②これから起きること

~教会時代、携挙、患難時代、再臨、千年王国~


ジョン・チョー(NCTC Dallas 牧師)


しかし今は、ゼカリヤ9章に戻りましょう。

10節です。


「わたしは戦車をエフライムから、軍馬をエルサレムから絶やす。

戦いの弓も断たれる。

この方は諸国の民に平和を告げ、その支配は海から海へ、大川から地の果てに至る。」


この10節は、キリストの千年の統治(千年王国時代)を示しています。



ここで情報を整理して、分かりやすくしたいと思います。



今、私達は教会時代にいます。

教会時代は、ペンテコステの日、聖霊様が信者達の上に来られた時に始まりました。


この教会時代において重要なことは、神様が願っておられるこの世界の救いで、異邦人に福音が広がっていきました。ですからこの時代は、異邦人の時代です。



キリストを信じ、新しく造られた者となったなら、そこに異邦人、ユダヤ人の区別はありません。

しかし肉体的には、ユダヤ人ではないなら、私達は異邦人です。

ともかく今は教会時代です。しかしこの時代は永遠には続きません。



聖書ははっきりと、別の時代が来ると語っています。

教会時代の後に、携挙が起こり、私達は一挙に引き上げられ、空中で主と会います。



そして私達がこの地上から取り去られると、この世では恐ろしいことが起こります。

そのことは、黙示録やダニエル書や、旧約の預言書で預言されています。


悲しみの始まり、大患難という7年間の患難時代です。



イエス・キリストを信じる者達が7年の患難時代の前に取り去られると私が信じている理由は後程説明します。



ここでは順序を見ていきます。



教会の携挙の後、私達は空中で主とお会いし、キリストの裁きの御座で、私達は報いを受けます。

そして小羊の婚宴に与るのです。



しかし私達がいなくなったこの地上では、反キリストが現れ、患難時代が始まります。

そして7年経った後、キリストはこの地上に戻って来られます。



それは黙示録19章の出来事です。



キリストはこの世界を裁き、反キリストの王国と戦うために戻って来られます。

反キリスト達は、キリストと私達にミサイルなどを飛ばしてくるでしょうが、キリストは、獣(反キリスト)とそのにせ預言者を滅ぼします。



それから千年王国が始まり、キリストがこの地上で1000年間統治されます。

この時、キリストはこの地上で、実際に王国を築かれ、統治されるのです。



1000年の後に、悪魔でありサタンでる竜が解き放たれ、人々を惑わしますが、天から火が下って来ます。


そして最後の裁きがあり、死んだ人々が生き返って、御座の前で、この地上にいる間にしたことに応じて裁かれます。


いのちの書に名の記されていない者達は、火の池に投げ込まれます。


そしてキリストは王国を神に捧げます。


そして時の支配というものは終わり、私達は永遠に入るのです。新天新地です。

それが聖書が語っていることです。



創世記1章で、人類史が始まりましたが、その前はいにしえの時代と呼ばれるもので、そこには時間というものがありませんでした。


しかし創造によって、人類とこの物質の世界が造られた時から、時というものが始まり、私達は時と共に生きるようになりました。

だからこそ歴史があります。

しかし、その「時」というものは、キリストの千年王国後に消え去り、新天新地では時というものはなく、永遠の世界です。



先ほどのゼカリヤ9章10節に戻ります。

「その支配は海から海へ、大川から地の果てに至る。」

これはキリストの千年の統治を預言しています。


しかし預言者は、9節と10節の出来事を、一続きのものとして見ていました。



王がろばに乗って来られ、平和をもたらし、その支配は、全ての国々、全ての海に及ぶと。

そこに時差はなく、続けて起こるものだと。



しかし私達は、キリストの初臨と再臨を区別する必要があります。



ダニエル9章で、ダニエルはガブリエルから預言的メッセージを受け取りました。

その中で、イスラエルの民と聖なる都については70週が定められていると語られ、69週の時に油注がれた者は断たれる、と言われました。

そしてその事はすでに起こりました。

最後の1週である70週に、反キリストが現れ、反キリストの王国時代となります。



しかし、69週以降、その時は一時停止していて、その、イスラエルの救いの時である最後の1週はまだ始まっていません。



今は、教会時代です。



イスラエルの民が、イエス様をメシアとして理解し、受け入れることができなかった理由はそれです。


彼らは、物理的な王国の復興という結果の方に重点を置いていました。



確かに、救い主がベツレヘムで生まれる、処女から生まれるなどいくつかの預言は成就していましたが、他の多くの重要な預言がまだ成就しなかったので、彼らは、イエス様を救い主として受け入れず、今でもメシアが来られ、王国を築いてくれるのを待ち望んでいるのです。



