
『インヴィンシブル』(Invincible)は、マイケル・ジャクソンの10枚目にして最後の、完成されたスタジオ録音アルバムである。
1997年10月 - 2001年8月に録音。2001年10月リリース。
1曲目の「Unbreakable」では、『HIStory』の「This Time Around」で競演したノトーリアス・B.I.G.のラップが採用されている。初めマイケルはこの曲を第一弾シングルとしてリカットする意向であったが、レコード会社が渋ったため実現しなかった。
先ごろ、
MJFCのジョイエ・コリンズと「M Poetica」の著者、英文学博士ウィラ・スティルウォーターが対談形式でマイケル・ジャクソンを語るブログ「Dancing with Elephant」でInvincibleについてこのように述べていたーーーー
Dancing with Elephanthttp://dancingwiththeelephant.wordpress.com/
ーーーーアメリカのファンクラブMJFCとイギリスのファンクラブMJWN発信のニュースを紹介するRiekoさんのMJJFanclubオフィシャルブログより一部抜粋転載ーーーー
ウィラ:目先のことしか見ていないソニーの決定ために、世界はどのような発表される可能性があった作品を失ったのでしょうか?
マイケル・ジャクソンがいなかったら、今あるようなソニーの音楽部門はなかったという議論も成り立つわけですから・・・。
ジョイエ:彼は、アルバムの名前でさえ彼は不満を持っていました。タイトルはもちろん「Unbreakable」になることになっていました。だけどソニーが「誤って」間違ったタイトル・ソングでカバーの印刷をしてしまったのです。その時点では、修正するには遅すぎたのです。
マイケルとソニーの戦いは、ソニー/ATVカタログを狙う陰謀だという叫びとともに公然の混乱となりました。彼がそのように感じる説得力のある理由があったと私は確信していますが、このことによる不幸な結果は、マイケル・ジャクソンが多大な時間を費やし、何ヶ月にもわたって心血を注いだ真に素晴らしいアート作品が見過ごされ、混乱のさなかに端の方へ追いやられてしまったということです。
ウィラ:長い入り組んだ話があるのですが、結果はソニーが十分にプロモーションしなかったということです。あなた方が仰るように。もっと悪いのは、私が思うに、彼がこのアルバムで計画していたビデオの制作をソニーが阻んだということです。彼のヴィジュアル・アートは音楽と同じくらい重要だったのです・・・彼は音楽以上にフィルムで自分の考えを表現できたのです・・・だから彼から芸術的手段を切り離すというのは悲劇です、彼にとっても私たちにとっても。
ーーーー(*´Д`)=з ですよね・・(*´Д`)=з 残念で・・残念で・・( p_q)
「You Rock My World」のダンスは、もう人間を越えるほどキレッキレでしたが・・
当時、複雑な思いでした・・(*´Д`)=з
熱烈ファンとマイケル・・
我らの恋路を、邪魔する奴はーーみんな、馬に蹴られて死んじまえーー

・・・・・・・そう思っていましたo(;△;)o
永遠に失われた「Unbreakable」のSFは、
ゴースト(HIStory tour 1997中製作。約40分のショートフィルム)。。。
これと無縁ではないのではないだろうか・・?
「ゴースト」はカンヌ映画祭(1997年5月8日)でも披露され、
90年代のスリラーとも評され、
日本でも『GHOSTS限定ボックス』97/12/19(欧12/2)が発売されたが、
「スリラー」のようにPVがTVで流れ続けたわけでもありません。
シングル「HIStory/Ghosts」は、
『ヒストリー』の第6弾リカットシングルであり、
同時に『ブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア』の第2弾リカットシングルであるが、
アメリカ意外の発売となった。。
この後、『ヒストリー』からの最終第7弾シングルとして
「スマイル」(cチャップリンの楽曲)が発売される予定であったが、
販売が中止され、一部で流出した「幻の版」が残るのみである。
この頃から著作権などを巡る全面対決が始まる

あのね・・・Unbreakableを阻んだ人たち!・・ダンスフロアで血を流して・・
ghostsでは、骨になっても踊るんだ、マイケルは!
不死身Unbreakableだよ!! どう?怖いかい?Is It Scary?( ̄∩ ̄#
" 'Cause, uh, I' m one of the few people, probably in show business, that have been through the ins and outs, you know, of so many different things. Um, I've been through hell and back. I have, to be honest, and uh, and still I'm able to do what I do and nothing can stop me. No one can stop me, no matter what. I stop when I'm ready to stop. You know, and uh, I'm just saying, you know, I will continue to move forward no matter what. "
「僕はショービジネスの世界で酸いも甘いも全て経験してきた、数少ない人間だからね。ご承知のとうりね。僕は天国から地獄まで落ちて、この通りカムバックしている。僕には自分がやるべきことをやる能力はあるし、それは何者にも止められない。何があろうとも、誰にも止められない。僕は自分で止まるべきときに止まるさ。」
Online Audio Chat(2001年)のインタビュー/Unbreakableについて語る
Unbreakable
written by Michael Jackson, Rodney Jerkins, Fred Jerkins III, LaShawn Daniels, Nora Payne, Robert Smith & Christopher Wallace
Now I'm just wondering why you think
that you can get to me with anything
seems like you'd know by now
When and how I get down
And with all that I've been through,
I'm still around
さて、まったく不思議だよ
何故お前がどうにかして僕を捕まえられると思っているのか
今頃気付いたらしいね
いつ、どのように僕が降りるのか
そして 全てを潜り抜けて
僕ならまだここら辺にいる
*When and how I get down ・・マイケルは、自分で決めた時、方法でしか、降りる気などない!!~~そう言っています。↑インタでもね

