【安冨歩さんのお話in別府】①れいわの舞台裏 NOTE〜たった3か月3人で政党をデッチ上げた❣️ | ☆Dancing the Dream ☆

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安冨歩 & 片岡祐介 トークライブ in 別府
2019/07/25 にライブ配信 (別府、バサラハウス)


とても面白いお話が詰め込まれた、
3時間にも及ぶ、素晴らしい聞き手の片岡さんと、
安冨さんのトーク。

ノートにとっておこう♡


●選挙が終わって…メディアについて
(実験結果)=選挙の間に情報統制が行われていた事が、
      Twitterのフォロワー数の変動から解った。
↪︎参院選出馬の記者会見でメディアに出たら上がり
選挙が始まったらメディアがれいわ新選組を取りあげず横ばいし、
選挙が終わってメディアがれいわ新選組を取り上げたら上がった。
↪︎選挙が終わってかられいわ新選組を知ったという人が多かった(by片岡)
↪︎日本新党ができた時(92年結党、93年細川内閣誕生)、
メディアが放送しまくったので新党ブームが起き比例で5人通った。
自民党が怒って圧力をかけた結果の情報統制だと思われる。
2−30年前と比べて明らかに日本は自由がなくなっていることが、
自分自身の体験からリアルに解った。

Twitterで陰口を言う人をリツイート
選挙後に知ったという人が増えているので、
今がHOTな瞬間だという事でTwitterの書き込みも色々している。
陰口をいう人は逐一取り上げる事にしている。
↪︎原発事故の時から始めた。
池田信夫氏がおかしな事を言っていると指摘したら大騒ぎになった。
『原発危機と東大話法』という本を書けた上に、
池田氏が宣伝してくれたので、3万部くらい売れた。
↪︎Twitterというのは良いなと思ったので、
人と人とのコミュニケーションの中で嫌な事を言う人に、
どう接したら良いかの練習を10年間してきた。
実生活では嫌な人とは付き合わないし、尾を引いたりしてできない事だが、
Twitterならできる。
↪︎急に痴漢された時にやめて下さい!と言う
練習みたいなものですよね?(片岡)
合気道の練習みたいなものですよね(安冨)
だから「お前が悪いんだ光線を出してくる東大」でも生きていけている。
「ふざけんな光線」を浴びせ返す。
↪︎Facebookは名前を出しているので料理の写真などしか出さないが、
Twitterは匿名なので、人間の汚さ、エグさ、愚かさが出てくるので大好き。
リアリティーがある。これが日本の正しい姿。
↪︎意地悪の種類としては、動物虐待ネタ、LGBTネタ、有権者様ネタ、
絶句ネタ、絶望ネタ、失望ネタ、ガッカリネタ…などがあった。
木下ちがや氏が「東大教授が無縁者だと言っている。目眩がする」と
tweetし、ネタを提供してきた。
↪︎これらをやっている人達はリベラル。
なにかの心理構造を表現していると思われる。

●リベラルな人が選挙に出てから絡んできた
絡んでくる人達は、それまではネトウヨが多かったが、
選挙に出てからリベラルな人達が多かった。
↪︎前からキライだった。ネトウヨもリベラルも敵。

東松山市の市長選で大変な目に合った
(経緯)
↪︎統一野党候補を立てようと活動していた方が、
いきなりやろうとしても人を動員できないから、
地方選挙を支援しなければならないという事だったが、
現職の市長(3期目)が強かったので誰も立候補者がいなかった。
↪︎東松山は池袋から特急で45分。
ベッドタウンとして入ってくる人は沢山いるが、
地元の人は東京に出てしまい人口流出が甚だしく、人出不足。
地方選挙に出そうな人が3−4人おらず都合がつかなければ出る人がいない。
↪︎元々、大学の教員というのは選挙に出ないといけないと思っていた。
立命館大学にはAPU(立命館アジア太平洋大学)があり、
先生は毎年学会に出て、海外に出て行き、色んなことを知っているし、
海外にも色々な友達がいる。
このような特に地方の国立大学の教員というのは重要なソースだと思う。
↪︎大学の教員が、地方の市長を4年ほどやって大学に戻ってくるというのは、
その人の為にもなるし、大学の為にもなるし、社会の為にもなる。
教員は、もっと政治家にならねばいけないだろうと思う。
↪︎「法律とかよく知っているし」(片岡)
「余計なことをいっぱい知ってるんで」(安冨)
「知っていることを使えるわけですね」(片岡)
「どんなに役に立たないかを知るチャンスでもある。
 知ったかぶりなので」(安冨)
↪︎まさか東京に近い埼玉県の東松山のようなところでも、
地方社会という観点からすると人口減少が起きていて、
ベットタウンなので住民は政治に主体性がない。
↪︎政治ができるのは退職した人、主婦。他の人は忙しくて政治はできない。
リベラルなお爺さんとお婆さんが、
安冨氏に市長選候補者に出て欲しいと言ってきて受けたが、
悉く安冨氏を邪魔した。
延々と会議をし、ああしろ、こうしろと指図する。
全く動かず、1円も集めない。誰も金を出さず自分で供託金を払わされた。
〜最後にキレた。
↪︎後援会の全員、辞めてくれと言って追い出した。
選挙の1週間くらい前に1人になり、
神奈川県の政治家が手伝ってくれたのと、
地元の共産党議員の人が見かねて個人的にコッソリ目に手伝ってくれた。
↪︎つくづく、その人たち(リベラルな人)は暴力的だなと思っていた。
だから、れいわ新選組の参院選に出れば、
必ず、左翼の人たちが、キレるだろうと分かっていた。

