12月11日の知事会見で、正確無比な”3段論法”で知事をガチ詰めした朝日新聞神戸総局の島脇健史記者が、またまたクリーンヒットを飛ばした。
12月18日の知事会見。
島脇記者は、立花孝志や丸山穂高がSNS上でばら撒いている<元局長の公用パソコンのものとされる情報>の中には、元局長の個人情報の他に、県の人事情報が含まれていたことを指摘。
局長の公用PCに、県の人事情報が含まれていたというのは初耳だった。
島脇記者が指摘した通り、調べてみると、12月11日に丸山穂高がリリースしたYouTubeに局長の公用PCの中身の人事情報と思われる該当の画面が映し出されていた。
確かに、「西半球」「東半球」という表記がある。
島脇記者の説明によると、この隠語の意味は…
・「西半球」=人事課の直接の担当ではない人たちの人事の予想。
・「東半球」=人事を所管する人たちによる人事案。とのこと。
斉藤はいつものように鉄面皮で答える。
「(立花や丸山が公開しているPCの画面は、)見ていない。」
「ご指摘の事実(人事情報の流出)は私はちょっとよく分からない。」
「県の保有情報の漏洩の件については、第三者委員会の設置に向けていま手続きを進めてる」
島脇記者は、斉藤の得意なしんねりむっつりな答弁をやりたいだけやらせた上で、元局長の公用PCから流出したのは、「局長の個人情報」に加え、「県の人事情報」であるという新たな大問題をぶち込み、知事の責任問題を問うたのだ。
SNS上での誹謗中傷に苛まれる今は亡き元局長や元局長のご遺族、また県職員を守るために、なぜ、知事自身の口から「誹謗中傷をやめてください!」という明確なメッセージを出さないのか?と詰め寄った。
冷静に論理的に、にじり寄り、斉藤の本性をあばいていく。
島脇記者だけではなく、全会一致不信任で知事が失職するまでの間の各社記者たちの知事会見での追及は素晴らしかった。知事の嘘、その綻びの一つ一つを明らかにし、世間に知らしめていた。
この文書問題を丹念に追ってきた記者たちも、局長の死にどれほど衝撃を受けただろう。
百条委が立ち上がり、局長が証人として何を語るのか。告発者自身の口から証言されるその日を待っていた矢先の予想もしない出来事だったのだ。
斉藤の失職後、知事選のカオスに突入。
選挙中の10月25日に開かれた非公開の百条委で事件が起こった。証人・片山安孝が局長のプライバシー情報を口走り始め、奥谷委員長が制止し、会を中断した。
この百条委の音声は、その場にいた何者かによって録音され、何者かの手によって立花孝志に手渡され、10月31日夕刻、立花は明石の駅前での街宣で、音声を公開。
(立花の説明:10月31日17時頃、カラオケ店で兵庫県議と会い音声データをもらい、明石に移動し17時半頃には、明石の駅で録音データを公開した。)
ここから、「オールドメディアは真実を報じない」などのメディアバッシングが始まる。
報道陣は、ここが正念場。
「オールドメディア」というレッテルを貼らせてはならない。
世論が偽情報に押し流されてしまわないように、正しい情報を分かり易く迅速に伝えてほしい。
12月18日知事会見
朝日・島脇記者vs斉藤🔥
苦しむ局長のご遺族、県職員のために、
なぜ「誹謗中傷をやめて下さい」とメッセージしない?💢
兵庫県 知事定例会見 2024年12月18日
19:45〜
朝日新聞 島脇記者
ちょっと、ネット関係で、すいません。
情報漏洩の関連についても合わせて教えてください。
NHKから国民を守る党の立花党首とかあと元衆議議員の丸山穂高氏とかがSNSで公開している<元県民局長の公用パソコンのものとされる情報>について、斉藤さんは、「第三者機関の設置も含めて調査をする」とおっしゃってます。
これは 既に立ち上がってる「文書問題の第三者委員会」がまずありますけれども。あと、それから、「前総務部長の件を調査してる弁護士の調査」っていうのもあります。
これとは別に立ち上げるのか、それとも、例えば、第三者委員会の調査に含めるのか、仕訳っていうのを教えていただいてもよろしいでしょうか?
