①聖霊様から神の知恵をダウンロードする


ジョン・チョー(NCTCダラス牧師)



おはようございます。

ハレルヤ。今日も主が造られた新しい日です。

皆さん今日を楽しむ準備はできていますか?


私達はなんと偉大な神様に仕えていることでしょうか。

私達の内にこの偉大な神様が住まわれ、このお方を礼拝できることは素晴らしい特権です。


「神は、霊とまことによって神を礼拝する者達を探し求めている」と言われています。


8月は、毎週「聖霊様から神の知恵をダウンロードする」というテーマで語っていきます。


お隣の方に「どうやって知恵をダウンロードするか知ってる?」と聞いてみてください。


今月の終わりには、全員その方法が分かるようになっていますよ。


今日は、かみ砕いてみていきたいと思います。


【知恵を得よ!】


箴言4章7節。


「知恵の初めに、知恵を得よ。(英訳では「知恵は肝要なので、知恵を得よ」)

あなたのすべての財産をかけて、悟りを得よ。」


これを書いたのは、ソロモン王です。

ソロモンは、知恵のゆえに富と誉れを享受したことで有名です。

彼が知恵を得て、それを適用していくなかで、彼の王国は栄えました。


ソロモンの父ダビデ王は、数多くの戦いを経てイスラエル王国を確立しました。

ダビデの後、王となったソロモンはどのように統治すればいいのだろうかと途方に暮れていたのでしょう。

Ⅱ歴代誌1章で、彼は1千頭の全焼のいけにえを捧げています。

それほどまでに神様から答えを得たいという渇望があったことが見てとれます。

神様は彼の渇望に答えられ、夢で彼に現れて尋ねます。

「何をしてほしいのか?」


彼は答えます。

「知恵と知識をください。私があなたの民を正しく統治できるように」


神様は、彼にこう仰せられました。

11節と12節です。


「そのようなことがあなたの心にあり、あなたが富をも、財宝をも、誉れをも、あなたを憎む者たちのいのちをも求めず、

さらに長寿をも求めず、むしろ、わたしがあなたを立ててわたしの民の王とした、その民をさばくことができるようにと、自分のために知恵と知識を求めたので、

その知恵と知識とはあなたのものとなった。

そのうえ、わたしはあなたの前の、また後の王たちにもないほどの富と財宝と誉れとをあなたに与えよう。」


その通りになったので、ソロモンは箴言で、知恵は富と財宝と長寿をもたらす、と書き記しました。


私達は時に間違ったものや、一時的なものを神様に求めます。



時に、私達は宗教的な迷信にやられてしまい、よく分からないけれど一生懸命頑張りさえすれば神様が喜んでくれて、運が良ければ祝福してくれるかもしれないと思い込んでしまいます。

しかし、神様は、ご自身の原則、知恵、理解に従って働かれるお方です。

そしてそれらは聖書の中で啓示されています。


箴言24章3-4節。

これは、あなたを人生で常に勝利へと導く骨組みとなります。

「家は知恵によって建てられ、英知(理解)によって堅くされる。

部屋は知識によってすべて尊い、好ましい宝物で満たされる。」


知恵、理解、知識です。

この3大要素を覚えてください。


「知恵によって家は建てられ、英知によって堅くされる。

部屋は知識によってすべて尊い、好ましい宝物で満たされる。」


家は、結婚生活や家庭、子育て、人間関係、仕事や、ミニストリー、教会などありとあらゆることであり、この原則はすべてに応用できます。


家、あなたの人生は知恵によって建てられる。


しかし知恵だけではなく、英知、理解も必要です。


この英知によって、それは堅くされます。

そして知識も必要です。

知識によって、好ましい宝物で満たされるからです。



では知恵、英知、知識とは一体なんであるのか、それぞれ見ていきましょう。


簡単に言うと、知識は情報のことであり、事実や原則、データーの蓄積です。


では知識と理解の違いは何でしょうか?

理解は、知識の解釈、あるいは、知識や情報を正しく判断する識別力とも言えます。


では知恵とは何でしょうか?

知識や理解を、適切な方法で適切な時に、適切な目的のために適用することです。



例えば、聖書を見ると、「互いに赦し合いなさい」と書かれています。

それは情報であり知識です。


しかし「なぜ赦すべきなのか」「どうしたら赦すことができるのか」という理解が無ければ、その知識があなたに影響を与えることはありません。


しかし聖霊様の助けによって、赦しとは私達の性質であり、赦し合わないでいるなら、私達の霊が閉ざされてしまい、神の祝福、神の赦し、神の愛、すべて神様から与えられるものがこの赦さない心によってブロックされてしまい、悪魔はこの赦さない心を使って、私達を滅ぼすことができてしまう、ということが啓示されます。


