【こっそり「安芸高田市地域防災計画」】中国新聞「権限代行を立てられましたか?」質問に市長回答なし | ☆Dancing the Dream ☆

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なんと23年8月安芸高田市は「地域防災計画」を策定し、(こっそりと)権限代行者を設置していた。

22年9月の連休頃、台風14号の接近時に、安芸高田市の石丸市長は千葉で開催されたトライアスロンに参加していた。
この問題を22年12月の市議会で追及した山根議員は、総務省消防庁が策定した「市町村長による危機管理の要諦」を示し、災害時、首長が不在のときにあらかじめ権限代行者を定めておく必要があることを指摘したが、石丸市長は「市長が連絡可能な状況である以上、代行は立てる必要がありません」と言い放った。

台風が接近中であることを知りながら市を離れ、トライアスロン競技に興じていたこと、さらには、「(市長が不在でも連絡可能な状況であれば)代行は立てる必要がない」という石丸発言は、議会でも22年12月〜23年9月まで問題視され、議会が22年度の決算を不認定とする理由の一つにまでなった。

地元紙の中国新聞の安芸高田市局長の胡子洋記者も、22年12月の市長定例会見において、少なくとも5回、「市長は権限代行者を立てられましたか?」と質問を繰り返したが、市長は記者に罵詈雑言を浴びせかけ、最後まで回答することを拒否した。

さて、石丸市長の主張、「連絡可能でさえあれば首長が不在でも、代行は立てる必要がない」は、法的に通用するのか?

法的な建て付けはこうなっている。
災害対策基本法第42条に則り、市町村長は「市町村地域防災計画」を策定しなければならない。そして、「市町村地域防災計画」は「(府省庁の)防災業務計画」や「都道府県地域防災計画」に抵触するものであってはならない。
すなわち、安芸高田市の地域防災計画は、広島県のそれに則らねばならないのである。

では、「広島県地域防災計画」ではどのように記されているのか?
(55ページ)
 ”特に、県、市町は、災害時に災害応急対策活動や復旧・復興活動の主体として重要な 役割を担うこととなることから、業務継続計画の策定等に当たっては、少なくとも首長 不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制、本庁舎が使用できなくなった場合の代替 庁舎、電気・水・食料等の確保方策、災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保 方策、重要な行政データのバックアップ並びに非常時優先業務について定めておくものとする。

つまり、石丸市長の「連絡可能でさえあれば首長が不在でも、代行は立てる必要がない」という主張は、災害対策基本法第42条に反していることになる。

このままでは不味いことになる。
安芸高田市には、広島県から出向してきている元・県の危機管理課・参事の危機管理監がいる。松崎博幸 危機管理監だ。
松崎危機管理監は市長が千葉のトライアスロンに参加していたことは知らされていなかった。知っていたら止めていただろう。
執行部にとって、災害対策基本法違反になりかねないこの状況が極めて不味いことを理解していただろう。

然して、23年8月23日に「安芸高田市地域防災計画」が策定された。
そこには、こう書いてある。
(32ページ)
 ”業務継続計画の策定等に当たっては、少なくとも首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制、本庁舎が使用できなくなった場合の代替 庁舎、電気・水・食料等の確保方策、災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保 方策、重要な行政データのバックアップ並びに非常時優先業務について定めておくものとする。

そして、この地域防災計画は、周知徹底されなければならない。
ホームページにはPDFファイルは掲載されているが、なぜ、広報誌の「市政の動き」にこの内容の紹介がないのだろうか。”見える化”を図るというならば、石丸市長が執筆している「市政の動き」への掲載は必須ではないのか?

(2ページ)
 ”この計画は、市の職員及び住民への周知はもちろん、関係公共機関及び公私の公共的団体並びに防災上重要な施設の管理者への周知徹底を図る。
また、災害対策基本法第 42条の規定によって公表する。”


そして、23年9月の市議会。
「市長不在時の代行」について、市長の言い振りは微妙に変化する。
「代行代理を立てなかった」のではなく、「行政組織の常識として(総理大臣の次が副総理、大統領の次が副大統領のように)序列として決まっている。」などと述べたが、やはり「(連絡がとれる環境が担保できているので)代理は立てていない」と結語した。

「代理は立てていない」と?
連絡が取れようが、取れまいが、予め、首長が不在時の代行は立てておかなければならないし、首長は対策本部を離れてはならない。

石丸市長は、自らの間違いを糾すことのできない愚か者であり、人命を軽視する冷血漢である。
とても市長の器とは言えない。


2022年12月 市長会見
中国新聞・胡子記者 くり返し5回質問‼︎
「市長は権限代行者をたてられましたか?」

「すでに説明してきた通りです。きちんと勉強して理解をしてください」
「ここは記者を教育する場ではないです。いい加減にしてください」by石丸


安芸高田市定例記者会見(令和4年12月)2022年12月

(2:38〜)

12月20日の中国新聞に、市の災害対応に関する記事が載っていました。
この中でいくつか指摘をしておきます。
記事の中では、「市議が一般質問で」という表現があるんですが。何回もお伝えしてます。
議員はちゃんと実名で報じるべきです。
でなければ、無責任な言動がはびこります。
ここで言えば、山根議員ですね。の一般質問です。


    


これについては、翌日の2日目の一般質問の中でお話をしましたが、2日目の朝ですね。
議長に注意をしに行きました。山根議員の一般質問は規則に反すると。
それを受けて議長も厳重注意したと言っておられた。
それを一般質問の場でお話をしました。それを踏まえて、なおこれのような記事を書いてくる神経が私には信じられません。一体何を考えているのか。

    

その中で、より重要なんですが、不正確な記述が散見されます。
識者のですね、見解とかでいうあたりで。
「権限代行者を定めていないというのは不備だ」とあるんですね。
その通りだと思うんですが、権限代行者が定まっていない自治体というのはないと思います。おそらく。
どの国も、日本もですし、海外、アメリカだって大統領の後は副大統領で、国務長官で。順番にずっと下まで序列があるんですね。
それが事実なんですが、この「定まっていなければそれは不備だ」っていうのは当たり前なんですけども、こういうですね、話をあたかも何か安芸高田市の不備であるかのごとく書くのはこれは変更報道を通り越して嘘だと思います。

