

米国のロシア封じ込めは「成功」 勝たない戦争促す元当局者の主張は
有料記事ウクライナ侵略の深層
ワシントン=下司佳代子2024年10月27日 19時00分
https://www.asahi.com/articles/ASSBM6T1ZSBMUHBI00VM.html?ref=tw_asahi_kokusai
バイデン米政権のウクライナ支援には「出口戦略」がないとしばしば批判されます。しかし、オバマ政権下の国務省でウクライナやロシアに関わる政策を担ったマイケル・キメッジ氏は「ロシアの勢力拡大を封じ込めるという主要目標は達成している」と評価し、「勝たない戦争」の継続を主張します。
――バイデン政権の対ウクライナ政策をどうみますか。
ロシアは強大な軍事大国で核保有国です。そのロシアを打ち負かすことは目標になり得ません。戦争が始まって2年半が経っても、ウクライナが領土の8割を管理下に置いていることは大きな成果です。米国の戦略の柱は、ウクライナができるだけ多くの領土を維持すること、時間をかけて欧州の不可欠な一部となっていくこと、そして、経済が生き残り社会が機能し続けることです。
拙速な決着は決着回避に等しい 「戦争継続」主張のわけ
――それが達成できれば、米…(以下有料)
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Michael C. Kimmage
Catholic University
Ordinary Professor (on leave 2024-2025 academic year)https://history.catholic.edu/faculty-and-research/faculty-profiles/kimmage-michael/index.html
マイケル・キメッジ
専門は冷戦史、20世紀米国外交・知的歴史、1991年以降の米ロ関係。2014年から2016年まで米国務省の長官政策企画スタッフとしてロシア/ウクライナのポートフォリオを担当。