海自ヘリ2機が墜落、1人死亡 行方不明者7人の捜索続く | ☆Dancing the Dream ☆

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Two Japanese navy helicopters crash in the Pacific
Sky News Australia 2024/04/21

Two Japanese navy helicopters are believed to have crashed in the Pacific Ocean south of Tokyo, according to Japan’s defence minister.
The SH-60K helicopters were conducting nighttime training exercises and were carrying four crew members each.
Japan's Defence Minister Minoru Kihara said one of the missing crew members has been recovered from the waters, but their condition is unknown.
The cause of the crash is yet to be determined.


2 Japanese navy helicopters crash in the Pacific Ocean during training, leaving 1 dead and 7 missing
WGN News 2024/04/22
Two Japanese navy helicopters carrying eight crew members crashed in the Pacific Ocean south of Tokyo during nighttime training in a possible collision, leaving one dead while rescuers on Sunday searched for seven others missing, the defense minister said.



空中で衝突か 海自ヘリ2機墜落1人死亡 元パイロット指摘“対潜戦訓練の難しさ”【サンデーステーション】(2024年4月21日) ANNnewsCH

伊豆諸島沖で墜落した海上自衛隊のヘリコプター2機。
事故はなぜ起きたのか。
元パイロットを取材すると訓練の難しさが見えてきました。

■空中で衝突か…海自ヘリ2機墜落1人死亡
伊豆諸島・鳥島の東およそ270km、海上自衛隊のヘリコプターが墜落した現場です。事故当時、この海域で、海上自衛隊のヘリコプター3機が潜水艦を捜索する訓練を行っていました。
20日、午後10時38分頃から、そのヘリコプター3機の内、2機と相次いで通信が途絶えたといいます。現場周辺から、機体の一部の他、2つのフライトレコーダーが近接した場所で見つかっています。
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「この2機が恐らく空中において衝突したのであろうことが最も蓋然性が高い可能性と考えております」
墜落した哨戒ヘリコプター「SH-60K」は、全長およそ20m、幅16m、高さ5mで、定員は4人。墜落した2機に搭乗していた8人の内、1人は救助されましたが…
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「本日未明に収容した隊員1名の死亡を確認いたしました。無念でなりません。収容された隊員の他7名については自衛隊として全力を挙げて捜索救難に当たっているところです」
現場の海域は、水深5500m。捜索は困難を極めるとみられます。現場で一体、何が起きたのでしょうか…

これは海上自衛隊のYouTubeチャンネルの映像。
「SH-60K」はこのように護衛艦に載せて運用され、主要任務は周辺にいる潜水艦の探知や攻撃です。映像では、隊員らが「SH-60K」に急いで乗り込み、艦上から飛び立つ様子が紹介されています。機体は4人乗りで、事故当時も、2機にそれぞれ4人ずつ搭乗していたと言います。事故機が所属している第22航空群のXには、「SH-60K」が救助訓練をする映像も―。
機体を海面近くまで降下させて、ホバリング。隊員がロープを伝って、海に入ります。そして、泳いで救助対象のもとへ。その間も、「SH-60K」は低空を保ち、救助対象を引き上げるという、過酷な訓練です。同じ部隊による、潜水艦の捜索訓練の映像。やはり低空で飛行し、海中の物体を探知する“ソナー”を海面に下ろします。今回の事故機は、このような訓練を夜間に行っていたとみられています。

■元海自パイロット語る“訓練の難しさ”
元海上自衛隊のパイロット小原凡司さんは…
(元海上自衛隊パイロット 笹川平和財団 小原凡司氏)「夜でもヘリコプターに限らず航空機は衝突防止灯と右弦灯・左弦灯というライトをつけていますので、パイロットは僚機がどこにいるかというのを目視でも確認をしていると思います。さらにはお互いにレーダーで僚機がどこにいるかというのは常に把握していますし、レーダーで近づけば後ろに座っている航空士、センサーマンから警告もなされると思います」