●れいわ新選組に私が出たら揉めますよ
太郎氏の支持者には、そういう左翼の人が多いと思っていたので、
立候補の依頼があった時に「私が出たら揉めますよ」と言った。
↪︎「左か右かという事もありけれど、選挙に出るとなると、
周りの人がこうしたほうがいいよと色々言ってくるでしょう」(片岡)
「ああしろこうしろ言ってくる。私が出たら必ず揉めますよ、と
太郎さんに言った。」(安冨)
↪︎共産党社民党でも飽き足らず何かを期待している
「いわゆるリベラルな方」と、また別の「何とも言えない人たち」
がいて、「何とも言えない人たち」は私を支持してくれるだろうけど、
「いわゆるリベラルな方」は私の事を大嫌いだと思いますよと伝えた。
↪︎「(リベラルな人たちは)真面目にやれ!
という感じかもしれないですね」(片岡)
↪︎太郎さんは、「両方を統合してやるんだ」と言っていた。
最初の立候補の記者会見の後に、
支持者がTwitterで噛み付いてきていた事も、
太郎さんは「あれは本当の支持者かどうか分からないんで」と。
「『内側からみたれいわ新選組』読みましたけど、
太郎さんとの会談二回ボクも同席しましたけど、
本当にああゆう感じでしたね。大丈夫ですからって。」(片岡)
↪︎そのあとも色んな横槍が飛んできたけれど、
太郎さんは、一切 ブレなかった❗️改めて凄いな❗️と思った。

よく考えられた人選だった
「この選挙に関しては、私が出た事で、出ていった票もあれば、
入ってきた票もあり、トントンかなと思う。」(安冨)
「数でいえばそうでしょうけど、ある変容というか、
開票所に女性が多かった。お母さんとかが増えてる感じがした」(片岡)
「私の影響力かどうかは分からないが、
会場に来ている人たちには人気があったと思う。
想像していた以上に「何とも言えない人たち」の方が
多かったような感じがした。
思ったよりも「コアな左翼の人たち」は少なかったのかなと」(安冨)
「元々、少ないのかな?」(片岡)
「元々少なかったのかもしれませんね」(安冨)
「リベラルな、立憲とかから票を取らないようにしようという配慮は、
なんとなくありましたよね」(片岡)
「もし私が東京選挙から私が出ていたら、
立民とか共産の票を食ったと思うんですよ。
今回は最後まで東京から誰が出るか分からなかった。
選挙の前に日に発表だったので。
創価学会の野原さんが出ることを聞いて、ああ、なるほどなと。
そうであれば、立憲とかの票を食わないで、
元々 太郎さんを支持していた人の60万票のうち、
20万票は野原さんに行ったが40万票はどこかに行った。
それは立民と共産と、社民にも少しは行った。
公明党の票も食ったはず。公明党のあり方に我慢できなくなっている人は
かなりいるはずなので。」(安冨)
「そうしておけば、他の野党との話し合いに悪影響は少ない。
残念ながら、野原さんは僅差で落ちちゃったんですけど。
そういう意味で、よく考えられた人選だった。」(安冨)
「社民党が1議席確保して、政党要件を満たした事は本当に良かった。
社民を食って、れいわがでたら最悪だった。
それを防ぐ配慮が候補者の立て方にあった。」(安冨)