詩篇118篇25-26節。

「ああ、主よ。どうぞ救ってください(ホザナの意味)。ああ、主よ。どうぞ栄えさせてください。

主の御名によって来る人に、祝福があるように。私たちは主の家から、あなたがたを祝福した。」



これはすでに起こりました。

しかし、イエス様の再臨の時にも起こります。




では今からは、黙示録19章11節から21節を見ていきましょう。

黙示録は1章から22章まであります。

6章から、患難時代が始まり、19章まで続きます。19章で患難時代が終わります。



11節からお読みします。

「また、私は開かれた天を見た。

見よ。白い馬がいる。

それに乗った方は、『忠実また真実』と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。」

これがイエス様の再臨の時の描写です。



「その目は燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自身のほかだれも知らない名が書かれていた。」


「その方は血に染まった衣を着ていて、その名は『神のことば』と呼ばれた。」


イエス・キリストのことです。


「天にある軍勢は真っ白な、きよい麻布を着て、白い馬に乗って彼につき従った。」


「この方の口からは諸国の民を打つために、鋭い剣が出ていた。」



イエス様の口から鋭い剣が出ているのは、多くの国々がイエス様の再臨に敵対してやって来るからです。

もしかしたら、彼らは、イエス様と(イエス様と共にこの地上にやって来る)私達のことをエイリアンだと思うのかもしれませんね。



「この方は、鉄の杖をもって彼らを牧される。この方はまた、万物の支配者である神の激しい怒りの酒ぶねを踏まれる。」

「その着物にも、ももにも、『王の王、主の主』という名が書かれていた。」

アーメン。



最初に来られた時には、イエス様は平和のために、この世界を罪から救ういけにえとなるために、へりくだった小羊として来られました。



しかし、再び来られる時には、平和のためではなく、戦いをされるためであり、小羊としてではなく、王の王、主の主として来られるのです。



燃える目と、口からは鋭い剣が出て、戦いをされ、不義、不正を終わらせます。



私達は、今、この地上で不正が横行しているのを目にしていますが、この時になるまでは不正が無くなることはありません。

その時になると、私達の救い主、王が不正を終わらせ、千年王国では素晴らしい世界となります。


17節。


「また私は、太陽の中にひとりの御使いが立っているのを見た。

彼は大声で叫び、中天を飛ぶすべての鳥に言った。

『さあ、神の大宴会に集まり、

王の肉、千人隊長の肉、勇者の肉、馬とそれに乗る者の肉、すべての自由人と奴隷、小さい者と大きい者の肉を食べよ。』」


19節。

「また私は、獣と」


獣とは反キリストのことです。

「獣の地上の王たちとその軍勢が集まり、馬に乗った方とその軍勢と戦いを交えるのを見た。」



世界統一政府のリーダーが反キリストとなり、おそらく地上の王達というのは、その反キリストと同盟を結んだ国々の指導者達でしょう。


そして彼らは、キリストの再臨の時に、キリストに戦いを挑むのです。



20節。

「すると、獣は捕らえられた。

また、獣の前でしるしを行い、それによって獣の刻印を受けた人々と獣の像を拝む人々とを惑わしたあのにせ預言者も、彼といっしょに捕らえられた。

そして、このふたりは、硫黄の燃えている火の池に、生きたままで投げ込まれた。」



21節。

「残りの者たちも、馬に乗った方の口から出る剣によって殺され、すべての鳥が、彼らの肉を飽きるほどに食べた。」


これが、ヨハネが見た、キリストの再臨の時に起こることの預言であり、黙示録です。


これは私達がやがて目にすることになる正確な光景です。


続く