権限代行者というものがいかなるものか知っててこのような記事を書いたとするならばかなり悪質ですし、知らなかったとすればお粗末です。
どちらの可能性が高いといえば、前者ではないかなというふうに疑っています。
要は知ってたけど、あえてこのような記事を書いている。
なぜか?
前科があるからですね。中国新聞、前も少しお話ししたんですが、6月5月の議員定数削減の際にですね、似たような報道をされてました。
「議員定数削減を執行部側から提案するのはけしからん」みたいなですね、識者の見解が載せてあったんですけども。
他のメディアの方が同じ大学の先生に同じ質問をしに行ったそうです。そうすると、「執行部、市長に対して少し、注文、苦言を呈している部分はあった」と。が、もっと、執行部・市長を評価する発言もされていたというのが実際です。ただその一部の注文苦言を抽出してあたかも今回のその時の執行部の対応が悪いかのような記事を作られていると。
このメディアの方は「中国新聞はかなり恣意的ですね」という評価をされてました。

ですので、私としては分かってて、あえてこのような記事を書いてしまったのかなと思っているんですが、非常に残念でなりません。
以上が市政の動きになります。

(中略)

(22:11〜)

中国新聞:
先ほど市長がですね、「権限代行者」のことをお話しされてましたけど。
その権限代行者は、特別職なりが指定されるというのはあると思うんですけども。
一般質問の中でも、「市長が連絡可能で状況である以上、代行は立てる必要はない」と。今回、そういうふうな対応されたというふうに理解してるんですけども。
それと、今回の記事との間違えだとかそういうことをおっしゃってますけど、それはちょっと違うんじゃないのかなというふうに思います。

石丸市長:
今のぼやきは何ですか。
ここ市の記者会見の場なので、中国新聞のですね、ウダウダなんかおっしゃってるのを聞く場じゃないんですよ。なんで勝手な発言はやめて…

中国新聞:
今回、(台風14号の時に、権限代行者は)たてられたんでしょうか?

石丸市長:
すでに説明してきた通りです。
きちんと勉強して理解をしてください。
それこそ分からないんであれば、専門家の方に聞くなりしてください。

中国新聞:
いや、(権限代行者を)立てられていたんですか?とお伺いしています。

石丸市長:
ここは記者を教育する場ではないです。いい加減にしてください。

中国新聞:
教育とか言うんじゃなくてですね、
先ほどその「権限代行者を立て」云々の下りがおかしいというふうにご指摘されたんでですね。私の方もそれについて市長の見解をお伺いしてるわけなんですよ。
だから、今回は(権限代行を)立てられてたんですか?

石丸市長:
では、さっきの私の疑問点から晴らしていくと、分からず素直にこの記事を書いてしまったということなんですね。

中国新聞:
だから、(台風14号のときに市長が千葉のトライアスロンに参加していたとき)権限代行者は今回は立ててらっしゃったんですか?
っていうふうに私は聞いてるんです。

石丸市長:
じゃあ、ご存じないということですね。

中国新聞:
だから「(権限代行者は)立てる必要がない」というふうに市長はおっしゃってたんですけどね。

石丸市長:
(権限代行者とは)いかなるものか理解認識されていないということですね。

中国新聞:
そういうことじゃございません。じゃあ質問に答えてください。
今回、だから代行者を立てられてたんですか?

っていうこと。

石丸市長:
理解をしてください。すでに説明をしています。

中国新聞:
え? どこで説明されてるんですか?

石丸市長:
前提の知識があれば、理解ができるように説明をしています。

中国新聞:
すいません。それはどの場で説明されちゃったんですか?

石丸市長:
分からないなら勉強してください。
録音されてますよね。何回も聞き直してみてください。ちゃんと読んでください。
読み込んでください。

中国新聞:
それは一般質問の時にということですか?

石丸市長:
…(無言)…。

中国新聞:
一方的にですね、自分は答えずにですね、
指摘だけするっていうのは、それはどうかと思いますよ。

石丸市長:
では、今のお話に対して、一つだけ返しておきます。
説明をする機会は提供しました。
この12月20日の記事の最後に、19日夕方までに回答はなかったなどと書いていますが、説明するとお伝えしたはずです。にもかかわらず取材をしなかったのは中国新聞の単なる都合です。自社の都合で聞いてない、説明していないなどど言わないでください迷惑です。

中国新聞:
それは言わせてもらいますけども、その時にどういうふうに市の方が回答したかというと、
8月の 8月のですね、我が社が…

石丸市長:
中国新聞がダラダラ喋る機会じゃないので、やめてもらっていいですか。
司会も当ててません。

中国新聞:
いや、当てられましたよ。

石丸市長:
いや、もう終わってます。
これ以上、記者会見の場で勝手な主張をされないでください。
もし主張があるならご自身で自社で会見を開いてください。
ここは安芸高田市の会見の場です。迷惑です。わかりますか。

中国新聞:
いや迷惑ですって、一方的な主張をですね…

石丸市長:
であれば、中国新聞が記者会見を開いたらいいじゃないですか。
場所、なんなら貸しますよ。開いてください。自社で。独自に。迷惑です。
記者なら理解してください。立て付けがありますよね。
記者会見で会見開けばいいじゃないですか。
声明を発表すればいいじゃないですか。やめてください。迷惑です。
そもそもですが、ここ中国新聞の取材許可してませんので。
勝手な発言やめてください。

中国新聞:
これは、記者クラブが主催して、市長の一方的な主張する場じゃないんですよ。

石丸市長:
いいえ、そうですよ。
安芸高田市の記者会見ですから。市が主張する場です。
中国新聞が勝手に主張する場ではないですけど。

中国新聞:
それは市長が言ったことに対して、こちらが意見をしてるわけなんですよ。
それは受け付けないんですか。

石丸市長:
意見を求める場合もあります。
それは市が見解を述べるために必要だから聞く、と先月もお話をしました。
忘れましたか? もう1回お伝えします。
滋賀県会を述べるのに必要だから確認をする場合もあります。が、

