南アフリカが国際司法裁にイスラエル提訴、ガザでジェノサイド | ☆Dancing the Dream ☆

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Top U.S. & World Headlines — January 11, 2024


South Africa Lays Out Genocide Case vs. Israel at World Court in The Hague

南アフリカは木曜日、国際司法裁判所において、イスラエルがガザのパレスチナ人に対してジェノサイド(大量虐殺)を犯しているという主張を始めた。冒頭陳述で南アフリカの弁護団は、10月7日以来これまでに23,000人以上を殺害してきたイスラエルの暴力の規模の大きさは、パレスチナ人の生活破壊を目的とした政治的・軍事的戦略の一環であると主張し、イスラエルのトップリーダーの発言を用いて大量殺戮の意図を示した。イスラエルとアメリカは、この告発を激しく拒否している。南アフリカは、イスラエルの軍事作戦を阻止するための暫定措置を国連最高裁判所に求めているが、最終的な判決には何年もかかる可能性がある。(オランダの)ハーグでの初日のハイライトをお届けする。



イスラエル首相「ガザを永久占領するつもりはない」(2024年1月11日)
テレ東BIZ

イスラエルのネタニヤフ首相は10日、軍事侵攻しているパレスチナ自治区ガザについて永久に占領する「意図はない」と強調しました。
ネタニヤフ首相「イスラエルはガザを永久に占領したり、市民を立ち退かせたりする意図はない」
ネタニヤフ首相はさらにイスラム組織ハマスが排除され、「ガザが非武装化されれば、イスラエル人とパレスチナ人にとって良い未来」になる可能性があると主張しました。一方、パレスチナ自治政府のアッバス議長は、ヨルダンでアブドラ国王とエジプトのシシ大統領との会合に出席し、ガザに対する攻撃停止と民間人保護を促すため、イスラエルに圧力をかける必要性を確認しました。



「ハマスはガザ大部分の統制失った」イスラエル元国防相が主張 一方で侵攻続ける考えも示す|TBS NEWS DIG 2024/01/11

パレスチナ自治区ガザへの侵攻を続けるイスラエルのガンツ元国防相は、イスラム組織ハマスがガザの大部分を既に統治できていない状態にあるとの認識を示しました。
イスラエル戦時内閣のメンバーであるガンツ元国防相は10日、「ガザの大部分でハマスは事実上の統制をすでに失っている」と主張しました。その上で、「今、攻撃をやめればハマスが支配を再開することになる」と述べ、侵攻を続ける考えを示しました。
また、この日、ネタニヤフ首相も「目標はガザからハマスを取り除くこと」だと強調しつつ、「永久にガザを占領する意図はない」と述べました。
イスラエル ネタニヤフ首相
「我々には永久にガザを占領する意図も、ガザ市民を強制退去させる意図もない」
ガザの統治をめぐっては、アメリカのブリンケン国務長官がパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談し、ヨルダン川西岸とガザの一体的な統治に向けて自治政府の改革の必要性を指摘。アッバス氏は前向きな反応を示したということです。


解説:南アフリカが国際司法裁にイスラエル提訴、ガザでジェノサイドと主張
1/9(火) 15:37配信 ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec103716fbfb744675de59d27b54a52ee948df9
 国際司法裁判所(ICJ)で今週、南アフリカが主張する、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでのジェノサイド(大量虐殺)に関する審理が行われる。
 南アフリカが主張するジェノサイドとはどういうものなのか、そして今後の展開について解説する。
 <国際司法裁判所(ICJ)とは>
 ICJは国連の最高司法機関だ。同じくオランダのハーグにある、個人に対する戦争犯罪を扱う国際刑事裁判所(ICC)と混同してはならない。ICJは国家間の紛争を扱う。国境に関する案件が多いが、他国が国連の条約義務を破ったと非難するケースも増えている。例えばガンビアは、少数民族ロヒンギャへの対応を巡り、2019年にミャンマーに対してジェノサイドに関する訴訟を起こした。
 <南アフリカの主張とは>
 南アフリカは84ページに及ぶ文書で、イスラエルによるガザ地区のパレスチナ人に対する行為はジェノサイドだと主張している。
 南アフリカによると、イスラエルは、パレスチナ人を殺害し、深刻な精神的・身体的危害を加え、「肉体的破壊をもたらすように計算された」生活状況を作り出すことによって、ジェノサイドを行っている。また南アフリカは、イスラエルが自国の高官によるジェノサイドの扇動を抑制することができておらず、ジェノサイド防止に関する条約に違反していると主張している。
 南アフリカは、パレスチナの大義を支援してきた長い歴史を持つ。
 <イスラエルの反応は>
 イスラエルは南アフリカの主張には根拠がないとし、ICJに出廷し、異議を唱えると表明した。政府報道官は、南アの要請は「ばかげた血の中傷」だとして反発した。
 イスラエルは、昨年10月7日のイスラム組織ハマスによる奇襲攻撃を受けてガザへの砲撃を開始。イスラエル当局者によると、ハマスの奇襲で1200人が死亡した。
 イスラエル軍は、民間人への危害を避けようとしているが、ハマスが住宅地に戦闘員を潜り込ませていると主張している。ハマス側はこれを否定している。
 パレスチナの保健当局によると、イスラエルの攻撃により、ガザではこれまでに2万3000人以上のパレスチナ人が死亡したという。
 <今後の展開は>
 1月11日と12日に開かれるICJの審理では、イスラエルにガザでの軍事作戦の停止を命じるなどの暫定措置を求める南アフリカの要請が扱われる。こうした措置は、裁判所が事件の全容を調べる間、紛争が悪化するのを防ぐためのものだ。
 ICJの判決は最終的なものであり、上訴はできないが、判決を執行する手段はない。しかし、イスラエルに不利な判決が下されれば、イスラエルの国際的な評価が落ち、法的な先例となる可能性がある。
 全面的な審理が行われるには、いくつかの難関を突破しなければならない。ICJは、裁判所が管轄権を有すると認定する必要がある。その後にイスラエルは、裁判所が南アフリカの主張を検討する根拠がないと主張する機会を再び得ることになる。
 最初の申し立てから、実際に本案の審理が行われるまでに数年を要することは珍しくない。