今回墜落した「SH-60K」の同型機は、2021年、鹿児島・奄美大島沖で、夜間の訓練中に接触事故を起こしています。それをきっかけに訓練時には、ヘリ同士が高度をずらして飛行するなどの対策が取られていましたが…
(海上自衛隊 酒井良 海上幕僚長)「高度につきましては、2021年の事故教訓の防止対策から高度セパレーションを行うということが対策として述べられています。今回の事故原因はまだまだ究明段階ですが、仮にこれをしっかり守っていたのであれば衝突は起こらない…なぜ高度セパレーションがとれなかったのか、著しく近接したのか、今後の原因究明の大きな課題」
ただ、元パイロットの小原さんは、ソナーを使用する際には、同じ高度になる可能性を指摘します。
(元海上自衛隊パイロット 笹川平和財団 小原凡司氏)「例えば対潜戦を行うときなどはソナーを下ろすときにはホバリングをしなければいけないわけですが、そのホバリング高度まで高度を下ろし速度をゼロにする。ソナーを使うときには必ず全ての機体が高度を変える運動をするので、重なるところは出てくるということです」
自衛隊は、回収した2機のフライトレコーダーを分析し、事故原因の解明を進めるとしています。

(木原稔 防衛大臣)「今回このような事故が起こったことは痛恨の極みであります。収容した隊員の死亡が確認されたことにつきましては防衛大臣として衷心より哀悼の誠を捧げたところでございます。ご遺体につきましては横須賀病院に移送し検視を実施中であります。現在も引き続き自衛隊や海上保安庁による懸命な捜索を残り7名に対して継続中であります。ヘリ3機体制でこの訓練にあたっていたということでもう1機の当該機についてはいまその搭乗員に対して、聞き取り調査を行っているところでございまして、まだその内容等についていま確認中というところでございます」


【速報】木原防衛相会見 海自ヘリ2機墜落について
日テレNEWS 2024/04/22 #速報 #海上自衛隊 #ヘリコプター
20日夜、伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故について、木原防衛相が会見を行います。


海自ヘリ2機が墜落、1人死亡 行方不明者7人の捜索続く
BBC 6時間前 2024.4.22

海上自衛隊の哨戒ヘリ「SH-60K」(資料)画像提供, JAPAN MARITIME SELF-DEFENSE FORCE
https://www.bbc.com/japanese/articles/c97z9245d08o
東京・伊豆諸島沖で20日夜、海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に衝突して墜落したとみられる事故で、22日も行方不明者7人の捜索が続いている。この事故ではヘリコプターに乗っていた隊員1人の死亡が確認されている。
現場海域ではヘリコプターに乗っていた男性隊員1人の遺体が収容されたほか、墜落したヘリコプター2機のフライトレコーダーや回転翼の羽根などと見られる残骸が回収されている。しかし、22日夕時点で行方不明者の発見には至っていない。
岸田文雄首相は22日の衆議院予算委員会で、「任務遂行のための厳しい夜間訓練のさなか、大切な隊員を失ったことは痛恨の極みだ。殉職した隊員に対し心から哀悼の意をささげるとともに、引き続き7人の行方不明者の捜索・救助に全力を尽くしたい」と述べた。
事故原因はまだ明らかになっていない。
木原稔防衛相は22日、ヘリコプター2機のフライトレコーダーからデータを抽出できたとし、現時点で機体に異常があったことを示すデータは確認されていないと説明した
ヘリコプター2機にはそれぞれ、4人の隊員が乗っていた。2機は潜水艦を探知する夜間訓練に参加していた。
日本メディアによると、20日午後10時38分ごろ、伊豆諸島の鳥島沖でヘリコプター1機との通信が途絶えた。
その1分後、このヘリコプターから緊急信号を受信した。25分後には、同海域でもう1機との通信が途絶えた。
事故を受け、自衛隊の艦艇10隻と航空機5機による捜索が開始された。
「捜索は24時間体制で昼夜を問わず行われた」と、海上自衛隊関係者はAFP通信に語った。
事故機は米シコルスキー社の「シーホーク」をベースに三菱重工が製造した哨戒ヘリ「SH-60K」。「シーホーク」は主に、海軍の駆逐艦で運用されている。
事故当時、現場周辺に他国の航空機や艦艇などはなく、海上自衛隊はこの事故に他国が関与していた可能性は低いとしている。
日本政府は、中国がアジア地域で強硬姿勢を強めていることから、防衛予算を拡大し、アジアにおいてアメリカや韓国との協力関係を深めている。
2023年4月には、沖縄県宮古島沖で陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が墜落し、第8師団長の坂本雄一陸将など、乗っていた隊員10人が死亡した。生存者はなかった。「ブラックホーク」とも呼ばれる同ヘリは消息を絶った当時、周辺海域を偵察飛行中だった。
(英語記事 Japan helicopters crash: Search ongoing for naval crew in the Pacific)