きれいなセラピストよりも、明るいセラピストの方が施術が楽しいと感じるのは自分だけだろうか。
さて、今回は銀座近辺のお店を訪問。ホームページが幻想的すぎて怪しさを感じる「princess」だ。日本人スタッフも多そうなので、幻想は気にせず、現実を見てみることにした。親しみのある銀座近辺のお店は大切にしたいものだ。
東銀座駅から予約の電話をすると、中国人スタッフのような日本語のイントネーション。
このイントネーションにもだいぶ慣れてきた。だらだらと話をしていると、中国人スタッフには意味が伝わらないのではないか、という緊張感はあるけどね。フリーだけど、担当スタッフは日本人かどうかを確認したところ、日本人とのこと。訪問する決断をした。
電話で案内された場所に行くと、ゴージャスなマンションの前。あれ?ここは来たことがあるぞ。ちょっとした幻想を感じながら、指定されたフロアまでエレベータで上がる。エレベータを降りると、あれ?でも前と雰囲気は違う。気のせいだろうか。
最近夢でお気に入りセラピストが登場してきたり、と少しおかしいのかもしれない。疲れているのかなぁ(^-^;。
そんなお疲れな自分に浸っていると、ドアが少し開く。チャイムを押すまでに時間がかかりすぎて心配してくれたのか、声をかけてきた。珍しい演出だ。
声をかけてくれたのは、美人中国人。この胸の谷間も美しい(^-^)。でも、幻覚を見ているのか、同じような谷間を見た記憶がある。
思い出せないが、とにかく部屋に入り、廊下を通り、リビングに移動する。暗い中、テレビがついている雰囲気は、子どもの頃、親に隠れてこっそりと深夜番組を観ていたことを思い出す。言うまでもなく、セクシーな番組だけどね(^-^)。
出されたお茶を飲みながら、ただ胸の谷間を凝視する。見ていれば記憶を思い出すかも、と自分に言い訳をつけながら。
このまま今日の担当として、施術してくれてもいいことを伝えるが、もっとかわいい子がいるからといって、部屋に押し込まれた。
ボーッとしながら服を脱いでいると、足下が明るいことに気付いた。足下ををたどると、うぉー、なんと水槽があるではないか。熱帯魚まで泳いでいる。
ふと「寂しい熱帯魚」が脳をよぎり、ウインクのどっちがタイプかを友達と議論していたことを思い出した。
そんな遠い記憶は思い出せるのに、なかなか思い出せない谷間(しつこいか(^-^))。
そんなくだらないことを考えていたら、再び谷間が登場し、服を脱ぎ終わったかどうか確認だ。全裸になり、腰にタオルを巻き、シャワー室へ。
きれいなシャワー室は快適だ。思い出せない悩みもシャワーに流してしまい、気分リフレッシュで部屋に戻ることに。
部屋に戻り少し待ったらセラピストとのご対面、と思っていたが、部屋に戻ると本日のセラピストが待機していた。
不意をつかれ、ビックリして腰からタオルが落ちてしまった。そんなフェイント的な、ドリフのようなドラマのようなノリが良かったのか、セラピストには面白い人という第一印象がついたようだ。
いつもはクールガイを装っているが、今日はドラスティックにキャラを替えて、ユニークキャラ路線でいこうとキャラ変をする。
うつ伏せになって下さいと言われたので、仰向けになってみた。そんなくだらないことにも、笑いながら対応してくれるセラピスト。何て心が広いだろうか。
外見はそんなにかわいいタイプではないが、ほど良いスタイルで、明るくて楽しい。明るいセラピストはやっぱりいいね。
うつ伏せ施術中も、ずっと話をしていた。いつもの噛み合わない自分のトークも今日のセラピストとは見事に調和する。指圧中心の苦手な施術であるが、会話には苦手意識はない。なかなか良いバランスで進む施術。バランスは良いが、指圧の時間が長すぎる。オイル派には退屈な施術であるが、自己満足トークに浸っていた(^-^;。
セラピストが頭の上部に移動してきた時には、事故満足のために、両腕を伸ばすふりをしてセラピストのももをつたって、スカートの中に入ろうとするアクシデント。そんなアクシデントも笑いながら軽くかわすセラピスト。その明るさにはこれ以上悪さは出来ず、事故満足に注意した。
蒸しタオルタイムになり、セラピストが退室すると、チェックタイムだ。
まず、水槽が壁に埋め込まれているので、隣の部屋から水槽越しに見えないかどうかをチェック。次に、隣室との天井のつながりをチェック。最後に、耳を澄まして隣接の在室状況をチェック。
チェック結果は、水槽○、天井×、在室×だった。天井が少し開いている上、隣にはお客さんがいた。
この環境では、小心者の自分にはエロトークが出来ない。ここからの仰向け施術はどうしたら良いか悩む。
セラピストが戻ってきた。何の解決策もない。温まる背中。このまま流れに任せてみることにした。圧をかけながらオイルを拭き取るセラピスト。背中から抱きついて欲しいと思うエロリスト。妄想が息子を育て、再び登場のウインク。短いスカート越しに攻めたいと思うエロ心。
タイミングよく仰向けコール。
仰向けになると、セラピストの施術服をペロリとまくりあげるエロ足侍。明るくかわすセラピストに、次はウエストを挟む。御用だ御用だ、という気分でセラピストを捕まえる。
そんな挟み攻撃に、脚を押さえながら開かせることで防戦するセラピスト。柔な返し技はお見事である。脚にグイグイと入り込んでくるセラピスト。明るさから一転して静けさに変わる。熱帯魚の呼吸が聞こえそうなくらいである。
息子はビンビンしているが、セラピストは息子からやや視線を外している。水槽の光に当たったセラピストスタイルは、きれいな曲線美をさらにきれいに演出する。全裸になってほしい気分だ。
そんな曲線ラインを見つめながら、セラピストと目が合う瞬間を待っていたが、なかなか目が合わない。
一言、声を発した。
「最近使っていませんが、まだまだ使いモノになりますかね」と。
軽く笑いながら、まだまだ大丈夫だと返事をするセラピスト。再び笑顔が戻った。その笑顔を見ていたら、純粋そうなこのセラピストに何かを期待してはいけないな、と思った。
セラピストの行動を優しく見守りながら、施術はゆっくりとフェードアウトした。その一生懸命さに感謝の気持ちを込めて、思わず抱きしめたくなってしまったが、抱き締めると息子が刺さりそうな感じだったので、妄想だけにとどめておいた。
だって、まだまだ大丈夫な息子だからね。(^-^)
シャワーを浴びながら、息子の成長ぶりを喜びながらも、活躍できないことは残念である。
部屋に戻り、服を着ていると、再び明るく話しかけてくるセラピスト。人から嫌われないタイプだろうなぁ、と思った。
見送りは、胸の谷間が魅力的なママさんにしてもらった。
帰り際に、カーテン越しでチラッと見かけたセラピストもいい雰囲気だった。
施術内容に特別なことはないが、セラピストの質は良いのかも、と期待してしまった。次回もフリーで確かめてみよう。