HIStory 20周年① ~ " Book I " の意味とは??? | ☆Dancing the Dream ☆

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アルバム『HIStory: Past, Present and Future, Book I』は、
今からちょうど20年前の 1995年にリリースされました。

「過去、現在そして未来」 BookI ということは、
普通に考えるなら、当然、BookⅡが期待されそうですね。

けれども、BookⅡは作られませんでした。
実際に、マイケルが、BookⅡについて考えていたのかどうか?

もとより、この BookI の 1 というのは、
果たして、本の連載のナンバーの
「ナンバー1」というような意味を持つものなのでしょうか?

私は、この「ナンバー1」の意味は、
別にあるのではないかと思っています。


Book といえば、
「The Book of Books 本の中の本」と言われる「聖書」。
「聖書」は、全く誤りのない神の言葉である(聖書の無誤性)と
言われています。
とするならば、聖書は、創世記から黙示録まで、
全ての歴史、「過去、現在そして未来」を書き記している
誤りのない歴史書でもあるということになるのでしょう。

マイケルは、聖書から多くを学び、
熱心に読み込んで、作品にも取り入れ、
その聖句を引用しているほどですから、
聖書を冒涜する意思はないのでしょうが、

しかし、聖書が、「HIStory歴史」を正しく記した書物だとは
考えていなかったのではないでしょうか?

つまり、『HIStory~』 BookIは、
歴史の「ナンバー1」いう意味ではないかと思うのです。

ジャケットの写真から察するに、
人間の歴史は、
「アフリカから始まった」ということではないかと思われます。

これは、我々、非キリスト教圏のアジアンにとっては、
まったく、すんなり受け入れられる至極当たり前の内容ですが、
キリスト教世界の欧米人の少なからぬ人々にとっては、
聖書を退けて、「歴史の 1 」を語ろうとは、
非常に過激で挑戦的、不敬極まりない!ということになるかもしれません。

驚くことに、
アメリカ人の3分の1が
未だに進化論に対して否定的な考えを持っているのですから。

世論調査会社ギャラップ社の2009年の調査結果によると、
進化論を信じていると答えた米国人は、わずか39%、信じない人が36%。
イギリス人も半数は進化論を信じていないとのこと。

欧米人にとって、
「進化論」を信じるかどうかという問いは、
「聖書」の教えを信じるか信じないかを問うているのと同じなのです。

進化論を否定するアメリカ人やイギリス人が
深い信仰心から回答しているとも思えませんが、
改まって問われると、多くの人が、
聖書の創世記の物語を思い浮かべてしまうのでしょう。

このような子羊の群れが、
政治に利用され、
神の名の元に「文明の啓蒙」「悪者成敗」
「R2P保護する責任」などというまやかしに、
戦争へと扇動されていくありさまを、
私たちは目の当たりにしてきました。

日々、繰り返し繰り返し
マスコミによって 政治家の大ウソ大宣伝を
目に耳にねじ込まれていますね。

 
911 ブッシュ声明
「アメリカと私たちの友邦、同盟国は、世界の平和と安定を望むすべての人々に加わり、
そして、私たちはテロリズムに対する戦いに勝つために共に立ち上がります。(略)
私たちの誰よりも大いなる力によって慰められるように祈ります。
詩篇23篇の中で「たとい,死の陰の谷をを歩くことがあっても、私はわざわいを恐れま
せん.あなたが私とともにおられますから。」と語られて来たように。
今日という日は、あらゆる階層職業のアメリカ人が、正義と平和のもとに一致して決意
する日です。アメリカは以前にも敵を屈伏させてきましたし、今回もそうするのです。
私たちの誰一人も、この日を決して忘れはしません。それでもなお、私たちは前に進み、
自由と私たちの世界の良きものと正義を守るのです。」



IOC委員会総会・東京オリンピック招致のプレゼンテーション演説(written by谷口智彦)
「フクシマの事を心配される方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。
状況は制御されています。東京への影響はこれまでになく、またこれからもありません。
さらに申し上げます。他にはない新しいスタジアムから、すでに確保された財政まで、東京オリンピックは確実な実行を保証します。」



「シャルリー・エブド」銃撃事件
イギリスのデヴィッド・キャメロン首相、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、スペインのマリアーノ・ラホイ首相、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、そしてパレスチナ暫定自治政府のマフムード・アッバス議長など、世界各国の指導者も、フランスのフランソワ・オランド大統領に賛同し、レピュブリック広場で行われた歴史的な「反テロ・大規模集会」に参加しフランス史上最大規模の抗議集会となった。