中国新聞:
市の見解は出ましたか? 最終的に。

石丸市長:
勝手な話をするための場ではありません。迷惑なので控えてください。

中国新聞:
先月の記者会見で市長は市の見解を示しましたか?
示してないじゃないですか。

広報課:
その他はご質問ございますか?
それでは市政の動きにかかるご質問を終了します。
その他で何かご質問はございますか。


ーーーーーー


こちらの記事⬇︎に、
市長が「(災害対策として)権限代行を立てる必要がない」と答弁した議会の文字起こし全文あり。
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12826153766.html

該当箇所⬇︎


2022年12月 市議会
市長は台風14号のとき千葉のトライアスロン参加
山根「権限代行者を決めていたか?」

市長「連絡可能な状況である以上、代行は立てる必要はない」

令和4年(2022年)第4回定例会(12月)定例会 一般質問 山根議員(12月12日)

○山 根 議 員
市長は、自分が御自分がいらっしゃらなかった間、対策本部長の権限代行者を決めておられましたか

○大 下 議 長
答弁を求めます。
石丸市長。

○石 丸 市 長
質問の意図がさっぱり不明なんですけども、話を聞かれてなかったんですかね。よろしいですか。何か先ほどからですね、現場を見定めるとか、よく分からない精神論をされるんですが、私が何か滝にでも打たれてたら災害対応うまくいくんですか。まきの上に正座してたら、みんながきびきび動いてくれるんですか。そんな意味の分からない精神をふりかざさないでください。
今、危機管理監から説明があったとおり、情報は随時共有され、必要なものについては指示が出せる体制を取っています。御想像ができなのかもしれませんが、今21世紀です。どこにいても、連絡がつきます。携帯電話もあれば、インターネット、動画の共有だってできるんです。
余りにも視野が狭い、昔のまんまの発想で無理難題、押しつけはやめていただきたいと思います。
そのような発想では、そもそも今の時代災害に対応できません。私がどこにいようとも、基本的にはこの町は動く、災害対応もできる。それを作り上げるのが市長の務めです。そしてそれを実行しています。変な先入観はやめて、言いがかりもよしてください。

○大 下 議 長
答弁を終わります。
山根議員。

○山 根 議 員
本当に災害対応のことを全く勉強されてないですね、市長は。
危機管理監、こういうものあるの御存じですか。

○松﨑危機管理監
見えません。

○山 根 議 員
申し上げます。
これ、私が持っているのは、消防庁が令和4年に出した、令和4年ですよ、市町村長による危機管理の要諦です。初動対応を中心としてと書いてあります。
これはですね、被災自治体の首長提案を消防庁がまとめたものです。
元は、自治体トップの災害対応の在り方に危機感を持った消防庁が有識者の意見を聞き、また項目の列挙だけでは経験してないとこには伝わらないとして経験者からのメッセージも掲載し、初めは平成26年、2014年に研修資料として作成されました。その後も災害を中心とした事例集が作成され、今に至っております。
20数項目ありますが、一つは、初動体制について。危機事態が発生した場合、また、発生が予想される場合、最悪の事態を想定して、一刻も早く本庁舎災害対策本部設置予定場所に駆けつける。これ、市長の初動体制について、取るべき行動だというアドバイスです。
そしてもう一つ大事なこと。全責任を負う覚悟を持って陣頭指揮を執るという自治体の長としての責任と、心構えの問題を伝えています。
これの作成に関わった方は、その当時の時事通信社の解説員の方ですが、必ずどこの自治体にもあるものだと。これを見て学んでくださいと言われてます。この職員幹部の中で、この市町村長による危機管理の要諦、初動対応を中心として、読まれたことがある方、見たことがある方、いらっしゃいますか。いらっしゃらない。
安芸高田市は、災害に対して、もっともっと学んでいかなきゃいけないと考えます。私はこれを言うためにここに、この場に来ました。キモイと言われますが、今そんな時代じゃないと言われますが、被災者、被害を受けるのは生身の人間です。市民のことを考えてください。ここでじっとして携帯を持ったり、ネットでつながってるだけで物事は解決しません。その場で見て、助け起こし、そして家財を守る。そうですか、ノーですか。
私、今日ここに来る前に、また、今の安芸高田市、厳しい状況にあるそれについて、本当にえーと思うことを新聞で見ました。なかなか必要なときに出てこないのが資料ですが。今ですね、12月7日と8日に中国新聞に、広島県教委の話が出てました。トップに対するゆがみでしたかね、トップダウンにゆがみが生じる。そして、職員が忖度をして意見が言えない。そういう記事が上がっておりました。私はそういうことのないことを期待いたしますが、今、まさに市長の言われることを、これまで災害経験のある職員の方々がそのまま受け取るようでは、この安芸高田市、災害対応、本当に危機だと思います。しっかりと市民の命、安全安心、そして財産を守るために動いててください。災害対応についてもう一回、学び直してください。私もこれを見て、これではいけない、考えなきゃいけないし、対応しなきゃいけないと、そういう気持ちになりました。
これに書かれてる首長たちの心は、本当に悔しくって、命を救えなかったこと、自分が責任を取らなきゃいけなかったけど取れなかったこと、いろんな思いで、それがこもったものです。しっかりと市長にもですね、これを受け止めていただきたいと思います。
以上で、私の一般質問終わります。

○石 丸 市 長
終わらせちゃ駄目でしょう。

○大 下 議 長
答弁を終わります。

○石 丸 市 長
終わらせちゃ駄目でしょう。終わってないって。

○大 下 議 長
執行部に申し上げます。
先ほどの山根議員の通告した中で、答弁漏れがあると思いますが、答弁漏れは執行代行は決めていたのかという質問です。それがありませんでした。
石丸市長。

○石 丸 市 長
補足してまとめて御説明します。
まず、勉強不足云々おっしゃるんですが、御自身の勉強不足を人に当てはめないでください。

○大 下 議 長
石丸市長に申し上げます。
先に答弁をお願いいたします。

○石 丸 市 長
説明の順序はこちらで決めちゃ駄目なんですか。

○大 下 議 長
いやいや、先ほどの答弁までの答弁をお願いいたします。

○石 丸 市 長
話しますよ。

○大 下 議 長
執行代行は、決めている?