斉藤:
えっと、まあ、県が保有してたと思われる県の保有情報の件につきましては、今回また新たに弁護士などを委員とする第三者委員会の設置に向けて、今、手続きを進めてるというところです。
島脇記者:
いわゆる第三者による調査ってのは、これで3つ目が立ち上がるという風な理解でよろしいですか?
斉藤:
そうですね。今、監査の方で やっていただいてる第三者委員会、これは<文書問題等について>ということですね。
それから、”前”…(総務部長と言わない)うぅぅ…、そうですね、週刊誌の報道が出た時に、…(前総務部長と言わない)”の”…弁護士など入れた調査を進めていくっていう意味で、今それも進めつつ、今回、県の保有してる情報に関しての課題もあるということですので、新たに第3者委員会の設置に向けて手続きを進めてるということになります。
島脇記者:
斉藤さんは以前この情報が真偽… 要するに、本物かどうかも含めて調査、という風な主旨でおっしゃっておられたと思うんですが、一応この公開されてる情報の中には本物も入っているという風なことで県の保有情報っておっしゃったんでしょうか?
もし状況が変わっていれば、そこを教えて頂いてもいいですか?
斉藤:
そこの同一性の問題についても、これから確認をその第三者委員会設置後にしていくことになると思います。
島脇記者:
分かりました。
あと、斎藤さんは、丸山さんとか 立花さんが公開されてるパソコンの画面…以前は見てなということだったですが、現状も見てないってことでよかったですか?
斉藤:
あ、そうですね。見てはないです。
島脇記者:
はい、分かりました。
丸山さんがですね、公開された公用パソコンの画面にですね…

例えば「2022年1月西半球」とかですね。「2022年2月東半球 知事協議用」とかっていうのような文章がありまして。
関係者の方に聞くとですね、「西半球」っていうのは人事課の直接の担当じゃない人たちの人事の予想。
それから「東半球」というのは、まさに人事を所管する人たちによる人事案ではないかという風に言われてます。
人事情報が実際漏れてるかどうか分からないですけれども、公用パソコンに、もしこの情報があるとするとですね、少なくとも、ここに公用パソコンの情報っていうのは、おそらく、こんな、なんて言うですか…「西半球 東半球」みたいなことを誰かが勝手に作るってことはできないと思うので、おそらく見る人が見たら本物のデータかなっていうのは一目で分かるかなとも思うんですけども。
そこら辺の確認っていうのは今もまだできてないっていうことでよろしいんですかね?
斉藤:
ご指摘の事実は私はちょっとよく分からないですけども、いずれしても弁護士を委員とする第三者委員会の設置に向けて手続きを進めてますので、そこで事実関係含めて確認していくということになります。
島脇記者:
私的情報などはですね、第三者委員会でっていうのは分かるんですけれども、今、お伝えした、いわゆる「人事情報」が、2年前から漏れている可能性があるとかですね。
あと、一部、週刊誌の報道とかSNSなどで広がってる例えば<職員の家族の情報>であるとか、あと、<元県民局長さんの懲戒処分する時に伝えた文書>などが、一部漏れてるんですけど。
これは、今回の文書問題とは直接関係のないですね、いわゆる「人事の情報」が漏れてるということなので、これについては第三者委員会ではなくて、県が内部で調査してもいい案件かなという風にも思うんですけれども。これについてはどのように調査進めるかっていうのを改めて教えていただいてもよろしいでしょうか?
