【2世の悲劇】罪深い…違法な献金勧誘、信者獲得をくり返す「統一教会」支持する政治家たち | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆



〜鈴木エイト ジャーナリスト/作家/物書き@cult_and_fraud
今回の事件の背景の一つである″2世問題”
4年前にAERAへ寄稿した記事です。
『新宗教団体2世信者たちの葛藤 オフ会が居場所、難民化の懸念も』
https://dot.asahi.com/aera/2018062200023.html…
午前9:21 · 2022年7月13日·Twitter Web App〜


新宗教団体2世信者たちの葛藤 オフ会が居場所、難民化の懸念も
AERA 2018/06/26 16:00
筆者:鈴木エイト
https://dot.asahi.com/aera/2018062200023.html?page=1



被害者弁護団 教団のウソを批判

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(代表世話人の山口広弁護士)記者会見full

※なぜか共有では視聴不可になります。
こちらから視聴可能です🔻
https://www.youtube.com/watch?v=6TAEw136rrQ


「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(代表世話人の山口広弁護士)

全国霊感商法対策弁護士連絡会は、「今回の行為は決して許されることではない」とした上で、「苦悩や憤りは理解できる」と述べた。
そして、山上容疑者の母親の自己破産は、明らかに教団への過度の献金のためであり、ほかにも借金して献金し破産した信者が多くいると指摘した。
教団は「2009年以降はコンプライアンス強化でトラブルはない」と主張したことには、2009年以降の被害で旧統一教会側の責任を認めた裁判所の判決などを示し「事実に反する」と批判した。
安倍元総理が去年秋にビデオメッセージを送ったNGO団体(天宙平和連合 “Universal Peace Federation”(UPF))について、教団と実体は同一だと指摘した。 


旧統一教会被害者弁護士ら会見 「献金の強要ないという説明はうそ」
毎日新聞 2022/7/12 22:24(最終更新 7/12 22:24) 951文字

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が信者に献金や奉仕を強要しているとして、被害弁償などに取り組んでいる「全国霊感商法対策弁護士連絡会」は12日に記者会見し、今も同連合による信者への献金の強要に関する相談が寄せられていると明らかにした。同連合に対して献金の違法性を指摘し、元信者への返金を命じる民事裁判の判決が近年も相次いでおり、「(同連合による)献金の強要はないという説明はうそ」と強調した。
 安倍晋三元首相への銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=は「母親が(同連合の)信者で、寄付により破産して家庭が崩壊した」ことが事件の動機の背景だったと供述。同連合の田中富弘会長は「母親の寄付は本人の意思に基づく」と反論し、同連合では「過去に献金トラブルもあったが、09年からコンプライアンス(法令順守)を徹底した。今は献金の強要はしていない」と説明していた。
 これに対し、弁護士連絡会の代表世話人を務める山口広弁護士は12日の会見で「(同連合は)今も司法に違法行為を指摘されている」と強調。元信者の女性が2012~15年に行った献金の返還を求めた訴訟では20年2月、東京地裁が「献金の要求は、不安や恐怖をあおる不当な方法だった」として勧誘した同連合側に約470万円の返還を命じる判決(その後上告棄却により確定)を出すなど、近年も複数の民事訴訟で同連合による献金の違法性を認める判決が相次いでいると指摘した。
 また、弁護士連絡会はあわせて、同連合に対して支持を表明するような行為を慎むよう政治家に求める声明を公表した。
 弁護士連絡会は21年9月、同連合の友好団体のオンライン集会にビデオメッセージを寄せた安倍元首相に対し「『お墨付き』を与えることになる。安倍先生の名誉のためにも慎重に考えていただきたい」という抗議文も送っている。
 山口弁護士は、同連合が政治家との接点を持つ理由について①捜査の手が及びにくくする②布教に際して信者らの信用を得る③同連合が主張する同性婚反対などの主張を実現する――ためだと指摘し、政治家に対して理解を求めた。
 弁護士連絡会は1987年に結成され、全国の弁護士が参加。現在も同連合に不当に献金を強要されたなどと訴える元信者らの相談に応じている。【春増翔太】

ーーー
『日刊カルト新聞』藤倉善郎さん
「カルト2世」に向けられる差別に憂慮


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
現代ビジネスの「安倍氏と統一教会との接点は、かねてより永田町関係者では公然の秘密だった」という記述にも引っかかりました。一般メディアでも指摘されてきたし、安倍氏の先の統一教会イベント参加もネット配信された。「永田町では」ではなく普通に公然。秘密ですらない。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97322
午後0:06 · 2022年7月10日·Twitter Web App


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
銃撃・殺害が許されるわけがないのは大前提として、それとは別に安倍氏と統一教会との関係は明白です。それで批判や抗議も受けてたのに続けてきたのが安倍氏。ぼくは、メディアが現時点で「統一教会」と報じるか否かよりも、「今後、そもそもの安倍氏と統一教会の問題をちゃんと報じるか」が気になる。


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
それと、未確認要素が多くて現時点では断定できないですが、カルトの「2世問題」に関連する事件である可能性があり、すでに出ている報道からだけでも多くの人がそれを類推できると思います。一番心配なのはこれ


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
2世(現役・脱会済みを問わず)の人達自身、今回の事件はショックでしょう。そして、もともと、自分で選んで入信したわけでないのに、その「宗教」に対する偏見を個人に向けられる経験をしてきた・いまもしてる人たちが、今回の事件に引きずられた社会の「2世」のイメージに巻き込まれます。


