これは、約一年前、兵庫県の「告発文書問題」が勃発する直前の出来事である。
兵庫県議会では、24年2月議会の冒頭で、
自民党の門間政調会長から「能登の復興復旧を最優先に取り組むことを求める意見書」が
提出されていた。
この意見書は、維新を除く、各会派が賛成をしたが、維新の会があれこれと難癖をつけて、結果的に意見書をまとめることができなかった。
国への地方議会からの意見書は全会一致でなければ出せない。
よって、幻の意見書となってしまった。
万博の工事が、能登半島の復旧復興に影響を与えてしまってるのではないか。
そうであれば、万博の延期も視野に入れつつ、能登支援を政策の最優先に取り組んでもらうことを
国に求めようという意見書だった。
維新の難癖とも言える反対理由は、主に次の2点だった。
●万博の工事は、今はもう「建設工事」に移っている。能登半島に必要な工事は「土木工事」なので、人材などは被らない。万博には関係ない。
●国でもいろんな土木工事を各地域でやっている。万博の工事だけを取り上げるのはおかしい。
そんなことを言うのであれば全ての工事を止めねばならない。
奥谷委員長、自民会派のこれに対する反論は次のとおりだった。
●万博の工事に、やはり際立って人材や重機、資材が集中してるのは明らか。
このことを記載をしないと意見書として意味をなさない。
今の万博の工事が「建設工事」、能登半島に今求められている工事が「土木工事」だという
理屈が通ったとしても、能登半島の復旧復興もフェーズによって、仮設住宅の建設、施設の復興など
建設工事が必要になってくる場面もま早期に出てくるかもしれない。
資材うあ人員が全く被らないこんなことは本当にあるのかも疑問。
●国の各地域でやってる土木工事は、地域が必要としている工事である。
河川の改修、道路の改修、そういう工事。万博の工事は祭典の工事。
要はお祭りの工事とそれらを同視はできない。
自民は、表現を和らげ、「延期」の文字も消した意見書に修正するなど譲歩もしたが、
維新は、「万博」に言及する自体を記載することに過剰な反応を示し反対した。
奥谷委員長は、能登地震の復興を第一にという願いの意見書のどこに引っ掛かるのか、
過剰な反応に、「逆に、万博自体に疑惑を抱いてしまうような反応だった」と感想を述べた。
阪神淡路大震災を経験した兵庫だからこそ「被災地最優先」を求める意見書だったはず。
やはり、この意見書の悶着の直後の24年3月、元彦が局長の告発文書に過剰反応し、告発者探しをしてしまったのも、「万博」に関連するパレード協賛金疑惑が記され、「万博」の負のイメージがクローズアップされるのを恐れたためではないだろうか。
私が、この万博を応援できないのは、この万博が、「維新によるカジノ利権のための万博」なのが明らかなのに加え、
— 大阪が好きやねん#カジノのための万博はやめなさい@維新にこれ以上大阪を壊されてたまるか! (@oosakahaoosaka) April 16, 2025
この維新の万博が、「おびただしく能登の復興の邪魔をした」という事実があるからです。 https://t.co/MYckf2K7P1
能登半島の復旧・復興を願った幻の意見書 奥谷議員:長瀬 猛(神戸市東灘区選出 兵庫県議会議員)
今回は、神戸市北区選出の奥谷 謙一議員に インタビューをさせて頂きたいと思います。
奥谷議員は、筆頭政調副会長を 務めて下さっています。
自民党 門間政調会長から全会派に対し、 「能登半島地震復興支援」の意見書を採択 しようとしましたが、“幻の意見書”に終わってしまった!?
能登半島地震で被災された地域の復旧と 復興を最優先にして欲しいという意見書。
大阪・関西万博の工事が、被災地の復旧復興に 影響を及ぼしているのでは!?という懸念。
復旧復興への影響があるのであれば、 延期を含め、再検討の必要性もあるという内容。
意見書の採択には、全会派の意見が 一致している必要があります。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/kaichokai/documents/2r60208shidai.pdf
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/kaichokai/documents/3r60208shiryou.pdf
https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/kaichokai/documents/1r60208kekka.pdf
毎日新聞2024/2/16 07:15
2025年大阪・関西万博について、能登半島地震の復旧・復興への影響を懸念する声が出ている。足元の関西・兵庫県議会でも国に提出する意見書案を巡って激しい議論が交わされた。「開催の延期」に言及した原案には待ったがかかり、文面は二転三転。各会派の思惑が交錯し、思わぬ結末を迎えた。
自民が原案、維新反発
意見書案の原案が示されたのは1日付。能登半島地震の復旧・復興を巡り、「万博の関連工事は大量の人員、重機、資材などが投入され、震災復興の妨げになるのではないかと懸念されている」と指摘。「復興の妨げになるならば、開催を延期することもやむを得ない」と盛り込まれた。県議会の各会派政務調査会長会で座長を務める自民党会派の門間雄司県議が提案した。
政調会長会は8日に開催され、各会派の意向を受けた修正案は「今後、仮にも万博の関連工事が復興の妨げになるならば、開催時期の見直しも含めて、国として緊張感をもって対応する必要がある」と文言のトーンが少し下げられた。