   
「イラク邦人人質事件」安倍の言説
「ご家族の心痛を思うと痛恨の極みであり、非情、卑劣なテロ行為に強い怒りを覚える。テロリストたちを絶対許さない」「テロリストに罪を償わせるために国際社会と連携していく。食糧支援や医療支援といった人道支援を拡充していく。テロと戦う国際社会で日本として責任を毅然として果たしていく。日本がテロに屈することはない」
「外国で拘束された日本人をいかなる場合も救出できるよう9条を改正すべきだ」
「わが党はすでに憲法9条の改正案を示している。なぜ改正するかと言えば、国民の生命と財産を守る任務をまっとうするためだ」
「警察権の行使として、自衛隊も含めて、邦人を救出するうえでは、受け入れ国の了承があり、国に準ずる武装組織がないというなかで、可能にしていくための法改正を準備している」


そして、
歴史が、その時勢の権力者によって、
捏造され、不都合なものは、
消し去られてしまう可能性があるということは、
私たちが、現在も経験していることです。

支配者が、権益のために犯した大罪は
罰されぬまま、真実が隠され、誤った歴史が記録され、
歪んだ教育によって次代に受け継がれるというような
恐るべきことが今現在進行形で行われているのです。


さて、『HIStory:~』のジャケ写を見てみましょう。
この写真のマイケルの巨像は、
SFの「HIStory Teaser」に登場したものです。

この巨像は、
万国共通語、エスペラント語を用いる国際人によって建立された。
という設定になっています。



実は、
レイアウト前の写真の全体像は、
こんな感じです。



この写真の謎解きついては、以前も記事に書きましたが、

この写真の背景は、
実際に南アフリカで撮影された、「アフリカの夜明け」です。

そして、巨大な「愛の戦士」マイケルの像が
大きなミュージアムのような建物の上に立っています。

この不思議な写真は、
いったい、何を意味するのでしょう?

この巨像が、守るように立っているのは、
古代エジプト(ヘレニズム時代)の
プトレマイオス1世によって築かれた
古代最大にして最高の図書館を擁した
学術の殿堂「ムセイオン」と呼ばれる学堂を
イメージしたものであろうと思われます。

今から2300年以上前、
異なる民族、思想、宗教、文化が、
交流し行い、調和し、
真の意味の、コスモポリタニズムが発展した街が
存在しました。

エジプトのプトレマイオス王朝の都アレクサンドリア。
プトレマイオス王朝は、ギリシャの征服王朝であることには、
違いありませんし、エジプト人は被征服者ではあったのですが、

プトレマイオス王朝は、
建国当時から、エジプトとギリシャの神々を融合した神を
守護神として奉るなどの融和制作がなされ、
エジプトとギリシャの東西両文化が融合した
ヘレニズム文明が育まれました。

異なる者同士が影響し合って生まれた
素晴らしい文化、学術が花開きました。

ムセイオンには、世界各国からあらゆる分野の
学者、芸術家が集められ、多元的な学芸が開花し、
膨大な書物が集められたアレクサンドリア図書館が併設されていました。
それは、現在の西洋科学の基礎となる英知が蓄えられた貯蔵庫、
まさにスケールの大きな王立国際学術研究所でした。

ムセイオンの天才研究者は、
コペルニクスよりも前に、地動説を唱え、
地球の円周を知り、
一年の長さを正確に計算していたといいます。

また、プトレマイオスは、
アレクサンドリアにに入港した船は、
積荷に含まれる書物を供出させ、
価値ある書物は、写本を作成して、補償金を支払って、
原本の代わりに写本を持ち主に戻し、
様々な言語で書かれたオリエントに関する本を収集し、
大図書の蔵書を増やしていったのだそうです。

しかし、ムセイオンは、キリスト教勢力の攻撃よって破壊され、
貴重な図書がことごとく消失し、あるいは強奪され、
学者たちは殺されました。

マイケルが夢見た
様々な色彩が調和し溢れる創造的「虹色の世界」の先駆けとなるような
アレキサンドリアに隆盛した貴重なヘレニズム学術の成果の大半は、
度重なるキリスト教の蛮行によって失われてしまったのです。





マイケル最晩年に
マイケルのゼネラルマネージャーを務めた
レイモン・ベイン(Raymone Bain)は、
Ebony誌のインタビューで

マイケルは
図書館を作りたい」という夢をもっていたと語っています。
大人も子供も希少本を読むことのできるような図書館を作るために
希少本のコレクションをしていたということです。

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HIStory 20周年 のお話は、

つづく・・


お読みいただきまして、誠にありがとうございましたおじぎ