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
すでに始まっていますが、メディアは「現役信者や2世に取材をしたい」となるわけで、それ自体はもちろん必要なこと。2世たちの実情をちゃんと知って伝えてもらいたい。でも、事件との関連でそれをやることで、受け止める側の偏見や憎悪を助長する面もあることに配慮して欲しい


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
特に、下世話な見世物を作るワイドショー的なものに2世が引っ張り出されるのが心配です。取材を申し入れ実際に取材する担当者が「優しくて親身になって聞いてくれている」風でも、視聴者に届ける内容がその態度と同等とは限らない。むしろ偏見の助長に利用される危険もある。


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
事件発生直後から、容疑者を外国人であるかのように言う等の差別的な言説がネット上に見られるわけですが、似たものが「カルト2世」「宗教2世」に向けられるという問題も、すでに発生しています。容疑者ではなく「カルト信者」全般を罵るツイートも目に入ってきた。


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
報道でも、ネット上であれこれ語る個人でも、今回の事件を語るためのトピックスとして2世問題を消費するのではなく、似た立場にある人たちの存在と尊厳を強く意識してほしいです。っていうかそうしなきゃ、容疑者と宗教の関係を云々しても事件の社会的背景を本気で考えることにつながらないでしょ?


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
団体の問題を批判することと、特に何かしたわけでもない個々の信者・元信者を社会的に追い詰めることとは、全く別。後者は、カルト問題の知識関係なく理解できなければいけないレベルの人権問題で、自覚・無自覚問わずやっちゃいけないことです。


藤倉善郎@やや日刊カルト新聞@SuspendedNyorai
不確かな情報や印象でサンクチュアリ教会を名指しするようなネット上の言説なんかも同じです。サンクチュアリって、部外者から見ると主張もビジュアルもぶっ飛んでて悪目立ちしやすいから、なおさらです。みなさん、気をつけて下さい。


山上徹也 伯父が告白150分「父の自殺と母の統一教会1億円」
総力取材「安倍元首相暗殺」

「週刊文春」編集部 2022/07/13
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b3543
”38年前、京大卒の父が自死する。母は統一教会に入信し財産をほぼ寄附して、再三、韓国に渡るようになる。さらに1歳上の兄が難病で失明した。山上は奈良有数の進学校に通いながら、大学進学もままならず、入隊した海上自衛隊で自殺未遂。事情聴取に語ったのは、統一教会への恨みだった。銃撃事件を聞いた母は洩らした。「教義に反することは…」。
「ドーン!……ドーン!!」。7月8日、午前11時31分。憲政史上最長、通算8年8カ月にわたって日本を率いた元首相を2発の凶弾が襲った。終始不気味なほど冷静に、許されざる大罪を犯した容疑者は、一体何者なのか。”

【独自】安倍元総理射殺事件 「山上容疑者」父の自殺の背景にあった“もうひとつの団体”の名
デイリー新潮 2022年07月13日
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07131131/?all=1
”山上容疑者の父は、1970年代末に奈良に本社を置く建設会社に入社し、その前後に社長の娘と入籍、容疑者の兄、妹を含む3人の子どもをもうけた。当時、居を構えていたのは東大阪市内の木造の一軒家。当時の近隣住民によると、頻繁に父が母を怒鳴りつける声がする異様な家だったという。
「実はお母さんが『朝起(あさおき)会』という宗教にはまっていたんです。子育てをほっぽらかしにしていて、朝の5時とかに出かけてしまうんです。当時、2歳か3歳かの男の子が冬も裸足で家の外に出てきて、泣きながら母親を探してるんですわ。ご主人もなんもせんとね。おしっこやうんちで重くなったおむつをはいているから、半ケツ状態でかわいそうでした」(一家を知る知人)”
”実践倫理宏正会の東京本部の担当者は、
「(母親の)会への在籍は過去を含め、一切なく、朝起会に参加したこともございません」
 と否定するが、先の知人は団体への傾倒が引き起こした悲劇についてこう語る。
「奥さんが相当宗教に入れ込んでしまったみたいで、旦那さんはノイローゼやったようです。最後は近くのマンションから飛び降りて自殺しはってね、それは近隣で話題になりましたわ。それから1年と経たず、一家は引っ越していかれました」”

「統一教会」から5千万円返還させていた……「山上容疑者」が抱えていた教団との金銭トラブル
デイリー新潮 2022年07月13日
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07131132/?all=1
(抜粋)
”山上容疑者には、兄と妹がいる。母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。”
”「徹也の兄は小児がんを患っていて、手術もしています。片目も失明しており、普段の生活にも苦労していました」
 と明かすのは、山上容疑者の父の兄、つまり伯父にあたる人物である。”
”彼女は熱心な信者となり、度々、子供を置いて長期にわたり渡韓するほどだったという。
「子供たちはその間、食べるもんがなかったんですよ。だって、母親が日本におらんかったからね。自分は韓国に行き、ずっと放っておいた。ネグレクトどころではない、もっとひどい状態です。兄は病気で自分で食事を作ることもできない。その兄が電話をかけてきて、“食べるものがない”と。お金を持って行ってあげたりしていました。すると、冷蔵庫の中には食料がまるでないんですわ……」”
”「(山上容疑者は)そりゃあ、統一教会憎しになりますよ。(寄付として家から)持って行かれてしまったのが、1億数千万円はある。私はね、(山上容疑者ら)3人の甥と姪の依頼で統一教会から5千万円を2009年に取り返したんですよ。その時の和解書もある。でも、取り返した金を母親がまた寄付してしまうんです」”