精神医療の問題~マイケルジャクソン&福島① | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

マイケルは、
深刻な不眠や、ステージでの火傷事故や落下事故の後遺症による身体の痛みに
悩んでいました。
ストレス社会の日本にも多くおられる
睡眠障害を抱える人と同じように、
その良い治療法を求め、
良い医師を求め、苦しんでいました。
ある薬物治療で、症状が緩和され、
一時でも苦痛から解放される効果を感じられると、
危険な副作用が伴うことを承知で
薬物を過剰あるいは長期継続して投与する医師、
中毒になり処方薬物に依存する患者の間で
不適切な治療からの出口を失い、完治が望めなくなる…
また、薬物の効果が得られず、増量や、複合的な投与で
二次的な症状や疾病に苦しめられる…
こういう状況を経験するのは、今やスーパースターだけではありません。

マイケルのケースが一般と異なり特異だったのは、
扱われていた薬物が、本来は全身麻酔剤として、
手術や集中治療に使われるプロポフォールだったということ。
彼の健康や命よりも
お金を得るため、立場を守るために是が非でも、
彼をステージに立たせようとした人々や、
あるいは、故意に彼を潰そうと目論んでいた人々に囲まれていたことです。
マイケルは、黒人アーティストが音楽業界で搾取され続けてきた不公平に
歯止めをかけようという意志をもって闘っていたので、それを阻むために
その精神を破壊し、コントロール下に置いて、陰謀を企てるものがいたと
自身では確信していたのです。
「Morphine」というショッキングな歌は、
複雑な構成で隠蔽しながら、その状況を、赤裸々に告白しています。

マイケルの死は、担当医、DR.マーレーによる麻酔薬プロポフォールの投与による
故殺と裁判で断定されましたが、
おそらく、
マイケルのこの自宅での治療は、慣例化していたんですね。
マイケルは、いつ何時、この薬物によって命を奪われるとも限らないということを
予知していたのです。
マイケルは、過度にアドレナリンが出て眠れなくなるステージから離れることが、
解決策であることをよく解っていました。
ステージから離れ、映画製作を主に活動することを望んでいたのです。
診断し治療法を見出すのはマイケルではなく医師の仕事ですが、
そもそも、治療効果の統計そのものが、不明瞭な臨床的症状の積み重ねで疑わしく、詐病などとの弁別が難しいという根本的問題のある統計を根拠に
導かれた現代の薬物治療、原因療法などの精神医療で、
マイケルのような障害に悩む人を治せるのでしょうか?


どんな病気であっても、どんな人も、精神科医療であってもひとしく、
町の中で気安く必要な治療が受けられ、入院すれば安心して療養に専念できるようでなければ、安心できませんが、現実は、そうではないようです。
マイケルの悲しい「死の予知」は、
根本的には、現代の精神医療を信用していなかったということでもあるのです。


↓こちらに、「Morphine」の解釈と和訳を載せていますので、
興味のある方は、お読みください。
*過去記事;2012年04月02日(月)
Morphine再考☆マイケルの隠語
http://ameblo.jp/et-eo/entry-11210708593.html

===============

日本では、精神の障害を持った人が、自宅の一室などの専用の部屋を作り、監置する私宅監置という制度がありました。
これが、禁止され、入院中心の病院精神医療が進められますが、

他の医学分野に比べ、向精神薬を用いた薬物治療などの対症療法も、
精神療法や心理カウンセリングなどの原因療法も、
他科に比べ客観的検査所見での診断がつきにくく、根拠に基づいた医療が不十分で
死亡などの医療事故(自殺以外)及び訴訟が少ないことで誤診に対する意識が低いという。

このような信頼に値しない精神医療のもとで、
強制入院、長期にわたって隔離収容をされ、苦しみを味わった来た患者は少なくないのです。


いま、精神障害者の地域ケアを充実するためにACTという事業が積極的に
行われているということです。
精神の障害をもっている人たちが、
住み慣れた場所で安心して暮らしていけるように、
精神科医・精神科看護師・精神保健福祉士・ケアマネジャー・職業カウンセラー等の他職種による協働チームが、退院をしてきた精神障害者のケア…
地域生活支援、社会復帰促進、再発予防のための訪問サービス、服薬管理、社会適応訓練など)を行うものです。

ACTとは、Assertive Community Treatmentの
略で、「地域医療および各種生活支援を含めた包括的地域生活支援プログラム」と訳されています。



===============そんな折、このような法律が。。。

「統合失調症や認知症などの人を強制的に精神科に入院させる「医療保護入院」について、厚生労働省は29日、入院時に義務づけられている家族の同意を不要とする方針を決めた。

 家族の同意を外すのは、現行制度の原型を定めた1900年の法制定以来初めて。また、入院中も患者の権利を擁護するため、患者が「代弁者」を選べる新たな仕組みの導入などを盛り込んだ、精神保健福祉法改正案を来年の通常国会に提出したい考え。

 医療保護入院は、入院治療の必要性を本人が理解できない場合、精神保健指定医の資格を持つ医師1人の診断と、家族(保護者)の同意で入院を強制できる制度。1年間で精神科に入院する約38万人のうち、14万人が同制度で入院している。」(2012年6月30日 読売新聞)

===============



隔離を進める法律や政策は、病いや障害を持って持っている人の人権を
奪っていることにはならないのでしょうか。

皆、同じように、地域の社会のなかで、学び、育ち、仕事を得て、慈しみ、
愛し合い、助け合う。家族とともに、友人を作る権利があります。
隔離は、病いや障害を持って持っている人の、
地域の中で人生をいとなむことを奪うもの。

いつも町から遠く離れた隔離施設に追い立て、法律も政策もそれを推進してきたので、地域の隣人であるはずの病いや障害を持って持っている人を健常でない人として疎外し、健常でない心の健常でない態度で尊厳を傷け奪ってきたのです。
精神医療のあり方も、地域社会を作る私たちのあり方も、改めなければならない。




Michael Jackson GHOSTS 
ノーマル村のmr.ノーマルは、「お前は異常だ!村を出て行け!」と
マエストロに詰め寄る。


ぜんぜん、福島の話、出てきませんでした(^o^;)
次の
精神医療の問題~マイケルジャクソン&福島②で、出てきますので


つづく…