その霊的理解が与えられると、自分が神の赦しを受けるためには、自分が人を赦す必要があるんだと悟ることができます。

そして知恵があると、たとえ状況は困難であったとしても、赦しを選択するようになるのです。


どれだけ知識と理解があっても、適切な時に適切な方法でそれを適用しないなら、あなたの人生で実を結ぶことはできません。

ですから知恵とは、適切な時に、適切な方法で、適切な目的のために、あなたが知っていることを適用する能力です。


この事を言いたいのですが、聖霊様から神の知恵が与えられると、それは理解を超越したものであり、あなたはその情報、知ったことを、神様からの力と共にあなたの人生で実行できるようになります。


このソロモンが書き記した、「知恵、英知、知識」は、人生のあらゆる場面に適用できます。


私の前職である会計の仕事でも、あるいはビジネス業界における製品開発などあらゆる場面にこれは適用できます。



しかし最も大事なのは、私達の人生、霊的生活にこれらを適用することです。



神様は私達が祈って、元気を回復するだけではなく、祈りの中で与えらえた聖霊様からの知恵を生活の中で実行することを願っています。


金曜日の祈り会の中で個人的に示されたことなのですが、私達が何者であるかを知っていくなら、おのずと私達の行動も変えられていき、自分自身が変えられて聖霊様の導きによって賢い選択をしていくなら、自分の状況環境も必然的に変えられていきます。