○石 丸 市 長
私の順番で話しちゃ駄目なんですか。

○大 下 議 長
いや、いや、順番いうか。

○石 丸 市 長
そこまで議長が内容に言及ができないですよね。ちゃんと答える。

○大 下 議 長
議場ではでは整理権は私にありますので。

○石 丸 市 長
じゃあもう発言が認められないんですか。

○大 下 議 長
いや、発言は認めておりますけど。

○石 丸 市 長
じゃあしゃべります。

○大 下 議 長
いや、ですから、先ほどの答弁漏れの答弁を先に。

○石 丸 市 長
順番がありますので、順序立てて説明するほうがよろしいかと思います。よろしいですか。

○大 下 議 長
簡潔にお願いいたします。

○石 丸 市 長
その前に簡潔に質問させくださいよ。

○大 下 議 長
はい。

○石 丸 市 長
今のはさすがにむちゃくちゃですよ。

○大 下 議 長
いやいや、むちゃくちゃじゃない。

○石 丸 市 長
全く簡潔じゃないぐちゃぐちゃの質問を意見表明をさせておいて、執行部は。

○大 下 議 長
議員は、市民の意見を代弁する場として一般質問してるんです。

○石 丸 市 長
一般質問そうやって書いてあったじゃないですか。

○大 下 議 長
いやいや。

○石 丸 市 長
書いてありますよ。

○大 下 議 長
執行部は、議員を通して市民に対する説明責任があります。

○石 丸 市 長
いや、ちゃんと私その前の議会で説明しましたよね、要望とか、そういう好き放題問題を言うんではなくて、ちゃんと執行部に質問をしないといけない。だから今の質問で終わってないといけないですねって言ったんですよ。

○大 下 議 長
ですから質問に答弁をお願いいたします。

○石 丸 市 長
では、順序立てて御説明します。
まず、先ほど御案内された資料ですが私はそれは存じ上げませんが、恐らく内容については理解できてると思います。この執行部のメンバーにおいても同様です。なぜならば、そういった類のものはありふれているからです、世の中に。消防署だろうとどこだろうと、今に始まった話ではありません。それこそ私が前職の時代から、防災対応というのは民間企業でしたらマニュアル化されてます。これが現状です。
先ほど御自身が助言があるというふうに申されましたが、そのとおりだと思います。アドバイスです。やらなければならないという決まりではありません。
そして大事なのは、その概念を理解することです。その場に行けという指示ではないんですよ。情報を共有して、意思決定できるようにしなさいというのが助言の趣旨のはずです。余りにも短絡的です、理解が足りません。
そのくだりね、被災経験のない自治体首長云々と申されましたが、この自治体はあります。私自身も昨年経験しました。その意味で、私を含め職員、安芸高田市というところは、およそ必要なものは知り得てます。
実感を持ってます。だからこそ、今回、金曜日時点で、その予測を基に、対応の指針がしっかりと定められたんです。あれはどっかのマニュアルを聞かじった程度で作り上げられるものではありません。山根議員は行政というものを、行政組織というものを余りにも理解されてない、勉強が不足してます。
その意味で、最後にお伝えしますが、市長が連絡可能な状況である以上、代行は立てる必要がありません。


ーーーーーーー


2023年9月 市議会
台風14号接近時、市長はトライアスロン参加
危機管理監「知らなかったので、止められなかった」

「(不在でも連絡が取れているので)代理を立てていません」by石丸

令和5年(2023年)第3回定例会 予算決算常任委員会(9月21日)安芸高田市議会

(41:00〜)

○山 根 議 員
10ページをお願いします。
災害対策事業について、防災会議 を書面により開催で防災体制のさらなる強化を図ることを事業概要とするというところなんですけれども。成果と課題の中で令和4年度については台風が来る時に市長は不在であったという課題が…大きい課題があったと思うんですけれども、そこについての取り上げもなく、課題認識もないんですが、ここにところについてはどのように受け止められているのか伺います。

○松崎危機管理監    (注)松崎 博幸 安芸高田市危機管理監(前職:広島県危機管理課・参事/県から出向)
はい。さっき今、山根委員がおっしゃられた件なんですけれども。
それは昨年の9月議会でご説明をさせていただきました。本市としましては課題というふうには認識しておりません。以上です。
失礼しました。 昨年の12月の議会でご説明をさせていただいた通りです。
本市としては課題として認識しておりません。以上です。

○石丸市長
当時もきっぱりとご説明をしましたが、言いがかりはやめてください。
改めてお伝えしますが、時系列を追ってみて、必要なタイミングで私この町に戻ってきてます。その点を無視して主張を続けられるんですが、よろしいですか。
あの日は確か3連休の中日で月曜日の朝から昼にかけてが最も接近する、で暴風域に入ったんですよね。なので、その前日の夕方には 帰って帰ってきてますよ。
それが実際です。で、その前に市外に出てたんですけども、間に合うように帰ってきてます。夜時点ではここで待機してます。で、実際、危機管理監とも連絡を取ってます。で、危機管理監から「明日の朝イチで大事です。ただそれでも暴風域に入るので、気をつけて様子を見ながらこっちに来るのか自宅にとどまるのか判断してください」というやり取りをしています。どこに問題があったとおっしゃるんでしょうか。勝手な思い込みで問題発言する のやめてください。

○山 根 議 員
土日月の3連休ですよね。
勝手な思い込みと言われますけれども、17日土曜日に強風注意報、18日 暴風警報大雨警報が出て、18日の18時31分には暴風系を発令と同時に災害対策本部が設置されております。
この時市長はいらっしゃらなかった。
というのは 9月18日は千葉県九十九里浜にてトライアスロンの競技に出場されていた。
そこで問題が起きているではないですか。
災害対策本部設置された…

(不規則発言:石丸市長「意味がわからない」

○委員長
どうそ続けてください。

○山 根 議 員
いいですか。はい。
災害対策本部は本部長が設置するものであり、その時にいらっしゃらなかったということは大きな問題であると思いますし、その時にいらっしゃった場が千葉県。安芸高田市とは本当に離れたところにいらっしゃった。
危機管理意識について 一応問題があるのではないかという一般質問を行っております。
その時に、代理、代行をする方は決められていなかったという問題もあります。
そこを「問題としない」という危機管理監 のご発言がありました。
そういうところを危機管理で問題としない執行部についても、そこのところをもう一度お伺いしたいと思います。

