縄文の音 ~Ghost In The Shell OST | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆



士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊』が、
押井守監督によって
映画化された「攻殻機動隊 Ghost in the shell(1995年)」。
その続編は「イノセンス(2004年)」である。
またテレビアニメ作品(2002年)も公開された。

21世紀の日本を舞台とし、
人間の脳にコンピュータチップが埋め込まれ、
インターネットに接続することができる。
人間の手足など体の部分を機械に換えるサイボーグ技術が進み、
これを義体化と呼ぶ。
生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、
アンドロイド、バイオロイドが混在する未来世界
内務省直属の公安警察、公安9課「攻殻機動隊」が活躍する。

この世界感は、
「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟にも、
大きな影響を与えた。

映画「Ghost in the shell」は、
2029年の日本。もはや直ぐ先の未来の話なのだ。
社会は混乱を極めている。

私は、「攻殻機動隊」の大ファンで、
ストーリーのリアリティ、精緻な作画の美しさもさる事ながら、
映画では、音楽の素晴らしさに身震いする。
このブログにも、何度かこれについて書き、
以前、「イノセンス」の挿入歌、
Follow Me』を取り上げ訳してみた。
ホアキン・ロドリーゴのアランフェス協奏曲の第2楽章。
スペイン内戦の悲劇への思いが込められた名曲のアレンジである。

今夜は、
川井憲次という音楽家によって書かれた
失われた日本の古代の言語(大和言葉)を用いた、
楽曲のシリーズを取り上げてみたい。

歌っているのは、民謡グループ、西田和枝社中。
ブルガリアン・ヴォイスや、台湾の原住民ブヌン族八部合音などにも通じるような、
神と交信するが如きハーモニーだ。

古の縄文の言葉、
その「音」は今も日本語にも、
留められ、僅かに息づく。

小さな場所に隠され、連綿と受け継がれた「音」、
過去の全ての魂が一斉に蘇りハーモニーを奏でると、
私の細胞の中に眠る1000の鈴が目を覚まし、
その睫毛を震わせ、涙を流す。

【関連・過去記事】
*神々の詩 ~私の名前はマポ
*カムイ・ヘチリコホ ~神の遊び場



Kenji Kawai - Cinema Symphony - Ghost In The Shell OST
作詞・作曲:川井憲次


謡 -Reincarnation  GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 テーマ曲

吾(あ)が舞えば 麗し女(くわしめ) 酔ひにけり
吾(あ)が舞えば 照る月 響(とよ)むなり

夜這い(よばい)に 神天(かみあま)下りて 
夜は明け 鵺鳥(ぬえとり(あま))鳴く
 
遠神恵賜(とほかみえみため)
遠神恵賜(とほかみえみため)
遠神恵賜(とほかみえみため)



傀儡謡 怨恨みて散る イノセンス挿入歌

一日一夜(ひとひひとよ)に 月は照らずとも
悲傷(かな)しみに 鵺鳥(ぬえとり)鳴く
吾(あ)がかえり見すれど
花は散りぬべし
慰(なぐさ)むる心は
消(け)ぬるがごとく

新世(あらたよ)に神(かむ)集(つど)いて
夜は明け
鵺鳥鳴く

咲く花は
神に祈(こ)ひ祷(の)む
生ける世に
吾が身悲しも
夢(いめ)は消ぬ
怨恨(うら)みて 散る



傀儡謡 陽炎は黄泉に待たむと
 イノセンス最終場面

陽炎(かぎろひ)は
黄泉(よみ)に 待たむと

陽炎は
黄泉に 待たむと

咲く花は
神に祈(こ)ひ祷(の)む
生ける世に
吾が身悲しも
夢(いめ)は消(け)ぬ
怨恨(うら)みて 散る

怨恨(うら)みて 散る

百夜(ももよ)の悲しき
常闇(とこやみ)に
卵(かいこ)の来生(こむよ)を
統神(すめかみ)に祈(の)む