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次に本補正予算案の基本的な考え方についてお伺いします。
本補正予算案の歳出はおよそ18兆3034億円です。
成立すれば6年連続で10兆円を超える規模となります。
今年度の本予算がおよそ 115兆1978億円ですので、
本予算のおよそ16%に相当する額が補正予算で組まれています。
また不足する歳入分としておよそ 11兆 7000億円の国債が当てられる予定です。
高市内閣は責任ある積極財政を掲げていますが、
責任ある状態と無責任な状態の具体的境界線は何か?
総理明確にお答えください。
2022年イギリスのリズトラス首相がミニバジェットと呼ばれる財政策を発表しました。
過去50年で最大規模の減税を国際発行で賄なっため財政健全化に対する懸念が生じ、
国際の金利は4.5%に上昇。
ポンドはドルに対して 過去最低まで下落するなど、通貨株債権のトリプル安は、
「トラスショック」と呼ばれ、結果として早期退陣に追い込まれました。
高市内閣の責任ある積極財政が財源の裏打ちがないまま進めば、
日本でも「トラスショック」が起こりうるとの懸念がありますが、
総理の認識を伺います。
2025年12月8日 【石垣のりこ】 参議院本会議 石垣のりこ 代表質問
