【安田純平氏 勝訴!】旅券再発給を拒否は違法「外相の権限を逸脱!処分の取消」判決 | ☆Dancing the Dream ☆

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2019年1月初から開始された安田純平さんのメルマガの読者だ。

安田さんが帰国後、私が最も注目しているのは、安田さんが、シリア入りする前のトルコで自由シリア軍から入手したという『イスラム国に関する重大な資料』についてである。

この件は、安田さんの友人で、安田さんがシリア入りする際に失踪直前まで連絡を取り合い、安田さん救出のために動いていたジャーナリスト常岡浩介さんが、明かしたことだった。

安田さんが入手した『イスラム国に関する重大な資料』とは、文書、写真に加え、映像も含まれるもので、資料の中にはISの資金管理に関係するものもあり、安田さんは、その資料から、イスラム国は「テロリスト」というより、国家と同等の規模だと分析していたという。

この資料は、どのような状態で保管されているのか?
それはリリースされることがあるのだろうか?
本年1月4日、イスラム国(IS)は、アメリカに殺害されたイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官(2020年暗殺)の追悼集会を襲撃し、多数の負傷者が出す事件を起こし、再び、その名が浮上したばかりだ。



2018年11月2日帰国後の記者会見。
https://www.youtube.com/watch?v=KolcyNq4_gs
安田純平さんのジャーナリスト魂、その強靭な精神力に驚愕したあの日。
1週間前まで シリアで40ヶ月(2015年6月21日行方不明〜2018年10月23日開放)も幽閉されていた人間が、いきなり眩いカメラのフラッシュの嵐を浴び、報道陣の前で、苦痛の極致の追体験をするような話を約2時間40分、語り通した。時系列を追って冷静に淡々と語られるあの記者会見は、逆に鬼気迫る凄みを感させ強烈な印象として残っている。

”官邸の国際テロ情報収集ユニットが日本政府の窓口となって人質解放に尽力しており、カタールが身代金を払いトルコが協力する引き換えに日本が両国の利益になるような「密約」を結んだと自民党幹部が明かした” という内容の記事が、AERAから出たが、現在削除されている。

 安田純平さん解放へ 身代金とトルコとカタールとの“密約”  ◀︎削除済み
  AERA dot.. 2020年11月27日
 https://dot.asahi.com/list/media/wa/2018102400034.html


おそらく政府の対面を保つために流されたデマだろう。
身代金は支払われていない。

  

  

外務省(当時:河野太郎外務大臣/安倍政権)は、長期間の幽閉に耐え抜き開放された安田さんの旅券再発給を拒否し、基本的人権である移動の自由を奪ったのだ。

国の旅券発給拒否処分の取り消しを求める裁判で、安田さんは勝訴した。
快挙だ‼︎

しかし、裁判所は憲法で認められた人権侵害であることは認めていない。
外務省から旅券返納命令を受け、出国を禁じられていた常岡浩介氏はこの取り消しを求める裁判で請求を棄却されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ad199f6a07a429be32bb467fd692b2f0ebc417a



パスポート発給拒否は外相の権限を逸脱 処分の取消判決を受け、ジャーナリスト安田純平氏らが会見  2024/01/27

プレスクラブ(2024年1月27日)

 ジャーナリストの安田純平氏が、外務省からパスポートの再発給を拒否されたのは違法だとして発給拒否処分の取消と旅券の発給を求めた裁判で、東京地裁は1月25日、発給拒否処分の取り消しを命じる判決を出した。

 安田氏はシリアで武装勢力に3年4カ月拘束された後、2018年に解放され帰国し、パスポートの再発給を申請した。しかし、安田氏が2012年に取材のためにシリアに入国後、出国手段を断たれたため、やむを得ずトルコに正規の国境ではないルートで入国したことから、トルコは安田氏を5年間の入国禁止措置としていた。

 外務省は、旅券法13条で「渡航先に施行されている法規によりその国に入ることを認められない者」に旅券発給をしないことができるとしていることを根拠に、パスポートの再発給を拒否していた。

 判決後に記者会見を行った安田氏は、シリアから帰国後、旅券が発給されないまま5年が過ぎたが、ようやく一区切りついたと語り、処分取消の判決を歓迎した一方で、自身の旅券の発給可否の問題ではなく、外務大臣の裁量でいつでも好きなように発給拒否ができてしまうことが問題だと指摘した。

 安田氏はまた、トルコ以外の国の旅券発給を求めていたが、裁判所はトルコと近接する国などに渡航した場合に、トルコとの信頼関係を害する可能性があることから、外務大臣の旅券発給の裁量を認めるべきだとして、発給の義務付けは出来ないと結論づけた。
(www.videonews.com)



安田純平さん旅券拒否、国敗訴 東京地裁「裁量権逸脱か乱用」
2024/01/25
https://nordot.app/1123149484244369519?c=39550187727945729
 内戦下のシリアで約3年4カ月拘束された後、2018年10月に解放されたフリージャーナリストの安田純平さんが、外務省からパスポートの発給を拒否されたのは違法だとして、国に発給拒否処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁(品田幸男裁判長)は25日、発給拒否は裁量権の逸脱か乱用に当たり、違法だとして処分を取り消した。

 訴状などによると、安田さんはシリアでの拘束中にパスポートを奪われ、帰国後の19年1月に再発行を申請。外務省は同年7月、解放時にトルコから5年間の入国禁止措置を受けたことを理由に発給を拒否した。
© 一般社団法人共同通信社




CALL4
ジャーナリストに渡航の自由を!訴訟

https://www.call4.jp/search.php?type=material&run=true&items_id_PAL%5B%5D=match+comp&items_id=I0000060