○石丸市長
本来、私のプライベートをこの場で話すべきではないんですが、言及がありましたので一つ、詳細をお伝えします。トライアスロのレースは午前から始まって、昼には終わってます。
よろしいですか。 で、当日の夕方にここに帰ってきてんです。
何が問題があるんですか。
これが事実誤認のまず一つ。
そしてもう一つ、さらに今お話しされましたが、「代行代理を立てなかった」と、「決めてなかった」という言い方されるんですが、それも昨年のこの場で我々説明しますよ。 ◀︎(✔️注)虚偽発言。22年12月定例会にて、石丸市長は「市長が連絡可能な状況である以上、代行は立てる必要がありません」と言っている。)
決まってるんです。序列として。
市長の次は副市長。次で言えば今回でいえば危機管理官。
これはあらゆる行政組織の常識です。知らないんですか。
日本の総理大臣だってそうですよ。副総理がいて。
アメリカだってそうです。大統領、副大統領。そのあと各省庁のトップ、ずらっと。
権限が順番に並んでるんです。決まってます。◀︎(✔️注)誤り。業務継続計画の策定等によって、少なくとも首長不在時の明確な代行順位を定めておかなければならない。)
認識改めてください。
その上で代理を立てるか立てないかは、本人に意思決定能力があるかないかによります。
電話で、ネットで、あらゆる手段でコミュニケーションが取れる環境が担保できているので当然ですが、私に権限は残ったままです。
誰かに渡す必要がないので、代理を立てていません
これが行政の常識です。
当たり前のことを理解せぬままあさってな方向で質問されないでください。
恥ずかしいです。

○山本数博委員
山根議員に同感してですね、危機管理について危機管理監が「課題としてない」と言われたことについて質問をさせていただきます。
当時は土曜日の夜が山場だったかと思いますけど、我々は地域ですね、自主防災の中で金曜日、まだ 天気が良かったと思いますが、今晩ぐらいから来る言うんで、高齢者対策についてですね、避難の話をやっておりました。
で、山根委員が12月に質問された時にですね、「自分らはもうその地域で自主防災で 避難活動をしよるのに市長はこの時おらんかったのか」と、いうことを知りましてですね。
「こんなトップで危機管理が大丈夫なんかの」、いう風にもう痛切に感じました 。
で、今「全く大丈夫じゃ」言われたんですが、消防団から「こんなんでええんか?」というのがありました。
夜の12時過ぎにですね、土曜日の夜だったと思いますけど、「夜の12時過ぎに出動命令が出たんだ」と。「なんで早う出さんのかな」というのが ありました。
これについては、やっぱり「トップがおらない」そこに危機管理の問題があるんじゃないかというふうに私は思うんですけど、当然の何ですか、「系列でちゃんとしてある」という市長の考えにも同調できるのですけど 、危機管理監「何ともない」と 「課題じゃない」と言われたんですが、訂正されませんか。

○石丸市長
先ほど申し上げたばっかりなんですけども、土曜の夜が山場ではありません。月曜日の午前中にかけてです。事実誤認が甚だしいです。
誤った認識に基づいてものを述べないように してください。前提が間違ってます。
その上で、人の話はちゃんと聞いてください。真面目に。失礼です。

○委員長
山本数博さん、私語は謹んでください。
発言する時には委員長に許可を求めて発言してください。
補足説明がありますか。引き続き。はいではお願いします。

○石丸市長
これも 昨年の12月の段階で説明をしていますが、金曜日から土曜日に、そして日曜日にかけて、必要な措置は講じています。金曜日、時点で。いなかったから、どうのこうのというのは単なる言いがかりです。
むしろ金曜日時点で万全の体制を組んでます。市役所として。
3連休、月曜日にかけて台風が来ると。そのステージにおいてどういう対応すべきか。もう全部想定して準備してありました。
そして金曜日の段階で、月曜日の朝にかけての注意をお助けフォンでもう吹き込んでます。
これも台風の常識なんですけども、「台風が来るかなり前に準備をしてください」とそういうメッセージ です。そこまで読んで対応します。
どこにどのような落ち度があったというのか、抽象的な批判はやめてください。
誹謗中傷です。

○松崎危機管理監
先ほど消防団のですね、「出動が12時にあった」という件なんですけれども。
これは消防団本体が決められまして、出動をしています。
市長がいたとかいなかったとかという関連は全くございません 。
台風が接近をしているということなので、事務局として消防団とお話をさせていただきました。
で、その出動については、幹部の方がお話をして、接近の時間もありましたので、「一番危なくない12時ぐらいの待機でどうか」という風に決定をしたと言って、私の方は聞いております。
さらには「それが 早かったんじゃないか」という話が消防団の中であって、それについて消防 団幹部が各方面体についてですね、お詫びをしたという顛末を私どもとしては報告をしております。
ですので、少し事実と事実と 認識がちょっと一致されてないんではないかというふうに今私としては感じております。以上です。

他に質疑はありませんか

○桜木委員
先ほどから聞いとるんですがね。5年前に 本当に大変な災害があったわけですよ。
人も亡くなって。で皆、ナイーブになっとる時に、市長が、まあ、そういう千葉の方へトライアスロンに行かれたという情報が流れてる。

(不規則発言:石丸市長 聞き取り不能)

なぜね、県から来ておられる副市長、危機管理監が止めなかったのか?というのが非常に私は残念です。

(不規則発言:石丸市長 「議長、止めたほうがいいですよ」「そこ言わなくていいじゃない。言うべきじゃない」)

○議長
それはもう聞いてください。

○桜木委員
市長ね、先ほど山根委員がおっしゃる気持ちは、私は非常にわかります。
とにかく「自分の正しいと。問題はない」と言っておっしゃるんだけど、市民はそうじゃないんですよ。災害時は。危機管理と言ったらね、大変な問題なんですよね。
ですから、なぜ県から来られたら副市長、危機管理監が市長を止めなかったのかというのが私は残念でなりません。以上です。

○議長
危機管理監、成果と課題で 課題でないかという質疑です。

(不規則発言:市長「質疑じゃないんじゃないですか」「何を聞かれてるんですか」)