斉藤:
うん、ちょっと、今、ご指摘いただいたこと私は承知してないですけど。
いずれにしましても、今回、県保有情報に関することになりますので、どの辺りの文書まで含めて対象にしていくのか、県保有情報の漏洩に関する事実関係の調査になりますから、そこは、どういった内容までやるのかっていうのもこれから考えていくことになると思います。
島脇記者:
どういう仕訳でやるかっていうのは、いつ? …まあ、これからだと思うんですけれども。
いつぐらいまでに目処をつけてやろうとしているか?っていうのと、あと、この調査の結果っていうのは人事当局はおそらく何も言えないと思うんですけど、斎藤さんの口からどういう結果だったっていうのは公表いただけるものなのかっていうのを教えて頂いてもよろしいでしょうか?
斉藤:
第三者委員会という形になりますから、構成されてる弁護士さん等で運営も含めて、まずは、きちっと事務局は法務文書課か?になるという風に思いますけども。
そこと調整しながら、どういった形で運営していくかっていうのは決まるんだという風に思ってます。
島木記者:
分かりました。
あと最後にですね、こうしてSNSにこういった情報が流れることでですね。
この前もちょっと囲みの時にお伺いしましたけれども。
元県民局長さんのご遺族であるとか、それから、斎藤さんも懸念されておられるように、職員さんへの誹謗中傷っていうのが現在も続いている状況です。
何らかのメッセージを斎藤さんの口からですね、発信されてはどうかと思いますけど、その点 についてはいかがでしょうか?
教えてください。
斉藤:
今回のSNS上のものについては、やはり、まずは県保有情報の関係でとすればですね、そこは事実関係含めてしっかり調査していくということが大事だと思ってます。
そこは、ちょっと繰り返しになりますけど、第三者委員会の立ち上げしながら、しっかり弁護士さんなどに事実関係を確認していくということが大事だと思ってます。
SNSに関しましては、やはり、これは議会でも議論になりましたけども、誹謗中傷やそういったことについては、やはり、良くないことですから、そこはSNSっというものを、やっぱり、<みんなで良く使っていく>ということが、これは県民だけじゃなくて社会全体でのコンセンサスが大事だという風に思ってます。
島木記者:
こうした職員さんとかですね、元県民局長さん関連の誹謗中傷 っていうのは、選挙期間中から今までもずっと続いてるんですけど。
もう少し、ちょっと‥
はっきり言ってしまうと、斎藤さんの口からですね、なぜ、「職員さんとか関係者への誹謗中傷をやめてください!」という明確なメッセージを出されないのか?
っていうのを教えて頂いてもよろしいでしょうか?
斉藤:
うん?あの〜、もうすでに、あの〜、SNSというものの、利用についてはやはり誹謗中傷というものは、良くないと。そして、SNSというものは、良い面として、情報が伝達するとか、みんなが知らなかったことを県産品も含めて(?)、色んな方に知って頂くという良い使い方もありますけども。

やはり、誹謗中傷とか人を傷つけるものっていうのは良くないので、そこは、これから条例制定も検討していきますけど、そこは社会全体として、これは県民の皆さんも国民の皆さんもSNSについては、やっぱり適切な運用をしていきましょう!っていうことは、これまでも述べさせていただいてます。
島木記者:
分かりましたありがとうございました。
https://web.pref.hyogo.lg.jp/org/documents/r611_yakutsukimeibo.pdf

https://web.pref.hyogo.lg.jp/org/documents/r611_yakutsukimeibo.pdf

ジャーナリスト佐藤氏よ聞け!私物USBだから元県民局長は無実なのか?2024/12/11
丸山穂高 Channel
https://www.youtube.com/watch?v=s-O8G6r8FHU

6:45〜
丸山
「全部私物かっていうと、全然私物じゃなくてですね。
