野田秀樹の「THE BEE」を今度 観に行きます。
原作は筒井康隆の「メタモルフォセス群島」という短編集に収録されている
「毟(むし)りあい」です。
普通の人の中に潜む暴力性や狂気、復讐心が、「蜂の羽音」とともに
暴走し、戦いの踊り「剣の舞」を踊るように破滅するまで繰り返される
というような、コワイお話です。
役者をしている若い友人Aちゃんと一緒にいくんですが、
自分で本を書き、映像を作り、演じる、彼女の「一人芝居」は、たいへん刺激的で
本人もかなり面白い人です。
彼女は私を同じ星から来た姉さん(時々、兄さん?なんでやねん!)と言いますが、
年齢のギャップを越えて、まぁ、なにかとフィーリングが合うんですね。
今日は、「THE BEE」について書こうと思ったんですが、
昔、出会ったばかりの頃、彼女と交わした 他愛もない会話を
ふと、思い出したので、方向転換し、そのお話を~☆
マイケルの死の何年も前のことです。
私が、「マイケル・ジャクソン」を好きだということを知って
彼女は、非常に謎を感じ 不思議でしょうがなかったわけなんです。
「なぜ?どこが?どうして?」と。
否定的な意味ではなく 純粋に疑問を覚えたんですね~
なので、ワタシは、「なぜ、ワタシがマイケルを好きだとそんなに不思議なのか?」
「理由を述べよ」と彼女に問うたわけです。
「はいはい、じゃぁいきますよ~」と言って、
彼女は、淡々とシュールな感じで列挙し始めたのです。
こういう時の彼女は、ちょっと芝居がかります( ´艸`)
(*注:MJふぁんの方で、読むと不愉快な文の列挙があるかもしれません
ご判断でUターンしてくださいね。
・整形手術を繰り返し 顔が崩壊するまで外見にこだわる病的な男
・濃い化粧、大げさな身なりの 完全に流行おくれの過去の人
・人工的に肌を白くしてまで白人になろうとする劣等感の塊
・成功や金にこだわる中身は空虚な人間
・儲けたお金を湯水のごとく使う経済観念のない幼稚な浪費家
・音楽的にも商業的大衆的で芸術性が低い
・売名的な慈善活動をする偽善者
・学校教育を受けていないので知性に乏しい
・芸能界という特殊な世界しか知らず社会性に乏しい
・現実逃避をするピーターパンシンドロームを患う者
・不眠症、拒食症の薬物中毒者
・性倒錯者であることを隠す為に トロフィーワイフと偽装結婚をした欺瞞的な男
・出生の明らかでない白人の子供をもつ妖しい人
・ホモセクシャルであるだけでなく幼児性愛者であり最も忌むべき変質者、犯罪者。
---- このくらいの内容の事は言ったと思います。(@ ̄Д ̄@;)
A「~というようなイメージの人を 姉さんはなぜ好きなのか?ってことですよ。
それが、本当か嘘かはわからないけど、
百歩譲っても 変顔じゃないか?と思う。 表情がらりってるし、
あの顔もカッコイイわけ? 」と・・・。
まぁ、けっこうよく情報は知っていて・・・お見事!
一般的な感想、疑問を率直にどうも~。という感じだったのですが(^▽^;)
私「 変顔かぁ~。。。じゃぁ 素顔をみたら、もっと
オバケみたいだと思うかもしれないよ。。まぁ・・誰も見たことない訳だけど。
スリラーやバッドで皆が熱狂していた頃から
カツラをとったら、黒人特有の縮毛が、火傷のせいで禿げていて、
頭には何度も受けた手術の跡があって。
だんだんと、化粧を落としたら、白と黒のまだらになっていってて、
全身が、そうだった。
だから、素顔が、普通でいう見た目がカッコイイってことは、
きっと、ないと思ってるよ。 」
死後、検死で彼の素顔のことが衝撃的な感じで流れていましたが、
彼自身の生前の告白を そのまま聞けば、それは、ある程度、想像できることで、
ワタシは、なんとなくおぼろげに想像していた彼の姿を彼女に伝えたのでした。
ギョッとして絶句。。。彼女にすれば、ますます、「なんで?」ってことですよね。
そこで、私は、ふと頭をよぎったことを言ったんです。
私「 丹下左膳って好き?」
A「うんうん、大好き!」 彼女も時代小説や映画好きなのは知ってますから!
私「あのね、丹下左膳が隻眼隻腕の異様な姿になって無頼の剣士になったのは、
なにかそれなりのわけがあると思わん?
マイケルジャクソンも魑魅魍魎との闘いの果て、そうなったと思うんだよね。
でね・・姓はジャクソン、名はマイケル。
彼の愛刀、濡れ燕は、ダンスと歌というわけ。」
A「ほ~!」
*丹下左膳
箒のように赤茶けた毛を大たぶさに結い、右眼の上には大きな刀傷がある
隻眼。おまけに右腕がないという片眼片腕の怪剣士。
髑髏の紋を染め出した黒襟の付いた白地の着物で、下には女ものの派手な
長襦袢を着込んでいる。腰には、名刀“相模大進坊・濡れ燕”。
私「 役者は舞台で化けて、解放されるってことあるんじゃない?
普段の「顔」が、ある意味、仮面で、舞台の上が魂の発露みたいな。。
マイケルジャクソンのホントの素顔も魂も舞台の上に現れていると思うんよ。」
A「 たしかに、板の上に乗ると、役に入って縛りが解ける感じがあるのよね。
普通、人は、仮面を自分の素顔だと思い込んでるだけ。
そんな気がすることはあるなぁ。」 Aちゃんはとても感が走ってる。
、
まぁ・・ そんな内容の話をして、Aちゃんは、俄然マイケルに興味を持ち、
私のお宝マイケル箱から、ちょっとづつ・・・
CD、DVD、本・・とレンタルして行ったのです。
そして、毎回、大興奮。 特にghostsには衝撃を受けたようです。
あと、ライブ開始の「無言不動の間」は、舞台人として凄すぎると。
で、こんな感じのことを言われたのを覚えてます。
「姉さんーー! 丹下左膳の例えは、ないよ~!
マイコーは、例えようがないほどの天才で神ですよ。
人間マイケルジャクソンの苦しみや痛みは、
生きてりゃ、理解できる。 庶民のヒーローだよね。
あんなに心が綺麗で可愛くて、カッコイイ人はいないです」って。(^▽^;)
たしかに丹下左膳の例えは、今一だったね~
(●´ω`●)ゞ
でも・・マイケルが亡くなったニュースが流れた日、
色んな人が御悔み?を言ってくれたけど、
弟の次にTELをくれたのは、Aちゃんでした。
「姉さん!大丈夫!? (iДi) 」って。
その年の彼女の芝居のインターヴァルは、ずっとマイケルの音楽でした!
今回の彼女のお勧め「THE BEE」。
これを今、上演するのは原発問題と無縁ではないと感じます。
「蜂の羽音」がKeyになるらしんですが、
野田さん曰く「恐がらせる」効果の音・・ちょっとだけそんな発言をされてます。
buzz~~~!
ってbuzzerブザー、例えば「非常ベル」に派生するような
心がざわめく音ですね。。
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お読みいただき 誠にありがとうございました![]()
