【児玉龍彦先生が危惧❗️】アンジェスMGのDNAワクチン「中身が分からないワクチンを人間に投与」 | ☆Dancing the Dream ☆

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この動画⬆︎は、7/21 衆議院第2議員会館にて行われた
ヨナオシフォーラム2020第一回政策勉強会での
児玉龍彦 東大感染研教授の講演のダイジェスト版だが、

IWJ収録の全編版をみると、
児玉先生は、大阪知事がTVで大宣伝をしている
「アンジェスMG」のDNAワクチンに対し、
重要な警鐘を鳴らされているので、その内容を以下にお知らせしたい。

児玉龍彦先生
大阪知事がTVでPRするアンジェスMGのワクチン
「中身が分からないワクチンが人間に投与され、
 政治的文脈で語られるのは非常に危険‼️


RNAウイルスに対して、ワクチンというのは非常に難しい。
児玉先生はC型肝炎ウイルスが専門だが、未だにワクチンはできていない。

イェール大学 岩崎明子さんが、Nature Reviews Immunologyに発表した
antibody- dependent enhancement (ADE)
=抗体-依存強化 かえって病原性を高めてしまう作用
https://blog.goo.ne.jp/sakaetan/e/39bd3ed3dc3b7a2c95c2eda5e48831a5
ワクチンというのは、似たウイルスに対しては免疫が抑制的に効くが、
ちょっと似ただけのウイルスに対しては、悪く作用する場合がある。
デング熱に関しては、パスツール研究所で作ったワクチンを
メキシコの会社が売った。
違うタイプのデング熱が流行ってそれを打ったら、
フィリピンの子供達がたくさん死んでしまった。

ワクチンを打てば抗体ができるが、
抗原が変化していったときにはプラスに効くかマイナスに効くか
2〜3シーズンみないと分からない。
一般にはだいたい3シーズンくらいみると4年くらいかかる。

児玉先生がワクチンに関与したのが1992年頃。
ミドリ十字関連の薬害エイズに対応策が必要だということで、
サンディエゴの有名なインダーヴァーマ(Inder Verma)という研究者が日本に来て、エイズにDNAワクチンを作れば効くと言うので評価を頼まれたが、
これは全く無理だと評価した。
2001年からインダーヴァーマらは治験を始めている。

DNAワクチンというのは、抗体を作るのではなく、
細胞性免疫の誘導を目指す。
DNAワクチン単独で成功した例はひとつもない。

大阪のアンジェスMGのDNAワクチンの注射が始まったと聞いて
ビックリした。
いくら調べても何を打っているのか解らない。
大阪府知事はTVでDNA溶液を打っていると言っているが、
何を打っているのか解らない。
中身が解らないものを人間にすでに投与されている。
その効果が、単独を狙っているのか、細胞性免疫を狙っているのか、
液性免疫を狙っているのか全く報告がない。


ワクチンを作って抗体ができるということは間違いない。
しかし、その抗体が効果があるかどうかを確かめる前に、
大量の製造工程を作り、人に大量に投与するというのはちょっと違うと思う。
中身が分からないワクチンが人間に入ったり、
それが政治的文脈で語られるのは非常に危険な現象。

ワクチンのきちんとした性能評価、どういう目的か、
原理的にどういうものか、
歴史的にどういう文脈で作られているか、
今のところ日本では議論されていない。
ワクチンのことが政治的文脈で出てきていることに非常に危惧している。