これが公用PCの中に入っていると言われる、佐藤さんは稚拙な”ワタクシの私的なUSBの中身なんだ”って言うんですけど、全然、中にも私的な者じゃないのも入ってるんですね。
これ”監査委員と人事委員”とか”組織図”、これは<小説関係>だから勝手にアイデアで書いたものなんだっていうふうに佐藤さんなんかは言ってるんでしょうけど。
全然ちがって、見る人が見れば… あのね、私も中身見たんで、あのね、見たら、明らかに”公的に作られたもの”なんですね。
で、仮に例えばめっちゃ百歩譲って、元局長の方がね、プライベートな小説を書く用に作ったファイルだと言うにしても、それをいじった色んな人事案とかを彼がもし仮にね、アイデアとして作ったという風に言ったとしたら、元ベースは明らかに公用に作ったファイルなんですよ。
それを自分のアイデアで小説書くためにいじったみたいな言い方をするならまだ分かります。
でもそれでも、元々のいじる前の局長がいじる前のファイルっていうのは公的なものなんですね。
でそれがね、てか、もう、そもそも公的なものもいっぱい残ってるんで。中身見たら分かるし、あの一瞬で私設なUSBに公的なもの入れてた。アウトでしょっ、ていう風になるんですけど、そもそものそれを見ると、これなんですよね。(以下略)」
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12月11日知事会見
島脇記者が”3段論法”でガチ詰め
【斎藤元彦】朝日新聞シマキ記者の質問が極ナイス!
それに対する元彦の回答が過去一ムカツクから閲覧注意!
落ち着いて最後まで見てくれ【2024年11月27日 兵庫県知事定例】
世界の片隅でルンルン
朝日新聞 島脇記者 7.30 解説人語
【解説人語】内部告発の元幹部死亡 兵庫県知事 高まる批判の声
「パワハラ」「おねだり」疑惑 真相解明への道筋は
2024/07/30 【解説人語】注目のニュースを記者が深掘り解説
兵庫県の斎藤元彦知事らを内部告発した元県幹部が死亡した問題が批判を呼んでいます。元県幹部が作成した文書には、「パワハラ」や「おねだり」など7つの疑惑が書かれていました。県議会では、強い調査権限を持つ百条委員会を設置して真相解明を進めています。神戸総局の島脇健史記者がこれまでの経緯や今後の調査の見通しについて解説します。
ショート
解説人語】内部告発の元幹部死亡 兵庫県知事 高まる批判の声
「パワハラ」「おねだり」疑惑 真相解明への道筋は
朝日新聞デジタル 2024/07/30
【解説人語】内部告発の元幹部死亡 兵庫県知事 高まる批判の声
「パワハラ」「おねだり」疑惑 真相解明への道筋は
朝日新聞デジタル2024/07/30 #兵庫県知事 #斎藤元彦知事 #ニュース解説
島脇健史 記者とは
神戸総局 | 選挙・震災担当
https://www.asahi.com/reporter-bio/b87df6c2935c168d607c2af5f3a0f3d1492e25143deeb2010fca2a699a2b56cb
専門・関心分野
地方行政・選挙、気象・災害、地域医療
現在の仕事・担当
気象予報士・防災士。地方行政・選挙の取材は20年以上、阪神・淡路大震災関連の取材は10年以上続けています。
バックグラウンド
高校生の時に阪神・淡路大震災を経験しました。全国から若者がボランティア活動に赴く中、私は当時受験生で、「自分は何もしなかった、できなかった」という後悔があります。ご遺族の思いを受け取り、震災の経験や教訓を後世に伝えていくことが、今の自分の使命だと思っています。
大学では行政学を専攻していました。地方の行政や選挙について、背景や課題を読み解き、わかりやすく伝えることに力を入れています。
地域医療のほか、ミドル世代以上の子育て、パートナーとのあり方なども関心分野です。
仕事で大切にしていること
「事実は一つでも、物事には必ず表と裏がある」。他界した尊敬する先輩記者から、いつも言われていた言葉です。粘り強く、多角的に取材することを大事にしています。
手がけた代表的なコンテンツ
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