とんでもない莫大な作業❗️
れいわ新選組は、4/1に旗揚げした。
候補者10人立てるが、一人当たり膨大な書類を作らねばならない。
公示日に間に合っていなかったほどである。
その上、政党としての届け出もしなければない。
莫大な書類があって、選管とも相談しながら間違いなく作らねばならない。
↪︎「選管とかも焦ってるんですね。
私の選管をして下さった方は、東京選挙区の選管で、
話を聞きに行ったら、ア!ついにキタカ!キタキタヨカッターー!と。
聞きにきただけですと言ったら、マニアワナイダロー!と。
向こうは書類をチェックしたりするために事前に見せて欲しいわけです。
チェックくしたやつを封して当日までに届けばいい。
いつまで経ってももってこないこからキレていた。…と、
莫大な作業をしていて、その上、お金を集めて。」(安冨)
「お金を使うのも大変な作業なんですよ。
ステージカー2台借りて、音響借りて。とにかくめんどくさい。
莫大な作業があって。」(安冨)

れいわ新選組はない❗️2、3人の山本太郎事務所があるだけ❗️
「自民党なら200人くらいの人が、半年くらいかけて準備しているわけで、
それを2、3人でやっていた❗️」(安冨)
「2、3人ですよね、本当にね!」(片岡)
「れいわ新選組とか、ないんです❗️
あると思っている方いるかもしれないんですけど、
山本太郎事務所があるだけなんですよ❗️
山本太郎事務所が、れいわ新選組という看板を
掲げているに過ぎないんで。」(安冨)
「めっちゃくちゃ小さいですよね。」(片岡) (笑)
「スゴイですね❗️」(笑)
「現場現場では手伝って下さるボランティアの方々が
いるにはいるんだけど。」(片岡)
「核になるのは、山本太郎と、あと2、3人なんですね❗️
これだけしかれいわ新選組はいない‼️
それで政党を3か月でデッチ上げたんですよ❗️
だから、大変なこと❗️とんでもない‼️」(安冨)

山本太郎事務所は凄くてユルイ
「とにかく選挙をする!というところまで持っていくのがすべてだった。
しかも、それだと想像すると、パタパタパタパターと、
すごい緊張感が走っている感じがしそうなもんですけど、
皆、(ウチワで扇ぎながら) 大変やわ〜、大変だわ〜もう滅茶苦茶だわ〜
みたいな感じでしたよね。(笑) なんか、可笑しい(笑)」(安冨)
「ゆるいんですよね(笑) あれどうする〜?みたいな。」(片岡)
「ハナシ行ってへんやん、あかんなぁ〜 みたいな。(笑)
そういう感じでね、まあ、ユルいんですよ❣️」(安冨)
「2、3回 太郎さんと会って、記者会見して、
あとは当日まで適当にやって下さーい、みたいな感じで。
あとはYouTubeとかコンテンツ作っとこかと。
あれ、打ち合わせしようにも山本事務所が全然余裕がないので。
前の日まで比例か選挙区かも分からないから選挙の準備もできない。
埼玉に出るという話も最初はあった。
5人選挙区で出して、5人比例区という考えもあった。
選挙区で出たからといって票が乗るわけでもないと。
私は間違ってたと思うけど。
選挙区でやったからといって比例区に流れるわけでもないんです。
選挙区で20万票とっても比例区に2万票も来ないみたいな感じで。
だったら直接拾った方がいいんじゃないかという
判断があったんですけど、私はやっぱり選挙区でやった方が
よかったんじゃないかなと。
ポスター貼るじゃないですか。それだけのこと。
埼玉に私が出れば700箇所に、れいわ新選組 安冨と
ポスターを貼る、それだけのこと。
少なくとも、れいわ新選組があるという事は分かる。」(安冨)
「ここまでTVにでないことを思えば、
確かにそうかもしれませんね。」(片岡)
「ただそれをやると莫大なお金がかかる。
ボランティアを募る時間もないんで人を雇うしかないんで。
だいたい選挙区をやると、3000万と言われている。
供託金300万と、最低で1000万要ると言われています。
だから、お金がかかるんで比例区になった。」

れいわ新選組にはお金もマンパワーもなかった
れいわ新選組は、4億円集まったが、
始まった時には2億数千万だった。
2億で国政選挙をするというと自民党は笑う。
自民党は一選挙区で2億は使う。
れいわには、マンパワーも3人しかいない。
直前まで決まってないから選挙区をやろうと思うと、
事務所や街宣カーなど色んな作業の事務をするパワーもない。
↪︎元々の政治家であればノウハウと
細かい事務をしてくれる2、3人の人がいる。
政治家というのは、本人と2、3人で選挙している。
あとはボランティアの人を集める。
ひと握りの人を選挙で集めるのは、皆 働いているので、
2週間の休みをとって来てもらうのは、非常に難しい。
渡辺てる子さんは立候補した後も働きに行っていた。
ブッラック企業の非正規で働いていたが、
選挙期間中に休んでいたら、クビになった。

ーーー

NOTE…長いので、今日はここまで。
つづく…