○議長
だから課題を聞かれたじゃないですか。
なぜ止めなかったのか。プライベートでも キャンセルして本市にとどまっておくべきで はなかったかということですよね。それを危機管理監どうですか。と言われた。

○松崎危機管理監
なぜ私が止めなかったのか。という質問ということでよろしいですか。

○議長
そうですね。はい。

○松崎危機管理監
まずですね、私はその事実については聞いておりませんでしたので。

(不規則発言:答弁を求めることについて指名をされないと)

○議長
指名しましたよ。

○松崎危機管理監
プライベートに関することでしたので、私はその事実については知りませんでした。
で、なぜ止めなかったのかという話なんです けれども、止めれなかったという話になります。
それで、なんて言うんでしょう。私の職責は仮に市長や副市長がいなかった場合であっても、災害対応を万全に努めることが使命だというふうに理解しておりますです。ですので、当時、私が17、18、19と災害対応を務めさせていただきましたけれども、万全な体制で対応に当たったというふうに私自身は認識しております。以上です。

○議長
ほかに質疑はありませんか。

○山根委員
はい、この件についていろいろ発言がありました。
市長がそのことについて プライベートだと言われること、そして、危機管理監が 市長がいなくても対応できる状況では作ってあると言われてますけれども、まずは、この時にですね、市長が外出するということを副市長は知ってらっしゃった。で、その時にどこに行かれるか、そういうところを確認をされてましたか。
まずこのことについて、お伺いしてよろしいですか。

○石丸市長
全く同じ質問されて答えてるんですけども。忘れられたんですか。

○議長
石丸市長、答えてください。去年の答えと一緒でも答えてください。

○石丸市長
覚えてないですか。覚えてないんだったら、忘れたので教えてくださいと言ってください。
何をはめようとしてるのか、勘繰ってしまうので教えてください。

○議長
よろしいですか。山根委員。

○山根委員
はめるとか、そういう問題ではありません。
私が昨年聞いた時に、外出をされることは知っていたと。
だからその先を改めて聞いてるんです。どこへ行かれるかは知ってらっしゃったか。
それは答えられないんであれば、その時に 副市長も危機管理監も知っていらっしゃらなかった。危機管理監はさっき言われましたよね。お知りにならかった、そういう状況で16日に全て対応はしたと言われますけど台風も来ることが分かってる台風について、16日にした。で、その後どのような変化があるかも想像はできないです。それも予定されたコースを動くかどうかも分からない状況であったにしても、18日、災害対策本部が設置された時には、18日トライアスロンの競技に出られてますよね。18日の午前中です。
まあ、そういうところ…

(不規則発言:市長)

○議長
はい。続けて。

○山根委員
よろしいですか。

○議長
簡単に明瞭に、質疑にしてください。

○山根委員
そういう一番 危機管理の対応が必要な時に、個人的なプライベートの活動を入れ、市民の命が関わるそういう災害対応をがしっかりとする認識、危機管理意識が欠けている状況が、一番ここの課題となるべきではないかと私は受け止めております。市民からも「命を預けてるんです、私たちは。その市長があの時にいらっしゃらなかったということは大きな問題です」と言われております。
それについて 市としての認識があまりにも なさすぎると受け止めてます。
危機管理監もう1点聞きます。

○議長
簡潔に。山根委員さん。簡潔に質疑をお願いいたします。

○山根委員
消防庁の要諦、あの時「見えない」と言われ ましたけど、しっかりとそこに書いてあります。
「危機管理においてはトップである市長が全責任を負う覚悟を持って陣頭指揮を執る。
駆けつける。体制をつくる」そのように書いてありますが、これについて危機管理監はしっかりと受け止めて動かれたんでしょうか。

○石丸市長
ここは質疑の場なので、ベラベラと感想述べないでください。それは市民のためになりません。

○議長
石丸市長も簡潔に答弁してください。

○石丸市長
私かなり言葉選んでますが。

○議長
冒頭の言葉は要りませんので、答弁に答えて、答弁をしてください。

○石丸市長
質疑が、その前段が長く、それも含めた質疑だったので…

○議長
それらを踏まえて、私がやりますので、市長は答弁だけしてください。

○石丸市長
できてませんので、よろしいですか。反省してください。
では答弁を続けます。
まず単なる感想に終始してます。先ほど来、執行部は事実を積み上げ、問題がなかったと説明をしました。どこに問題があったのか、単なる感想、気持ちではなく、どこに不備があったのか指摘が一切ありません。
これが現状です。これが事実です。
不備は指摘できていません。なかったんです。 あるならどこが問題だったのか言わなければなりません。
それが議員としての仕事です。
ないので 執行部としては当然、不備がなかったという結論を揺るぎません。
重ねてお伝えしますが、よろしいですか。ここまで理解できてますか。よろしいですね。
どうなるか わからない消防署の云々を言われましたが、体制を整えると。
体制は先ほどもお伝えし ましたが、金曜日時点で準備を整えて整え終わっています。
そして その後も時事刻々とシチュエーション変わるので、適宜コミュニケーションをとっています。
で、土曜日の朝方時点も、その時点で帰るという選択肢も当然あったんですが、帰る必要がないと。
これは私の方で判断をしました。
なぜならば、想定の範囲内で物事が推移してたからです。不測の事態があれば即座に帰る、そのような準備ももちろんですがしています。
で、さらに言えば、ちゃんと理解されてますか、聞かれてますか。よろしいですか。
先ほど来、土曜日から日曜の昼ですね、にかけて私が不在してたとおっしゃるんですが、たとえ私がここにいたとしても地の執行部の対応は何も変わっていません。これが事実です。
私がその場にいれば、もっとこうできた、ああできた、よかったね、になっていません。
故に課題として上がってないんです。
あの時、市長がいれば良かったねと、そのような事実が認められないので、そう思っていない。そう評価しない。というのが執行部の結論になっています。どうぞご理解ください。  ◀︎(✔️注)論点ずらし。石丸市長は「(首長不在時に)代行を立てる必要はない」と22年12月定例会で発言。業務継続計画の策定等によって、少なくとも首長不在時の明確な代行順位を定めておかなかったということが問題なのである。)

