原題は、「To Kill a Mockingbird」。
原作者のハーパー・リーは、
この作品でピューリツァー賞を受賞したが、
私は、ハーパー・リーとトルーマン・カポーティは、
同じ巣で育った双子のような、Mockingbird だったと思っている。
「アラバマ物語」では、Mockingbird は"無垢なるもの"を暗喩する。
カポーティの「叶えられた祈り」で言えば、
"Unspoiled Monsters=まだ汚れていない怪獣 "であり、
「冷血」で言えば、
残忍な一家皆殺し殺人を犯した人物の
まだ幼かった子供時代を指すと思う。
「To Kill a Mockingbird」というタイトルは、
物語の中に出てくる台詞、
"it's a sin to kill a mockingbird"
「モノマネ鳥を殺すのは、罪である」
ここから取られたものだが、
mockingbird とは、
ほかの鳥たちの鳴き声を真似るのが上手な鳥、
ツグミのこと。
子供たちは、真似をして育つ。親、兄弟、隣人、学校・・
彼らを取り巻く環境に、真似て学びて育つ。
子供というのは、大人社会の写し鏡のような存在なのだ。
そして、誰もがそうして育ってきた。
環境から得る情報に影響されずにいる者はいないだろう。
さて、50年代前半以来、
CIAの情報操作の特別プロジェクトとして、
『Operation Mockingbird (=モッキンバード作戦)』
というものがあった。
メディアを用いて、政治的に大衆の思想をコントロールする
秘密工作である。
つまり、人心掌握 = マインドコントロールだ。
先頃、文科省が、「道徳」の記述改正した学習指導要領案を公表した。
いよいよ軍事教育を始める。
子どもたちをマインドコントロールしようというのだ。
まさに、「モノマネ鳥を殺すのは、罪である」だ!!
子供たちの柔らかい心が、
愛国者と称する殺人者の「冷血」に変えられてしまう。
新しい歴史教科書をつくる会
日本教育再生機構という団体は、
安倍総裁自民党、維新の会、在特会などと通じ、
かつての日本の軍国主義教育を目指している。
恐ろしいところで言えば、
体罰の会なるものもある。
この会の会長は、日本・イスラエル親善協会副会長の加瀬 英明。
石原慎太郎に支援された、
あの戸塚ヨットスクールの戸塚宏も名を連ねている。
日本教育再生機構、[こちらのリンク先には実に興味深い]ものがある。
それは、日本躾の会なるものである。
体罰の会の会長・加瀬 英明が、同時に理事を務めていることからも解るように、
これらの団体は、根はつながっており、
その主旨は「子供は体罰をもちいてビシビシと躾けるべし」というものだ。
無論、日本の軍事国家化に備えて。
さて、最も注目するのは、「日本躾の会」の理事に、
あの人質事件の湯川さんの民間軍事会社の顧問であり、
湯川さんのブログで2ショット写真に収まっていた人物、
國安正昭がいる。

國安正昭は、先頃、
人質事件に際して「自決せよ!」と発言した鬼婆と
「三方会」で、悪魔集会を開いていた。
日本中が人質事件に揺れ救出を祈っていた時にである。
國安正昭は、なぜ説明責任を免れているのか?
デビ婆は、なぜあのような暴言を許されているのか?

この方々も、皆、
かつては無垢な子供だった。
彼らは、
"Mockingbird=モノマネ鳥"あるいは、
"Unspoiled Monsters=まだ汚れていない怪獣 "が、
「spoiled =無茶苦茶にされた」成れの果ての
哀しくも恐ろしい「冷血」だ。
こんな人々が、
恐ろしいやり方で
モノマネ鳥に恐ろしい歌を教える。
殺せ! 死ね!と。
子供たちには、
美しい歌を歌ってほしい。
I am the one who said that you are free
「君は自由だ」そう言ったのは僕だよ
マイケルジャクソンの
オックスフォード大学での講演。