りるお金が増える、国債の信用が落ちる、
また金利上がる、と、グルグルスパイラルになる恐れがあるんで。
これを押さえつけるには、極端な増税とか、
緊縮しないといけないですけど、しないじゃないですか。」
岩上安身
「もはや平時ではできないですね。
戦後直後のハイパーインフレのような状態。
どんどん国債の価値が毀損される事と同じじゃないですか。
インフレが100倍になったら、
持ってる資産が1/100になるのと同じで。
戦時国債は全く紙みたいになりましたよね。
国民が強制的に買わされていたものが。
あれと同じことになるわけでしょ。
じゃあ、国債を早く売るとかっていう風になりますよね」
明石
「そうですね、それを統制する法的根拠はない。今はない。
緊急事態条項が通ったら、できますね。
預金封鎖もできるし、なんでもできる。」
岩上
「皆さんの預金を下ろさせないこともできるし、
新円切り替えによって、持っていたこれまでの資産はぜんぶ旧円ですから、
期日までに新円切り替えにしなかったらゴミです。って事。」
明石
「そうですね、新円切り替えと組み合わせれば、できちゃうんですよね。
預金した人には新円をあげるけど、
預金しないとあげないよ、って言って、預金させて。
で、預金に思いっきり、ガッって課税して、パッて取っちゃえば」
岩上
「戦後直後に緊急勅令でやったウルトラ財産税。
ネコソギ〜って感じで持っていくと。
いま、富裕層だと、株長者になった人もいますけど、
破綻のあとは株長者からも片っ端から巻き上げるでしょ?」
明石
「おっしゃる通りで、追い込まれたらなんでもやるんです。国家は」