マイケルも注目し、影響を受けた
ボリウッドのダンス。
ボリウッドBollywoodとは、
ムンバイの旧称「ボンベイ」の頭文字「ボ」と、
アメリカ映画産業の中心地「ハリウッド」を合わせてつけられた
インド・ムンバイの映画産業全般につけられた俗名。
インドの映画産業は、作品数、入場者数ともに世界最大の規模を誇る。
マイケルが愛した、
インド舞踏って、そもそも、どんなものなんでしょう~~


インド四大舞踊
◆バラタナティヤム
もっとも歴史が古い南インド、タミル地方の巫女たちの舞踊に起源を持つ舞踏。
3000年以上の歴史を持つ。
踊り手は「デバダシ」と呼ばれる人々である。踊り子は女性のみで、いわば巫女であり、英国統治時代に伝統が破壊される19世紀まで、神に奉納する舞踊であったため、一般に公開されることなく、舞踊を実際に見ることが出来たのは、寺のバラモン僧等に限られ宗教儀式としてまもられていた。
BhaはBhava(感情)、raはRaga(メロディー)、taはThala(リズム)、
Natyamは舞踊を意味している。
感情、メロディー、リズムが渾然一体となって調和を保ち、 神秘的な世界を作り上げていくのがバラタナティヤムの真髄である。
バラタナティヤムには、「ヌリッタ」と「ヌリティヤ」という二つの概念があるという。
「ヌリッタ」というのは、感情や情感を交えない単なる表現や動きを意味し、
「ヌリティヤ」とは、舞踏家の内面から湧き上がる豊かな感情表現を意味している。 この二つの概念を不規則に表出させながら、やがて神人合一への境地へと到達する。この絶妙なバランスが バラタナティヤム舞踏の魅力である。
インドの芸術における感情表現を表す言葉に「ナヴァ・ラサ」というものがある。「ナヴァ」は九つを意味し、「ラサ」は感情、情感、おもむき、などを意味する。
喜怒哀楽を拡大した概念である。
(1) シュリンガーラ(恋情)
(2) ハースヤ(笑い・ユーモア)
(3) カルナ(悲しみ)
(4) ラウドラ(怒り)
(5) ヴィーラ(勇敢)
(6) バヤーナカ(恐怖)
(7) ビーバッサ(嫌悪)
(8) アドブタ(驚き)
(9) シャーンタ(平安)
また、ムドラー、印相「印を結ぶ」手の動きは、バラタナティヤムをはじめとするインド舞踊において重要とされる。
*その他の神への奉納を目的として形作られた舞踊
・オリッサ州のオディッシー
・ケーララ州のモヒニアッタム
・アンドラプラデシュ州のクチプディ
Bharatanatyam
Odissi Dance
マイケルジャクソンのブラホワSFのヒンディー美女とのダンスは、この「オディッシー」だそうです。
◆カタカリ
同じく南インド、ケーララ州の伝統舞踊の粋を集めて作り出された不可思議なパントマイム劇。
複雑怪奇な顔の表情とムドラーと呼ばれる魔術的な指の動きからなるパントマイム劇で、華美な王冠と原色を多用するメーキャップ、さらに巨大なスカートなど、毒々しいまでに奇抜な姿。
踊り手はすべて男性であるところから、日本の歌舞伎や中国の京劇の起源とする説もある。
椰子の森が広がる南国ケーララに伝わる伝統的な舞踊や武術の影響を受けて誕生した。その底流を支えるのは南国の森に生きるさまざまな精霊たちと、精霊たちを操る神の存在にある。
*アラビア海に面したケーララの世界最古のサンスクリット舞踊劇
「クーリヤッタム」は、ユネスコの世界遺産に登録された。
動きは舞踊的であるが、目、手、その他身体各部にいたる所作が
極めて細かく決められている。
特に、目の動きや顔の細かい筋肉を駆使した、繊細な感情表現と、
一語一語を手の動きで表すハンドゼスチャー、
ハスタ(手)・ムドラーは、クーリヤッタムの大きな特色である。
Kathakali
Kutiyattam
◆カタック
北インド、イスラムとヒンドゥー双方の影響を受けて成立した躍動的な舞踊。フラメンコの起源ともされ、奔放で枠にとらわれない自由な表現が特徴的。激しいステップで、足首に巻いた鈴(グングル)を楽器のように打ち鳴らし、チャッカルと呼ばれる華麗な旋回を繰り広げ、演奏者との掛け合いなどをして踊る。

長い紐に施された200個を超える鈴「グングル」の音は、幸福をもたらす神聖な楽器。
カタック(kathak)という言葉のkathaとは、「話」を意味し、ヒンズー教の寺院の語り部にその起源があり、信者の前で、神話や神の教えを語るという、男性の語り部が、カタックの始まり。
しかし、一方で、北インド、ラクノウのイスラム王朝内の宮廷舞踊として成立したため、他の舞踊と比較すると、宗教色がやや薄く、舞台は明るく快活でノリがよい。砂漠のジプシー(ロマ)たちからも影響を受けているようだ。
Kathak
◆マニプリ
北東インド、ミャンマーと国境を接するマニプール州の民俗舞踊から生まれた舞踏。
このインド東北部に住む棚田による稲作が盛んなチベット系・ミャンマー系などさまざまな少数民族、モンゴリアンの舞踊にルーツを持つ。
Manipuri