ITCホテル監修のキッチン・オブ・インディア! | この命流星のごとく燃やして(`炎ω炎´)

この命流星のごとく燃やして(`炎ω炎´)

こんなですが、変な「漢の料理ブログ」です。なお記事は時系列的にはバラバラ。リンクの張り忘れ等もあり、記事上げてからリンクを張りなおすこともありますし、文章が納得いかずに公開してから微修正する事もあります。ご了承下さい。

ナマステー!想像の翼を広げる漢、星餓です。


うちの会社には、お盆休みというのがありませぬ。気付けば周りも夏休み。

しかし、そんな時間の無い我々でも、たった一つだけ与えられた自由。

それは・・・想像する事!目を閉じて感じてごらん。ただ、ただ自由に・・・。




(妄想中)※写真はイメージです。


むせかえる様な熱気、排ガス、スパイスの香り、ヒンズーの神々。

物乞いや何かを背負った人々。無数の電線、人がのり過ぎたバス・・・。

数日滞在すると、物売りや人の多さにちょっと疲れたりして。


そんな時、向かうのは元国営企業ITCが運営するホテル。

このITCホテル、ムンバイとかコルカタとかいくつかにある高級ホテルの様です。

(ホテルHP→http://www.itchotels.in/


バラの浮いたお風呂にスパ、ふかふかベット、

安全なセキュリティにゆったりとした時間が流れる。

言葉は通じないけど、疲れが何処かに吹き飛んでいく・・・。


ふと時計に目をやれば午後8時近い。

食事の時間だ!この時間が楽しみだった!

高級感あふれる食堂に向かうと・・・。


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・・・皆さん!ここからは妄想じゃなく現実ですよッ!!(ノ∀`*)タハー

今回紹介するのは、さっきまで妄想していたITCホテルマスターシェフの監修レトルト!

ブランド名は「キッチン・オブ・インディア」。ベジタリアン&100%ナチュラル、総量280gだそうです。


まずは「ダール・ブカラ」を頂いてみる事に。

「ブカラ」ってそういえば、インド料理では聞かない名ですね。

でも「ブカラ」って、確かウズベキスタンだった気がしますが・・・。


パッケージに寄れば、

「古代ブカラの野外料理の技術を継承して作り上げた、

濃厚なトマトグレービーのカレー」・・だそうです。


取り出してみると・・・パッケージが宇宙食みたいでカッコイイ!

僕的には、キリッとしたこのメタリックなデザイン、ロボコップを連想しますね~。(ノ∀`*)タハー


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・・・それでは温めて、盛り付けて頂きまましょう!


添えたのは残り物のゴーヤとゴボウのきんぴら、ご飯と目玉焼き。

インド料理では無いけど、多国籍でバイキングっぽいでしょ?(ノ∀`*)タハー

(※ホテルらしい風格は全く無いが、そこは先ほどの妄想でカバー)


さてその味は・・・うん!?これイラン料理かっ!?∑(゚Д゚;)

意外と豆はサクサクというか、ホクホク感を残してますね!


初めは結構にんにくが効いているかと思いきや、インド料理にはまずない酸味がくるッ!!

これは・・・イラン料理で出てくるドライレモンとかの酸味ではないのか?Σ(・ω・ノ)ノ!


でも、ジンワリ辛いスパイス感に、生クリームでコクも+され、

酸っぱすぎず、酸味も丸く収まっています。初めは驚いたけど、

慣れると案外美味いですよ!(^∇^)ノワーイ




お次はコチラ!「パラック・パニール」!

リッチ系だから生クリーム多めかと思いきや、青菜中心と思われる色と濃度。

思ったよりサラッとしています。箱に寄ると、ヨーグルト、カシューナッツなどが入っているそう。


さて、その味は・・・

ドギュ━━━∑(゚Д゚;;)━━━ン!!!


うわっ!かなりにんにくが効いてますよ!(青菜・塩・にんにくが主成分。)

それ以外は脇役に撤してグレイビーに溶け込んでます。


パニールは・・・おおっ!?今までにないソフトな食感ッ!!∑(゚Д゚)

まるで絹ごし豆腐みたいでした。それにしても、こんなにダイレクトなパラクをホテルが作るとは・・・。

というか、元々のパラック(パキスタン料理店にもスパイス感が無いサグがある)はこういう感じなのかも。

 

お次は「ナブラタン・コルマ」。

野菜がインゲン、ニンジン、ジャガイモ、パニール、カリフラワー、

玉ねぎ、グリンピース、にんにく、ピーマン、生姜で9つだそう。


それに赤い油膜がすごい!クリーミーな印象を軽く打ち壊します!

味は・・・なるほど、他のレトルトのナブラタン で感じた物と似ていますね!ヽ(゚◇゚ )ノ

野菜はみんな小さいけどタップリ入って、まろやかな味が溶け出ています。


クリームやナッツペーストも使われているのでしょうが、

挽いたスパイス感もじわじわと!甘酸っぱさもあって意外とサラリ。

でも、レトルトの中で一番ホテルナッツ感があるのもまたコレな気がする。


う~ん、旨いですね。まろやかだがスパイシー。ヽ(゚◇゚ )ノ

前半はこのままで主食いらない位でしたが、後半は味がのって来て主食が欲しくなりました。

チャパティよりナンやバスマティ向けかも知れません。




最後はチックピーカリーこと「ピンディ・チャナ」。

おや?チャナマサラでは無いのね?小さなジャガイモも入っていて、

とろっとした風貌。さて、そのお味は・・・。


おお!何て言うか優しくて品のある感じですね~。

豆とじゃが芋はとろっとろ。このまま食べても良い位ではないかと。


赤いチリ由来の油があって、ペースト状にされたスパイスが溶け込んでいます。

口当たりはまろやかで、余り辛いという感じじゃないけど、ちゃんとスパイス感はあってじんわ~り。
刺激より薬効がありそうなスパイス使い・・・かも知れません。う~ん、これも美味しかったです。(´∀`)



まとめ・感想


★ナブラタンコルマなどの野菜カレーはホントにデリケート。

熱々にしつつも、ベースの丁度良い具合となると難しい。

このタイミングでレンジを止めるのは匠の域かと・・・。


★ナブラタンコルマやチャナは優しくライトな印象だが、

ダル・ブカラやぱらくはガッツリ来る味でした!

色々な味を作り分けられるのは流石は一流ホテルですね~。


★イラン料理的なダルブカラ、にんにく効いてて滑らかなパニールのサーグ、

油膜とライトさがウリのナブラタン・・・かと思えば、最後はスパイスが穏やかに広がるチャナ。

どれも全く違う顔を持っていて、勉強になりました!φ(.. ) メモメモ


★妄想はどうやっても妄想。

しかし、味だけは妄想じゃないのが嬉しいです!



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