そのためにこそ神の知恵が必要です。



【知恵の源】


箴言2章6節はこう言っています。

「主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ。」


主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられる。


今日は、この3つの言葉を覚えてください。

知恵、知識、英知。

主が知恵を与え、その御口を通して知識と英知を与えられる。


この箇所は私達がよく知っているところですが、箴言9章10節はこう言っています。

「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。」


ここでも少し言葉は違いますが、3つの言葉が並んでいます。

知恵。知る。悟り。


主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。

聖なる方を知ることは悟り、理解をもたらすのです。

そして主を恐れることは、知恵の初め、基礎、土台です。



知識といえば、この世界はどのようにして造られ、動いているでしょうか。

神様は私達が住んでいるこの宇宙、地球を適当に造られたわけではなく、原則を置かれました。

箴言3章19-20節。

「主は知恵をもって地の基を定め、英知をもって天を堅く立てられた。

深淵はその知識によって張り裂け、雲は露を注ぐ。」


主は知恵をもって地の基を定められました。

知恵は主から来ます。

なぜなら主は創造主だからです。


私達が仕えている、力強い神様について考えてみましょう。

神様は、この世界の基を知恵によって定め、英知をもって確固たるものとしました。

そしてこの世界を知識、原則によって満たされた。


皆さん、この万物の造られた神様があなたの内に生きています。


聖霊様こそ、知恵と知識と英知をもってこの世界を造られたお方です。


そして聖霊様はあなたの内に住んでおられる。

聖霊様と共に歩むことができます。


しかしそれは、何か困難に直面した時に、聖霊様に力づけられ、慰められること以上の体験です。


聖霊様と共に歩むことによって、あなたは思慮深い選択をすることができ、前進していくことができます。


宗教は、霊の事柄と実生活を分けようとします。


しかし聖霊様はこの世界を造られたお方であり、知恵そのものであり、私達の内に生きておられる神です。

イザヤ11章2節はこう言っています。

「その上に、主の霊がとどまる。それは知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。」

ハレルヤ。


聖霊様は知識の霊です。

ですから、あなたが何か知識が必要なら、あなたは聖霊様に尋ね、知識をダウンロードすることができます。


そして聖霊様は悟りの霊なので、あなたが聖霊様に悟りを求めると、聖霊様は悟りを、先見の明を、洞察力を与えてくださいます。

洞察力とは、隠された原則を、本質を発見する、あるいは見いだす、理解することです。

洞察力が与えられ、隠された原則を理解できると、それを実生活において用いることができます。

人生のすべての領域においてです。


その原則を理解して、適用していくなら、正しい結果を得ることができます。


目に見える木や葉っぱの部分、つまり結果をがむしゃらに追い求めるのではなく、結果をもたらす根っこの部分、知識と理解を追い求めるのです。

そしてその知識や理解を、知恵を用いて適用していく。



【2種類の知恵】


では、私達の内にある知恵の霊、知識の霊、悟りの霊について見ていきます。

私達は、聖霊様から、神の知恵をダウンロードすることができます。


聖書を読むと、2種類の知恵があることを発見します。

ヤコブ3章13-17節には、この2種類の知恵が現れています。

「あなたがたのうちで、知恵のある、賢い人はだれでしょうか。

その人は、その知恵にふさわしい柔和な行いを、良い生き方によって示しなさい。


しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。

真理に逆らって偽ることになります。


そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。


ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行いがあるからです。


しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。」


1つの知恵は、上から来たものではないもの、つまりこの地のもの、悪霊からのものです。

そしてもう一つの知恵は、上から来たもの、つまり神様から来る知恵です。



地に属し、肉に属し、悪霊に属する知恵。

この世を見るなら、時に私達の人生にも、地に属し、肉に属し、悪霊に属する知恵が働いています。

この地に属する知恵は悪霊に関わりがあるため、巧妙に操ります。


巧妙に操って、望み通りの結果を得ることもできます。


しかしそれは神からの知恵ではありません。


ビジネスの世界を例に挙げるなら、大企業の代表取締役は、一定期間その役職に就きます。そして業績が良ければ、多くの役員報酬を得ることができます。

そのため中には、データーを操作したり、重要なデーターを隠すなどして、会社の業績を水増しし、できるだけ多くの報酬を得ようとする人達もいます。


自分の利益だけに目がいっているので、会社の評判に傷がついたり、従業員にしわ寄せが行くことなど頭から抜け落ちてしまう。


肉に属するというに関してですが、韓国料理屋に行くと、K-Popが流される場合があります。そういう時、自分の子ども達には見て欲しくないと思います。


K-POPが好きな人達は多いですが、あれは非常に官能的かつ悪魔的だからです。


政治の世界においては、人を操ったり、プロパガンダを用いて欺くなどして、影響力を持つ指導者達もいます。

その人達は確かに知恵を用いているかもしれませんが、権力を得るために他者を殺している。それは悪魔の知恵です。



しかし一方で、この世にあっても聖書的知恵が適用されているのを見ることができます。

ノンクリスチャンであっても、ある部分においては聖書的原則を用いることができます。

なぜなら神様は正しい知恵の源だからです。



私達はテキサスにいますので、チックフィレを例に出します。

この企業は上場企業ではありませんので、株式を購入することはできません。


というのも、自分達の企業理念と聖書の原則を追求することを願っているからです。

日曜日は休業しています。


にも関らず、地域においては、365日24時間フル稼働しているマクドナルドやバーガーキングよりも収益・利益が上回っています。


美味しいからだけではなく、従業員のことを大切にしていて、給与が高く、奨学金を支給し、フルタイム社員だけではなく、パートタイムの社員も手厚い福利厚生が受けられ、従業員をしっかり訓練しているからです。


従業員の接客態度がすごく良いのです。


人間的な知恵によって、短期的に急成長していく企業もあります。

上場企業の場合、誰でも株を買うことができます。

多くの投資家を獲得することができますが、大口投資家の影響を受けやすくもあります。


非上場企業でありつづける限り、事業拡大は遅いかもしれませんが、その会社のオーナーは自身の理念を追求しつづけることができます。

利益を優先するがあまり、自分達の価値観を妥協させたくないからです。



17節は「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。」とあります。



【あなたが神からの召命を果たしていくために必要な霊的知恵】


ここからは、実生活の中で働く神の知恵ではなく、あなたが神様からの個人的召命を果たしていくために必要な霊的知恵を見ていきたいと思います。


Ⅰコリント2章6-14節を読んでいきましょう。


「しかし私たちは、成人の間で、知恵を語ります。

この知恵は、この世の知恵でもなく、この世の過ぎ去って行く支配者たちの知恵でもありません。」


7節。

「私たちの語るのは、隠された奥義としての神の知恵であって、それは、神が、私たちの栄光のために、世界の始まる前から、あらかじめ定められたものです。」


この隠された奥義としての神の知恵について語りたいと思います。

隠された奥義としての神の知恵、それは私達の栄光のために、世界の始まる前から、神様があらかじめ定めてくださったものです。


この隠された知恵を私達は求めるべきです。

あなたの栄光のための、隠された知恵というものがあるのです。


そしてその知恵は、あなたの人生のために神様が用意された召命を果たしていくことと関連しています。


霊的悟りと啓示がないと、この隠された知恵を発見することはできません。

聖霊様を持ってない人達は、この神の知恵、隠された奥義としての知恵を知ることはありません。


ビジネスの世界、政府、社会、普段の暮らしにおいて、人間的に素晴らしい知恵はあります。

しかし私が語りたい、この神の知恵は、聖霊様無しでは決して見いだすことはできません。



この神の知恵は、あなたに与えられた神の具体的な召命と、キリストにあるあなたのアイデンティティーと、私達が受けた霊的相続財産に関わるものです。


この世で成功し、繁栄したとしても、神を信じず、また神に仕えないなら、永遠の観点からでは、その人は失敗者となってしまいます。

それは神の知恵ではありません。

その人は、この世では「賢い人」と言われるかもしれませんが、霊的観点、永遠の視点では、そうではありません。



まず第一に私達が知るべきことは、隠された知恵は、私達の栄光のために、神様が定められたということです。


隠された知恵ですから、それは隠れていて、簡単に見ることができるものではありません。

隠されているので、発見される必要があります。


息子のイアンは、石の中に隠れている宝石を探したがっていますが、私達が住んでる地域には残念ながら本物の宝石が出て来る場所はありません。


なのでアーカンソー州に行って、砂金探しをしたいそうです。

家にある地図を見ては、「お父さん、ここに行って砂金探しできないかな」と聞いてきます。また、宝石や金の発掘についての動画などを見るのが好きなんですね。


金や宝石も隠れています。

それと同様に、霊的金、霊的宝石も隠されています。

私達がこの隠された知恵を見いだし、それを体験するなら、私達は人生で栄光を体験することができ、神様の栄光となります。


続く