【空気感染】『風立ちぬ』サナトリウム / 『朝日訴訟(人間裁判)』の壮絶な風 | ☆Dancing the Dream ☆

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新型コロナと多くの共通点がある結核。
ますます類似性を増しているという。
「空気感染」する感染症…結核。
重要なのは「コロナも空気感染する」ということだろう。


〜結核対策へのアプローチは、
 COVID-19 への公衆衛生の対応に
 教訓を与える可能性があり、
 逆もまた同様だ。〜
 CDC🔻



Parallels and Mutual Lessons in Tuberculosis and COVID-19 Transmission, Prevention, and Control
CDC Volume 27, Number 3—March 2021
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/27/3/20-3456_article


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『風立ちぬ』の菜穂子さんは、
当時はまだ不治の病とされていた結核が悪化して喀血し、
お山のサナトリウム(八ヶ岳山麓の富士見高原病院)に入っていた。

野外にベッドを設えて外気の中での大気安静療法。
これで院内での「空気感染」は避けられたのかもしれない。
サナトリウムは結核治療のため、
日当たりや空気など環境の良い高原や海浜に建てられた。

BCGワクチンによる予防接種が法制化(1949)されたのは、
菜穂子さんと堀越二郎が出会った関東大震災(1923)から26年後。
第二次世界大戦敗戦(1945)後のこと。
のちに治療薬・抗結核薬も開発された。





お山のサナトリウム(富士見高原病院)


富士見高原病院  画像http://blog.livedoor.jp/freeride1/archives/51835017.html


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同じ時代…
同じく結核に罹り、
資産家の令嬢である菜穂子さんとは全く異なる
強烈な「風立ちぬ、いざ生きめやも」というメッセージを
身をもって私たちに残した「人間」がいた。

朝日茂。
朝日さんは、満鉄の物流部門の日満倉庫に勤務しながら、
中央大学の夜間で学ぶ苦学生だった。
大学卒業後、日満赴任先の中国・大連で結核に罹患。

死の病。離職。天涯孤独。貧困。
そして、朝日茂さんが闘った相手は、
無一物の者から
人間が人間らしく生きる権利(生存権)を毟り取る国家権力だった。

敗戦の混乱の中、外地からの引揚者で
消息不明となっていたはずの実兄からの
血を絞るような仕送りまで奪おうとする国家とはなんなのか?

朝日茂さんが原告となって厚労省と争った
裁判史に残る行政訴訟『朝日訴訟』は、
『人間裁判』とも呼ばれる。



朝日訴訟(人間裁判)
 『人間裁判 朝日茂の手記』著・朝日茂

生年大正2(1913)年7月18日
没年昭和39(1964)年2月14日
出生地岡山県津山市
学歴〔年〕中央大学夜間部〔昭和11年〕卒
経歴昭和11年ごろから肺結核にかかり、15年早島光風園(国立岡山療養所)に入院、以後24年間の闘病生活。20年人権無視などで病院民主化闘争を組織。23年日本患者同盟結成、中央委員に選出される。29年ごろの生活保護費をめぐって、津山福祉事務所が35年も音信不通だった兄を捜し出し仕送りを強要。引揚者の兄が苦しい家計から1500円仕送りするとの回答で、うち900円を医療費自己負担分とするよう命じた。これに憤慨した朝日は、31年8月不服を申し立てたが、県も国も訴えを却下。32年8月東京地裁に提訴し、35年10月浅沼武裁判長により「現行保護基準は憲法25条の精神に違反する」という判決が下された。これが36年の基準改訂につながったが、中山マサ厚相は東京高裁に控訴。「朝日訴訟を守る会」が各地にでき、中央対策委員会も結成され、海野普吉会長、長宏事務局長を選出、人間裁判の名で急速な広がりをみせた。38年11月の東京高裁は「低額だが不当とは言えない」と判決。39年1月朝日は最高裁に上告したが、同年2月死去した。訴訟は養子夫婦が継承したが最高裁は「継承権がない」との判決で結審した。“朝日訴訟”はその後の生存権の解釈や生活保護行政のあり方に大きな影響を与えた。手記「人間裁判」がある。

※ 津やま探訪さま 朝日訴訟 朝日茂さん生い立ち
http://tuyamatanbou.wiki.fc2.com/wiki/朝日訴訟


厚生大臣の回答で納得のいかない点 朝日茂

NPO朝日訴訟の会https://asahisosho.or.jp/archives/5091.html






控訴審第2回公判における厚生省側の対する反ぱく資料としてのアンケート
過去一年に購入したもの、過去一ケ月間の購入したもの
8病棟、安静度5度、男、52歳、1年2ヶ月、健保本人



山陽新聞は三木知事の御用新聞か? 朝日茂
(全7画像)▶︎ https://asahisosho.or.jp/archives/1346.html


今から50年以上前に、
朝日さんが、岡山県の「山陽新聞」を痛烈に批判している‼︎

山陽新聞は、
現代の腐敗政治の象徴のひとつ『加計問題』でも、
今も変わらぬ〈御用新聞〉として醜態を晒している。

加計孝太郎の記者会見の幹事社が、山陽新聞‼️
(己の御用ぶりを棚にあげる)中央メディアからも非難轟々だった❗️