○松崎危機管理監
消防庁の出した予定の件ですけれども。直ちに市長が駆けつけられる状況に私はあったというふうに理解しています。それは 災害対策本部を設置したのは夕方ですけれども、最接近は 翌日なんですよね。
で、おそらく山根議員もご承知だろうと思うんですけれども、注意報や暴風警報っていうのはリードタイムというのがあって、おそらく 2個も3個も。1コマ3時間なんですけれども6時間前に出されてるんですよ。だから そんなに風はその時は吹いてないんです。だから最接近は翌日だったんですね。
で、翌日の朝に石丸市長と私が翌、その土曜日の 夕方に最接近を情報を取って、「明日の朝 登頂してください」というふうに私は日曜日の朝ですね、「日曜日の朝に登庁してください」という風にコミュニケーションを取ってますので、いつでも連絡も取れましたし、また駆けつけ られる状況にあったというふうに私としては理解しています。
それと、「消防庁の要諦」なんですけれども、先ほどの山根議員が読まれた部分については、災害が発生した場合のところをおそらく読まれてるんだと思うんですけれども。
もちろんそのそこに書いてあることは災害が発生した場合のことを書かれてるんじゃないかというふうに私は理解しているんですが、そのように思っております。以上です。
 ▲(✔️注)「市町村長による危機管理の要諦」”あらかじめ特別職の権限代行者を定め、周知しておくこと”ができていなかったことが問題なのだ。
https://www.fdma.go.jp/relocation/e-college/e-college/01kikikanrinoyoutei.pdf
    

○議長
他に質疑ありますか。はい山根委員。

○山根委員
何度も言うようですが、災害が発生した。発生してるじゃないですか。
そこのところの認識が甘い。
さらには、連絡を取れた取れたと言われますが、この連絡を取れるっていうのは、携帯で取れる。
実際にいなければ、取れないこともあるんじゃないですか。
知事が、首長がするものです。連絡も電波が届かなくなったり、車で行かれたら車の道路が寸断されたり、いろんなことが考えられる。そういう状況の中で市民を不安に陥れたと。
そういう状況があったと私は認識しておりますけど、そこのところについてはどのようにお考えでしょう。

○石丸市長
正確に事実を紹介すれば、山根議員の勝手な妄想によって、市民に不安が広がったというのが実際だと思います。今のお話を聞く限り。
災害が発生したというのはどの部分を指しているんでしょうか。
先ほど来、お話ししますが、月曜日は祝日ですよね。朝から昼までが一番この町に台風が接近する時間だったんですね。その前日の夕方に私ここに帰ってきてて、それの前を不在にしました。
それだけですよね。その不在した間も事前にそもそも想定をしていましたし、それ以降状況が変わるのかどうか、それを 適宜確認しながら連絡を取ってた。
どこに不安になる要素はあるんでしょう。私がここにずっといて立ってたら、何か市民が安心するんですか 。そんなバカなことはないので。バカという言葉はいけないんでしたっけ。馬鹿げたことがないので。馬鹿げたは、よろしいですね。

○議長
ちょっと控えてください。

○石丸市長
では 稚拙な 想像、勝手な…。どこまでがいいですか。

○議長
そういう言葉は使わなくても、答弁していただければいいと思います。

○市長
では できるだけ避けてお話しするならば。
根拠のない言いがかりはやめてください。これです。

○議長
はい。他に質疑はありませんか。
まだ質疑あるようでしたら 概ね1時間経ちましたので、ここで11時20分まで休憩といたします。



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2023年8月 防災計画策定
こっそり 権限代行者を設置😳
安芸高田市HP
2023年度安芸高田市地域防災計画を策定しました

https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/anzen/u133/
 2023年8月23日に*安芸高田市防災会議を書面開催し、2023年度安芸高田市地域防災計画が策定されました。
この計画は*災害対策基本法第42条の規定に基づいて、住民の身体及び財産を災害から保護し、市域の保全を図るため、本市の地域にかかる防災に関し、市並びに防災上重要な施設の管理者が処理すべき事務または業務の大綱を定め、住民の方の役割を明らかにしたものです。

  *安芸高田市防災会議
   
  *災害対策基本法第42条
   
   


安芸高田市地域防災計画( 基 本 編 )
2023 年8月 安芸高田市防災会議

https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/95/04/95048cc2-cb15-428a-ae7c-3491394e35fa/2023nendo-aki-takadashi-chiiki-bousai-keikaku-kihon-hen.pdf

p2
県地域防災計画、防災業務計画との関係
この計画は、*広島県地域防災計画広島県地域防災計画を基準として、共通の計画事項については、県の
計画に準じて作成し、県の計画及び防災業務計画に抵触しない計画とする。
  **広島県地域防災計画広島県地域防災計画 P55
   特に、県、市町は、災害時に災害応急対策活動や復旧・復興活動の主体として重要な 役割を担うこととなること
   から、業務継続計画の策定等に当たっては、少なくとも首長 不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制、本庁
   舎が使用できなくなった場合の代替 庁舎、電気・水・食料等の確保方策、災害時にもつながりやすい多様な通信
   手段の確保 方策、重要な行政データのバックアップ並びに非常時優先業務について定めておくもの とする。

防災計画の周知徹底
この計画は、市の職員及び住民への周知はもちろん、関係公共機関及び公私の公共
的団体並びに防災上重要な施設の管理者への周知徹底を図る。
また、災害対策基本法第 42条の規定によって公表する。



p32
業務継続計画の策定等に当たっては、少なくとも首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制(〜中略〜)について定めておくものとする。

p65
災害対策本部の設置
市長が事故や不在時等の非常時には、副市長、教育長、危機管理監、若しくは、在庁職員の中で最上級者が代行して指揮を執るものとする。



安芸高田市地域防災計画(震災対策編)
2023 年8月 安芸高田市防災会議

https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/53/d2/53d23307-ab41-474f-8aab-ded7ee70113d/2023nendo-aki-takadashi-chiiki-bousai-keikaku-shinsaitaisaku-hen.pdf

p44
業務継続計画の策定等に当たっては,少なくとも首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制,本庁舎が使用できなくなった場合の代替庁舎,電気・水・食料等の確保方策,災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保方策,重要な行政データのバックアップ並びに非常時優先業務について定めておくものとする。


p71
市長が事故や不在時等の非常時には、副市長、教育長、危機管理監、若
しくは、在庁職員の中で最上級者が代行して指揮を執る
ものとする。




内閣府も指導
「業務継続に必須な6要素を核とした計画」

首長が不在の場合の職務の代行順位を定める‼︎
内閣府 
市町村のための業務継続計画作成ガイド
~業務継続に必須な6要素を核とした計画~

(1) 首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制
首長が不在の場合の職務の代行順位を定める。また、災害 時の職員の参集体制を定める。
・緊急時に重要な意思決定に支障を生じさせないことが不可欠。
・非常時優先業務の遂行に必要な人数の職員が参集するこ とが必要。
https://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/guideline/pdf/161202_sankosiryo05.pdf





