Jackson5 ファーストナショナルツアー | ☆Dancing the Dream ☆

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Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

モータウン公式の初ツアー、
Jackson5 ファーストナショナルツアー。

1969年10月 "I Want You Back" 
1970年2月 "ABC"、
5月 "The Love You Save"
8月 "I'll Be There"と・・
デビュー以来、立て続けにリリースされた4枚のシングルが、
ビルボードランキングNo.1となり、
天才的チャイルドスターの出現に全米が熱狂し、
爆発的な人気を独占していた年のことでした。

1970年5月からスタートした初ツアーで、
マイケルは、1st legでは、まだ11歳、
2nd legが始まる10月までのインターバル中の8/28日に
12歳の誕生日を迎えます。 
※(因みに、1980年リリースのHeart break Hotel[←和訳・解読あり]は 
  "Live in sin Ten years ago on this day, my heart was yearning"と
  始まるように、この頃のことを歌った歌です。
  マイケルの当時の隠された内面を告白した曲。)


すでにジョーパパに叩き上げられた
筋金入りのプロフェッショナルであったとはいえ、
幼いマイケルの目に、
メジャーの世界のナンバーワンアーティストに見舞われる暴風は、
どう映ったのでしょう。

マイケルが、当時、このツアーについて語った
Soul Magazineのインタビューを訳してみます。


「サンフランシスコ※1とロサンジェルス※2では、
何百という人でまるで壁が倒れるかのようだった。
女の子たちがみんな一緒にステージに向かって来たんだ。
僕らも逃げる訓練をしなくちゃいけなかったよ。そう、僕らは、大慌てで何もかも中断して走るんだ。ジャーメインがギターを落として、それでザフォーラム(LAイングルウッドのコンサート会場)のコンサートでは中断したんだ。僕らは、いつでも彼のために新しいギターを用意することはできたけど、ギターを取り替えることは彼には難しいことだったんだ。それは本当に残念なことだよ。なぜって、僕らはリハーサルのようには、ショーを終えることができないんだから。僕らは、いつだってステージから走って逃げなきゃいけないんだ。僕らは、観客やスタッフに感謝を述べることもできないんだ。僕らは本当にそうしたかったんだけどね。僕らはただ走り去らなければならなかったんだよ。」

マイケルジャクソン(12歳) 1970年8月 ソウルマガジン


"In San Francisco and Los Angeles, it looked like the walls were falling the way hundreds of them, the girls, came at the stage all together; but we have to practice getting away too, so we're ready to drop everything and run. Jermaine dropped his guitar and took off at the Forum concert. We can always get a new guitar for him, but he'd be kinda hard to replace. It's too bad really, 'cause we can't finish the show the way we rehearsed. We always have to run off stage, and we can't thank the audience and stuff, you know the way we'd really like too, we just have to run away."
Michael Jackson (12 year-old), august 1970, for Soul Magazine.

このツアーの、音源や、映像が残されています。

驚くべきことに、
バンドは、たった4つの楽器!
オルガンキーボード、ドラム、
ティトのリードギター、
ジャーメインのベース、この4つのみ!

全て生歌!
バックシンガーなし
バックダンサーなし
サンプリングなし!

今、これを聴くと、
J5が、いかにタフで、
多才な、恐るべきグループであったか!

そして、その多くを負って立っていた
リードシンガーのマイケルの天才性を
痛感せずにはいられません!


ベルまた、今度、
 ↓このライブ音源の「MC」の和訳してみますね~~(*^o^*)/~


J5は、この1970年から、モータウン離脱の1975年まで、
年間を通して、怒涛のようにツアーに次ぐツアーを敢行します。
       ↓(J5の殺人的全コンサートスケジュールはコチラで!!)
http://www.jackson5abc.com/dossiers/concerts/



LA イングルウッドのThe Forum(June 20, 1970)のfull音源。
セットリストは、下記のもの(パンフレットに掲載)とは若干違います。







■Tour dates
(1st leg)
May 2, 1970    Philadelphia United States Spectrum
June 19, 1970    Daly City Cow Palace ※1
June 20, 1970    Inglewood The Forum ※2
(2nd leg)
October 9, 1970    Boston     Boston Garden
October 10, 1970    Cincinnati Cincinnati Gardens
October 11, 1970 Memphis Mid-South Coliseum
October 16, 1970 New York City Madison Square Garden
October 17, 1970 Detroit Olympia Stadium
October 18, 1970 Chicago International Amphitheatre
November 28, 1970 Rochester Rochester Community War Memorial
December 27, 1970 Charlotte Charlotte Coliseum
December 28, 1970 Greensboro Greensboro Coliseum Complex
December 29, 1970 Nashville Nashville Municipal Auditorium
December 30, 1970 Jacksonville Jacksonville Veterans Memorial Coliseum

■Song repertoire
"Stand!"
"I Want You Back"
"ABC"
"Feelin' Alright" (cover of the Three Dog Night version)
"Who's Lovin' You"
"I'll Be There"
"Mama's Pearl"
"Zip-a-Dee-Doo-Dah"
"Yesterday"
"Can You Remember?"
"There Was a Time"
"It's Your Thing"
"I Found That Girl"
"Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)"
"Walk On" (an instrumental rendition of Isaac Hayes' "Walk On By")
"The Love You Save"