チムチムチェリー ♪ ~児童労働 | ☆Dancing the Dream ☆

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私は、何が好きって、子供の頃から、
『メリー・ポピンズ』の「チム・チム・チェリー」という歌が大好きでした!

雨上がりに、たたんだ傘をもって、この歌を口ずさみながら、
水たまりを飛び越えていた自分を思い出します^^音譜

この歌は、イギリスの古い昔話で、
「煙突掃除人と握手をすると幸運が訪れる」という伝説を基にして作られたのだそうです。

チム・チム・チェリー( Chim Chim Cher-ee)

チムチムニィ チムチムニィ チムチムチェリー
わたしは煙突掃除屋さん
チムチムニィ チムチムニィ チムチムチェルー
まちいちばんのかほう者
みなさん聞いてくださいな

煙と灰を友として
一日働きつづけても
広い広い世の中に
こんなのんきなことはない

足のさきから頭まで
すすをかぶってまっくろけ
それでもゆく先ゆく先で
煙突掃除は大かんげい

わたしの住まいは雲の中
煙うずまく煙突の
星の間近いてっぺんは
ロンドン塔より まだ高い
なんてすてきな そのながめ

チムチムニィ チムチムニィ チムチムチェリー
わたしは煙突掃除屋さん
さあさ みんなで 歌いましょう
ウララララララ チムチム チェルー
チムチムニィ チムチム チェリー チムチェルー

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けれども・・
子供の頃は、ちっとも気づきませんでしたが、
この歌には、ロンドンの最下層を生きる子供たちの姿が隠されていたのですね。

イギリスの18-19世紀の産業革命が興ったころ、
煙突掃除屋は、貧しい子供たちの仕事でした。
狭い煙突の中で働くのに身軽で小さな身体が役に立ったからです。

煤にまみれて高い煙突を這い上る煙突掃除の仕事は、
危険で健康を害される過酷な労働でした。

煙突掃除屋の少年は、娼婦と並ぶ、
当時のイギリスにおける弱者の典型例だったと言います。


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日本で言えば、敗戦後、美空ひばりが歌った
「東京キッド」のような歌なのかもしれません。

音譜歌も楽しや 東京キッド
 いきでおしゃれで ほがらかで
 右のポッケにゃ 夢がある
 左のポッケにゃ
 チューイン・ガム
 空を見たけりゃ ビルの屋根
 もぐりたくなりゃ マン・ホール~音譜

東京に限らず、空襲で破壊された街には、
戦災孤児があふれ、「浮浪児」たちが靴磨きをしたりして駄賃を稼ぎ、
マンホールで鼠のように暮らしていたのですね。
つい6~70年ほど前の話です。

イギリスでは、1870年に小学教育令施行され、
13歳以下の子供を対象に義務教育が制定されたため、
未熟練労働者として低賃金で雇われ、
粗末な住環境の中、工場での長時間労働を強いられた子供たちも、
20世紀前半になって、工場労働から近代的な教育を施す学校へ移されました。

けれども、学校教育と宗教、
また、学校教育と軍隊は、結び付けられていたのではないでしょうか?


さてさて、
音譜チムチムニィ チムチムニィ チムチムチェリー~~~♪」という
このフレーズって、「Chimney(煙突)sweep(掃除)」から来ています。
だから、日本語にすれば
音譜エントツトツ、エントツトツ、エンエントツ~~~♪」って感じでしょうかね~^^


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ウイリアム・ブレイクの詩にも、
過酷な労働を強いられた煙突掃除の子供をうたったものがあります。


煙突掃除の子 The Chimney-Sweeper
               ウイリアム・ブレイク

 
  僕の母さん僕のちっちゃい時に死んだ
  僕の父さん僕を人に売り飛ばした
  僕がまだ舌も回らず 悲しいとさえいえないときに
  それで僕はこんなふうに 煙突掃除になったのさ 

  掃除仲間のトム・ダーカーは カールの髪をしてたけど
  自慢の髪を刈られたとき 悲しさ余りに泣き叫んだ
  そこで僕はいったんだ やいやいトムよ気にするな
  坊主ならブロンドが 煤で黒くなることもない

  そんなことのあった夜に トムはへんてこな夢を見た
  煙突掃除の小僧たちが 何千となく湧き出てきて
  ディックやジョーや、ネッドやジャックや
  一人残らず煤けた棺に 閉じこめられてしまったのさ

  そこへ天使が通りがかり 輝く鍵で棺をあけた
  閉じ込められた小僧たちは 喜び勇んで出てきたものさ
  緑の牧場に下りていくと 笑いながら走り回り
  川で水を浴びてみたり 日光浴をしたものさ

  真っ裸になったと思うや 商売道具を投げ捨てて
  雲に乗って舞い上がり 風のまにまに戯れ遊んだ
  天使はトムにいったものだ ちゃんと勤めを果たしていれば
  神様が父親代わり 何の不足もないのだよ 

  こうしてトムは目が覚めて 僕らは暗闇を立ち上がると
  商売道具を持参して 煙突掃除の仕事に出かけた
  朝の空気は冷たかったけれど 僕らは幸せだったのさ
  自分の務めを果たしていれば 恐れるものは何もない


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"子供の心で~~"と

この歌を歌う小さなマイケルの心を思うと、

澄んだ歌声に、なおさら胸が締め付けられてししまいます~~~~。゚(T^T)゚。