内閣府
≪全国防災・危機管理トップセミナー≫ 市町村における防災対策について

https://www.bousai.go.jp/kaigirep/kentokai/bousai_specialist2/01/pdf/shiryo5.pdf
○重要なポイント
・ 災害が発生したときに、防災活動を強力に推進するためには、指揮命令系統の確立が重要。 ・ 責任者が不在の場合も必要な意思決定がなされるように、首長の職務の代行についてあらかじめ定めておく。


内閣府
大規模災害発生時における地方公共団体の業務継続の手引き
新旧対照表

https://www.bousai.go.jp/taisaku/chihogyoumukeizoku/pdf/R5tebiki_yoshiki.pdf



明石市のケース
明石市事業継続計画(BCP)

https://www.city.akashi.lg.jp/anzen/anshin/bosai/kikikanri/documents/bcp2-2.pdf


広島市のケース
大規模地震発災時の業務継続計画

https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/54732.pdf




広報誌に「安芸高田市地域防災計画」策定の掲載なし⁉️
「見える化?」が図られていない市長が執筆する「市政の動き」?
広報あきたかだ 23年8月号 
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/1f/7b/1f7b2836-2ca2-4fe3-a7b4-fabbc19b5ecb/8gatsugou-_p16-17_shisei-no-ugoki.pdf

広報あきたかだ 23年9月号
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/32/c0/32c08ee5-e7a9-4cd7-9800-c3b8748b4c66/9gatsugou-_p18-19_shisei-no-ugoki.pdf
市政情報
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/59/20/5920cf2c-9339-4009-968f-3ef4cba58764/9gatsugou-_p8-9_gyousei-jouhou.pdf
災害時における災害廃棄物処理等の支援協力に関する協定
広島県資源循環協会
大規模災害時、災害廃棄物処理の支援協力について、 迅速な初期対応を実現し、強固な支援体制を構築する 協定を締結しました。

広報あきたかだ 23年10月号
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/58/8c/588cf0ef-a867-4c50-8fa4-a0d1a8956e7d/10gatsugou-_p20-21_shisei-no-ugoki.pdf

広報あきたかだ 23年11月号
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/b5/6c/b56c49a8-2d44-4255-80bd-dc95700f7b5c/11gatsugou-_p18-19_shisei-no-ugoki.pdf
2022年度決算
9月の定例会において、議会は2022年度の決算を不認定としました。審査の中で述べられた否決の理由は 「広報誌」と「台風の対応」でした。それぞれの論点を明らかにし、決算の不認定について整理します。
広報誌「市政の動き」
2021年度の決算と同様の論点でしたが、当時も「住民に正しい情報が伝えられていない」などという主張があ りました。もっとも、広報誌の内容については発行の前に議会事務局に確認をして貰っており、万一、誤りがあれば 訂正を行うという対応も取っています。
そもそも、執行部が「具体的な異議の申し立てがあれば、いつでも受け付ける」とまで言っているにもかかわら ず、議会はその問いかけに応じていません。結果として、議会の多数派は今年度もどこにどのような問題があるの か明らかにしないまま、広報誌を理由に決算を不認定としています。
なお、山本優議員は審査の中で「(広報誌の)内容については議長に報告していると市長が発言している」などと 述べられていましたが、そのような発言はしていません。繰り返し指摘している通り、誤った認識に基づいた判断こ そが大きな問題です。
台風の対応(危機管理)
否決の理由としては、もう一つ2022年9月にあった台風の対応も挙げられました。これに関して、執行部は台風 の接近に万全の準備で臨み、台風の最接近時は前後も含め問題なく対応したと説明しています。事実、反対討論に おいて、山本優議員は具体的な問題点を指摘せぬまま、「執行部の危機管理意識が低い」などと測りようのない抽 象的な批判に終始されました。
また、山本数博議員は審査の中で「消防団へ24時過ぎに出動命令が出たのは市長が不在だったせいだ」と発言 されましたが、完全な事実の誤認です。当時の出動については消防団本体の判断であり、市長とは全く関係がない と確認が取れています。熊高議員は「甲田町で開催した議会の地域懇談会で、消防団員からそのような話を聞い た」とまで言われていましたが、事実無根の噂に過ぎません。
審査のポイント
このように否決とする根拠は薄弱であり、印象論にとどまっています。不正確な認識を基に発言している点を踏 まえれば、議会軽視の誹りさえ免れません。何よりも、南澤議員が紹介された議員必携にある着眼点によって、否 決に与した議員らの論点は決算の審査として不適当であると明らかになっています。
記者会見
予算決算常任委員会の直後に開いた臨時記者会見では、決算の不認定について評価 を述べました。動画の再生数は約3週間で27万回を超えています。千件を超えるコメント が寄せられていますが、新聞やTVを介さずに形成された世論です。

広報あきたかだ 23年12月号
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/99/9d/999d83e3-5eb3-4380-a62e-72529ecb824e/12gatsugou-_p18-19_shisei-no-ugoki.pdf

広報あきたかだ 24年1月号
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/cd/8c/cd8c3e07-c0a2-40be-afd0-51f1a213e37e/1gatsugou-_p18-19_shisei-no-ugoki.pdf

広報あきたかだ 24年2月号
市政の動き
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/f2/f2/f2f238b8-ea80-4ab3-98d1-31f76d07188f/2gatsugou-_p22-23_shisei-no-ugoki.pdf