Don't you ever make no mistake
Baby I've got what it takes
And there's no way you'll ever get to me
Why can't you see that you'll never ever hurt me
'cause I wont let it be, see I'm too much for you baby
間違ってもらっちゃ困るんだ
ベイビー 僕は能力を持っている
お前には けして僕を掴まえられっこないんだ
どうしてお前は 僕を傷つける事なんかできっこないってことが分からないんだ?
そんなことは僕がさせない 分かるね?僕はお前の手に負える相手じゃない
*what it takesは・・「(金・魅力・才能など の成功に)必要な要素」「資質、能力」と言う意味。
[CHORUS]
You can't believe it, you can't conceive it
and you can't touch me, 'cause I'm *untouchable
and I know you hate it, and you can't take it
You'll never break me, 'cause I'm unbreakable
お前は信じられないだろう 想像もできないんだ
触れることすらできない 僕はアンタッチャブル(不可触)なんだから
お前が嫌悪していることも、受け入れられないことも分かってるよ
お前には僕を破ることなどけしてできない なぜなら僕は不死身だからさ
*it ・・不死身(死を越えてもI'm still aroundする能力。
当然、触れることはできないわけだ。彼は、形のない変幻自在の「音楽」というアートそのものになって、今も世界中でI'm still aroundなのだ!
今後も、MJがUnbreakable&immortalであることが、証明され続けるだろう。
*untouchable・・非難の余地のない人。インド最下層の)不可触賤民。社会ののけ者。
Now you can't stop me even though you think
that if you block me, you've done your thing
and when you bury me underneath all your pain
I´m steady laughin', while surfacing
さて、お前が邪魔をしようと思っても
できることを全部やっても
僕を止めることさえできないよ
お前が自分の全ての痛みの下に 僕を葬ろうったって
僕は 平気で笑いながら浮かび上がっている
Don't you ever make no mistake
baby I've got what it takes
and there's no way you'll ever get to me
Why can't you see that you'll never ever hurt me
'cause I wont let it be, see I'm too much for you baby
間違ってもらっちゃ困るんだ
ベイビー 僕は能力を持っている
お前には けして僕を掴まえられっこないんだ
どうしてお前は 僕を傷つける事なんかできっこないってことが分からないんだ?
そんなことは僕がさせない 分かるね?僕はお前の手に負える相手じゃない
[CHORUS 2x]
You can try to stop me, but it wont do a thing
no matter what you do, I'm still gonna be here
Through all your lies and silly games
I'm a still remain the same,I'm unbreakable
僕を止めてみるがいい お前のすることなんか問題にならない
僕は まだここにいる
お前のあらゆる嘘と愚かなゲームを越えて
僕は全く変わらないまま まだここにいる
僕は不死身なのさ
[Notorious B.I.G.]
Uh, uh, what, uh
A lime to a lemon(*1), my CeCe women(*2)
Bringin in ten G minimums to condos with elevators in 'em
Vehicles with televisions in 'em
Watch they entourage turn yours to just mirages
Disappearing acts, strictly nines and macs(*3)
Killers be serial, Copperfield material
うん、うん、なんだって? なるほど
ヤバいモノから、似たようなヤバいモノへ 俺の運び屋の女共が
最低10,000ドルをエレベーターに乗せてコンドミニアムへ運んで行く
いくつもテレビが(複数の監視カメラのモニター?)付いた車両運搬具で
見ろ、奴ら取り巻き共は お前のものを蜃気楼に変える
消滅技さ 厳密に言えば チームのナインメンバーと見知らぬ補欠野郎たちだ
痛打は連続だぜ カパーフィールドの魔法の幕さ
*1)A lime to a lemon・・ライムもレモンも麻薬を表わす隠語(レモン=質の悪い)でもある。酸っぱいもの=好ましくないもの。不味いもの。ヤバいもの。
*2)my CeCe women・・D.C.womenと記されているものも見かけるし、Dと濁った発音に聞き取れるかも知れないが、引用元のビギーの「Can't Stop The Reign」ではCeCe womenとなっているので、こちらを採用。cee(シー)は、コカインの意味。
cash and carry =CCは、現金払い持ち帰り制のこと。よって、CeCe womenは麻薬の運び屋の女ということでしょうか。
*3) G=grand=one thousand dollars=1,000ドル
10Gは、10,000ドルのこと。
*4)strictly nines and macs・・nines とは、野球のメンバーのナインに例えて、チーム内輪の仲間(次の節にplayersという言葉も出てくるので、野球のゲームプレイに音楽業界のチームプレイを例えていると思われる)
macとは、 知らない男に対する呼び掛けに用いられる名前《主に米国で用いられるex.=(Hey, Mac.= おい, 君)》よって、チームメンバー以外の、見知らぬ取り巻き=野球チームの補欠のような。
人気ラッパーの周辺には取り巻き立ちは、見知らぬもの者さえ含めて寄生し、
群がってくる。
彼らはまるで、マジシャンのように彼のものを盗みとり、麻薬の売買で、
蜃気楼に変えるかのように使い果たす様子を表しているようだ。
My dreams is vivid, work hard to live it
Any place I visit, I got land there
How can players(*4) stand there and say I sound like them
HELLO?!
俺の夢は鮮明だ それを活かすために必死で働く
どこへ行っても俺はシマを掴む
いったいどうしてプレーヤーがぶらぶらしていられるんだ?
で、どうして、俺の出す音が奴らに似てるなんて言えるんだ?
冗談だろ?!
*4)players・・音楽の演奏者(前節の繋がりで野球の選手の例えの意味も含む)
Push wigs back and push six Coupes that's yellow
Plus clips that expand from hand to elbow
Spray up your Day's Inn, any 'telle you in
Crack braggin sick of braggin how my mink be draggin
Desert ease street (*5)sweeper inside the beamer wagon
I rely on Bed-Stuy (*6)to shut it down if I die
Put that on my diamond bezel, you're messin with the devil
WHAT!!
Uh, uh, what, uh
カツラのズレを直して 6台のポンコツ(=黄色)のクーペを転がして
おまけに、手から肘に膨らんだ装弾子
デイズインをぶっ放す お前の泊まったどんな宿でも同じだ
俺のミンクを引きずって大威張りの バンバン鳴らす大威張り病
BMワゴンの中で*Desert Ease(西海岸)ストリートの掃除人
もしも俺が死んだら、片を付けるために地元ベッドフォード・スタイベサントの奴らに頼るさ
俺のダイヤの指輪の縁に「お前は悪魔と会食した」刻んでおけよ
どうだい!?
うん、うん、なんだって、なるほど
*5)Desert ease street ・・Desert(=砂漠)ease(緩和な)。
砂漠気候の西海岸のストリ-トを表わす。ビギーの属していたバッド・ボーイ(東海岸)に対し、2パックが所属するデス・ロウ・レコード(西海岸)の闘争があった。
*6)Bed-Stuy ・・ベッドスタイ(=Bed-Stuy)と呼ばれる、ニューヨーク、ブルックリンのベッドフォード・スタイベサント地区。ビーギーの地元。
*ノトーリアス・B.I.G.(1972年5月21日 - 1997年3月9日)は、ニューヨークブルックリン生まれ。
地元では、フリースタイルラップ・キングとして、麻薬の売人時代も彼のカリスマ性からよく知られた存在だった。デビューアルバム『Ready to Die 』は、ヒップホップアルバムとして屈指の名作として名高く、名声をビギーにもたらし、当時西海岸が主流だった風流に東海岸の興隆を見せつけた。
ビギーが所属するバッド・ボーイと、2パックが所属するデス・ロウ・レコードは、1990年代の東西二大ヒップホップレーベルだった。二人は、レーベルの闘争に巻き込まれた形で、殺害される。事件は未だ解決していない。ドキュメンタリー映画『ビギー&トゥパック(Biggie & Tupac)』、伝記映画『Notorious』など映画化もされた。
このラップは、シャックとコラボした「Can't Stop The Reign」(Released 1996年11月) の中の、ビギーのヴァースの一部が転用されているものだ。
ちなみに、この曲のシャックの第3Verseには、「Invincible」という言葉も出てくるのだ!
彼らブラックプレイヤー達が互いにJamしており、その繋がりは、
想像以上なのかもしれない。
ショービズの腐敗した内情と、それに巻き込まれ命の危険さえ感じているアーティストの実情を歌っている。まるで、殺害される直前のビギーのラストメッセージのようだ。
[CHORUS×]
You can't touch me
You can't break me
You can't stand with me
'Cause I'm unbreakable
OWW
Go on!
お前は僕に触れられない
お前は僕を破れない
お前は僕と立っていられない
何故なら 僕は破れざる者なのさ
オゥ~~
冗談はよせ!
*マイケルは、未来永劫生き続ける、その不死身の音楽作品に姿を換えて、そこここに、
偏在するのです。もちろん、彼らには、触れることも、破ることも、同じ位置に立つことなど、誰にもできませんね!
*******************
作品のテーマは、映画「ゴースト」とひと繋がりなのだと思います。
普及しきれなかった「ゴースト」を、さらに進化させ、磨きあげて、
「Unbreakable」のSFを世に送り出そうとしていたのか・・??と想像します

いや・・十二分に「ゴースト」は、完全無欠の大傑作ですけれど。。

芸術家が、同じ絵に加筆を続けるように・・
何度でも、納得の行くまで同じテーマで作品を練り直す。。。
おそらく、自分自身の死後をも想定して、書かれているのではないかと思います(@_@)
マイケルの飽くなき情熱、作品への自信、、、凄まじい

お読みいただき、誠にありがとうございます
